ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

平井秀明プロデュース ニューイヤーサロンコンサート2018@代々木の森リブロホール

180121 年明けにNHKニューイヤーオペラに出演した嘉目真木子を生で聴くのは久しぶりだが、金山京介はついせんだってアプリコ小ホール開催の「歌唄い」(吉田貴至企画)で聴いたばかり。 この二人は2年前の魔笛で初共演だったことや、そこで起こったハプニン…

初めての東大和ハミングホールでプッチーニを

180120 歌劇団Kamite主催の第2回公演はプッチーニの二本立て、「ジャンニ・スキッキ」と「ラ・ボエーム」。 再び、青栁X江口組の出演で早めに申し込んであった公演。先週は府中の森芸術劇場で「カヴァッレリーア・ルスティカーナ」を見たばかり。今回はラ・…

初めてのホールで初春のハーモニーを堪能

180118 今、日本で実力、人気ともトップクラスの男女4名のユニットで、結成はもう10年も前らしいが、自分が聞いたのは2011年の銀座YAMAHAホール、そして翌年の二期会週間(サントリー・ブルーローズ)の2回。昨年は行きそびれた。 大変息のあった個性豊か…

「はじめてのおもてなし」

180116 独 WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS(ハルトマン家にようこそ)116分 脚本・監督:ジーモン・ファーフーフェン ドイスが現在抱える難民問題と、今の普通の人たちの日常の家庭環境、ついでに社会問題などを皮肉りながらも、笑いに包まれたヒューマン社会…

府中で「カヴァレリア」を楽しむ

180114 応援している青栁・江口夫妻から誘われて、合唱練習の終盤こっそり抜け出して、蒲田から府中へ向かった。 開場時間の20分前に着いたら、20mぐらいの行列が。それでも2,000を超える客席数のどりーむホールだから、ゆうゆうといい席を確保。今回は演…

「ヴィルトーゾ・フィルハーモニー第45回定期演奏会@アプリコ大ホール

180113 このアマオケ、もう10回ぐらい聞かせていただいている。今日は割に珍しい演目ばかりで、特にドボルジャークの交響詩「野ばと」は初めて聞いた。 フィンランディアはうっとりするほど美しい旋律で、初春の幕開けにぴったりの選曲。今日は、そういう…

2018 Vocal Concert & オペランサンブル・ワークショップ 第3期修了発表会

180113 合唱指導をしてくれている吉田先生が立ち上げているオペラ愛好家向けのワークショップが、近くのホールで行われた。 今回は10名がエントリーしての熱演が繰り広げら、楽しませてもらった。みなさん、もちろんこの世界は素人さんなのだが、半年かけて…

「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ」

180112 仏独合作 RENEGADES(反逆者)105分 製作・脚本:リュック・ベッソン (59 仏)、監督:スティーヴン・クエイル(年齢不詳、米、「イントゥ・ザ・ストーム」) 邦題通り、ナチスが第2次大戦末期にユーゴ(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)の山間の村に大…

「ジャコメッティ 最後の肖像」

180111 英 90分 FINAL PORTRAIT(最後の肖像画)イタリア系米人の喜劇役者スタンリー・トゥッチの監督作品というから、驚く。尤も、過去数本、自分で撮った作品あり。「シェフとギャルソン、リストランテの夜」(1996)など、自分も出演しての監督作品だが、本…

「キングスマン:ゴールデン・サークル」

180109 英 140分 原題:KINGSMAN:THE GOLDEN CIRCLE 製作・脚本・監督:マシュー・ヴォーン(46, 英国) 冒頭のBGM、アレッと思ったら、ジョン・デンヴァーの歌うカントリーロードの旋律が流れ、これが全体の伏線になっていて、純粋な英国映画でこの出だしは…

「歌唄い」@アプリコ小ホール

180108 地元合唱団のピアノ伴奏および歌唱指導もしてくれている吉田貴至先生の企画する音楽会へ。180席はすべて埋め尽くされていて、しかも9割は女性。それほどの人気ぶりは好企画であることに尽きるが、出演者が全員イケメンばかりということに負うところ…

初春を第九で祝う

1801016 団員の声がけだけで立ち上げたという、珍しい形で立ち上げた新進のオーケストラ、その名もオルケストル・デ・ベル(Orchestre des Belles)!そう、あの「美女と野獣」の美女がBelleであるから、美女管とでも呼べば面白いのだが、略称はベルオケらし…

「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、開きます」展@東京ステーションギャラリー

1801014 この企画展の詳細はこちら➡︎「コレクションのドア、開きます」 「驀進」中村岳陵 D51の運転席で汗みどろで働く運転士。奥に見えるメカの細密な描写も素晴らしい。 特殊効果でミニチュア風な効果を上げている写真。本城直季はカメラの「あおり」手法…

「ダンシング・ベートーベン」

180104 DANCING BEETHOVEN スイス/スペイン83分 ベートーベンの第九交響曲をバレエで表現するという、伝説の振付師モーリス・ベジャール(2007没)の斬新な試みが2014年に東京で再現されたが、本番までのバレエ、オケがそれぞれ悪戦苦闘しながら、実現に至る…

謹賀新年!

20180101 年末にはミサイルがなどというブッソーな噂もあったが、今年も無事年が明けた。さて、平成30年(2018)はどんな年になるんだろう。 ウィーンから生中継されているウィーン・フィルの恒例のニューイヤーコンサートを聴きながら、見ながら書いている…

「REALISM 現代の写実 - 映像を超えて」@東京都美術館

171230 姉に勧められて、上野まで見に行ったのがこれ。 詳細はPRESS RELEASEに譲るとして、⬇︎いきなりこれにはびっくり! 小森隼人の作品だが、こうした題材を世に広く知らしめたフランドル派の細密静物画顔負けの作品で、右手厚手カーペット(?)の質感に…

年末に第九を聴くのは久しぶり

171229 昨年末は自分が合唱団の中で歌っていた杉並公会堂で、予定されていたマエストロが登場しないという前代未聞の”事件”があり、忘れ得ぬ演奏会となったが、今年はじっくりと聴く機会があった。 今回はそれこそ一音も逃すまいという意気込みで、一心不乱…

これがないと年末の気分になれないもの

171226 ローマに40年も在住していた親友のSIくんが年末になると決まって用意してくれるのが、これ! イタリア人にはお馴染みのパネットーネだ。パネットーネと言えば、ミラノのモッタ社のものが最も有名だが、これはバウリ社のもの。他にもヴェローナ産のパ…

「ヒトラーに屈しなかった国王」

171226 原題:KONGENS NEI(国王のノー、ノルウェイ語) こういう立派な元首をいただいた国民は幸せだ。本作を見ていて、日本と共通する部分もあるのだが、決定的に違うところが、国王が敢然とナチスにも、また政府に対しても自分の意思を伝えて、その通りに…

「否定と肯定」

171222 原題:DENIAL(否定)英米合作 110分 監督:ミック・ジャクソン(74歳、英国人「ボディガード」1992)原作:デボラ・リップシュタット 久しぶりに観た重厚な法廷ドラマ!ホロコーストが実際に起きたことを証明しないと敗訴?そんなバカな!!と思うが…

「J:ビヨンド・フラメンコ」

171221 スペインが大好きだったHI君の追悼会の前に、渋谷の映画館で見た作品。けったいなタイトルだが、Jはスペイン語ではホタと発音する。つまり、ホタはフラメンコを越えて存在すると言いたいようだ。尤も、原題はJOTA DE SAURA(サウラのホタとごくシンプ…

ADIEU, MON AMI!

171221 ⬆︎スペインびいきの彼のために選んだ会場が新宿の裏通りにある南欧居酒屋、「ぼでごん亭」だ。(bodegónとは、スペインではどこにも見られる街角の居酒屋のことで、タパスなどを並べて、普通立ったままで一杯ひっかけ、また別の店へというのが、スペ…

「ルージュの手紙」

171220 原題:SAGE FEMME(助産婦)117分 仏 脚本・監督:マルタン・プロヴォ 30年も前に姿を消した、父親の再婚相手が突如自分のもとに。さりげなく「あたし、癌になっちゃって」とか言って少しは同情心にでもすがろうとしたのか。到底素直に受け入れること…

「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」

171218 謎めいた画家、オランダ出身のヒエロニムス・ボスの三連祭壇画(トリプティック)「快楽の園」について、さまざまな人物にインタビューして、その謎に迫った作品。 ➡︎公式サイト 日本でも人気の高いフェルメールですら35、6点は存在が確認されてい…

洗足学園大学生による無料コンサートへ

171218 歌仲間から誘われて、無料コンサートへ。このシリーズ、以前も何回か来た記憶があるが、秋山和慶指揮とは凄い。開場時間の30分前に着いたが、すでに70人ぐらいの列が。 事前にN氏から座確するよう頼まれたいたのは2階の前列ということで、係員に2階…

「ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜」

171215 原題:THE ZOOKEEPER'S WIFE チェコ/イギリス/アメリカ合作 127分 監督:ニキ・カーロ(NZ出身の女性、「クジラの島の少女」2002、「スタンドアップ」2005) 実話に基づく作品。いわゆる戦争秘話。ポーランドの首都、ワルシャワが舞台。時は1939年…

「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」

171214 原題:NERUDA チリ/アルゼンチン/フランス/スペイン 108分 監督:パブロ・ラライン(41歳、チリ人、「ジャッキー/ファーストレディー最後の使命」2016を撮っている。) ネルーダという名前は、チリの国民的詩人ということぐらいしか知らない。そし…

「新世紀、パリ・オペラ座」

171212 パリ・オペラ座と聞けば即座にパリ九区にあるオペラ座通りの突き当たりにある例の壮麗な建物、ガルニエ宮を思い浮かべる。ただ、現在は主としてバレエはここ、オペラ上演は主としてバスティーユに出来たオペラ座(オペラ・バスティーユ)と棲み分けて…

「婚約者の友人」

171211 原題:FRANTZ(フランツ、ドイツ人の典型的な名前。普通はFRANZと綴るが、フランス人はしばしばこのようにミススペルするらしい。フランスに発音が近いこともあり、敢えてこのように綴るとする説も)アメリカ映画「私の殺した男」(1932 )のリメイク。…

「オリエント急行殺人事件」

171208 アガサ・クリスティ代表作の映画化。1974年にも映画化されているが、見ていない。スタッフ陣もキャストたちも豪華絢爛。 ケネス・ブラナーの才人ぶりばかりをこれでもかと散々見せつけられる作品。出演者はかつて彼と共演したことがある、ないしはよ…