ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「パラサイト 半地下の家族」

200128 PARASITE 韓 132分 脚本・監督:ポン・ジュノ これは、もうかなりの面白さ!カンヌ映画祭でパルム・ドール賞を取ったというのもむべなるかな。いかにもフランス人が好みそうな作品。 ソウルの超高級住宅に住む、絵に描いたような富豪一家と、対照的に…

VENTI 鈴木江美ソプラノリサイタル

200125 VENTIはイタリア語の20。つまり歌手生活20周年のこと。 鈴木江美を初めて聞いたのは・・・思い出せない。しかし、十数年前から、あちこちで。そう、彼女はオペラ本公演よりソロコンサート、ドゥオコンサートで聞く機会が圧倒的に多い。つまり小規模…

稽古も大詰め 「はじめのいっぽ」(喜歌劇「こうもり」第2幕からの抜粋上演)

200124 昨夏からの稽古もいよいよ大詰め。今日は、舞台となる大田区民プラザの大ホールで初めての通し稽古が行われた。 女性陣は当日の衣装着用、男性陣も靴だけは当日使用のエナメルシューズを履いてスタンバイ。冒頭、山台上での演技となるが、相手役女性…

初めての気管支鏡検査

200120 昨夏、区が実施している無料検診でひっかかった右肺下部にある小さな影、秋以降、レントゲン、CT, MRI, PET検診、さらに喀痰検査までやったが、正体不明のまま。やはり放置するのはまずいということで、気管支鏡で直接患部から一部掻き取ってチェック…

「再会の夏」

200114 LE COLLIER ROUGE(赤い首輪)87分、仏・ベルギー合作 脚本・監督:ジャン・ベッケル 舞台は1919年夏、フランスの片田舎。軍判事でもあるランティエ少佐はリタイア直前の最後の仕事として、汗を拭きふき、村にやってくる。留置されている元兵士モラッ…

ウィーン・サロン・オーケストラ@アプリコ大ホール

200112 よくウィーンとかナポリとか適当に名前を冠して、実は現地ではまったく無名の団体の来日公演があるのだが、この楽団は、その点では素性のしっかりした楽団のようだ。 今日は前から4列目で、久しぶりにカミさんと優雅なウィーンの調べを心ゆくまで堪…

「ジャンニ・スキッキ」 オーケストラ「☆の王子様」第49回定期演奏会

200111 このマンガチックな表紙デザインも愉快! facebookでこの公演のことを知って、急遽荻窪へ。キャスティングがまた豪華なこと! 演奏会形式だが、衣装も振りもたっぷり。演出家の記載がないが、自らも重要な役で出演している、ミャゴラトーリの大澤恒夫…

佐藤優子を聞くのは何年振りか

200110 この人、白が好きなようだが、確かによく似合う。 彼女が五島記念記念文化賞オペラ新人賞をとってヴェローナに留学したのは、5年も前のことなのだ、とひとり感慨に浸った。 彼女の衝撃的な歌唱に初めて接した演目が忘れもしない、今日、最後に歌った…

「ウィンド・リバー」

200107 WIND RIVER 2017 米 107分 脚本・監督:テイラー・シェリダン(「ボーダーライン」'15、続編「ボーダーライン ソールジャーズ・デイ」'18) 実話に基づくフィクション。舞台は雪深いワイオミング州先住民保留区。先住民の娘が殺される事件が多発。保…

初第九は都民響@東京文化会館

200105 コーラスフレンドの一人が乗る舞台へ。今日は3階の、上手寄りの席から鑑賞。ホルンが例の難しい箇所で、果たせるか・・・はちょっと残念。ま、よくあることだが。それ以外は、素晴らしい演奏! 独唱者たちがまた豪華そのもの! 菅有実子は、1999年、…

MUZAジルベスターコンサート2019

191231 昨年に続いて今回もジルベスターはミューザで。 早めにチケットを買ってあったので、割にいい席で聞けることに。 前半、何と言ってもチャイコフスキーのV協が聴きどころ。若手の成田達輝に期待した。まだまだ荒削りだし、ちょっと音が弱いと感じると…

MAXフィル第九@メルパルクホール

191229 昨年に続いて今年も29日の方に合唱出演させてもらった。今年は夏にサンパール荒川でおなじMAXフィルでマーラーの「復活」にも乗せてもらっていて、古澤先生にはお世話になった。気さくでえらぶることのまったくないお人柄で、その点でも内外で大変な…

「歌の会」@ムジカーザ(代々木上原)

191226 「歌の会」という、割に地味な名前は、器楽演奏に対して、という単にそれだけのことらしい。音楽監督の飛鷹佑依(ひだか・ゆい)が進行役も務めるが、冒頭、この組織の概要に触れた。それによると、若い音楽家たちへの演奏の場の提供と、一般聴衆向け…

「2人のローマ教皇」

191226 THE TWO POPES 英米伊・アルゼンチン合作、125分 監督:フェルナンド・メイレレス(「ナイロビの蜂」'05) 撮影場所は多くは実際の場所を使ったようだ。 前教皇ベネディクト16世がどのような経緯から退位することになったのか、またなぜフランチェス…

6 アンダーグラウンド

191222 6 UNDERGROUND 128分 米 監督:マイケル・ベイ 様々な分野のプロ集団となれば、「特攻大作戦」を思わせる。いわば”定番” 様々な分野でプロ集団、1から6までの番号を振られて作戦開始。だが、緒戦で、早々と一人が壮絶な事故死。新たなメンバーが加わ…

中学校での音楽会に出演

191221 今月29日にメルパルクホールで本番を迎えるMAXフィルの第九、今日はオケも含め、そのメンバーが、普段練習会場として使わせてもらっている荒川区立第2中学校の体育館開催の音楽会に、有志だけが自主参加。初の体験で、なかなか楽しかった。 天井が高…

「偽りの忠誠 ナチスが愛した女」

181217 THE EXCEPTION 英米合作 108分、2016年、監督:デビッド・ルヴォー(フランス風の名前だが、イギリス人、62歳) 退位したドイツ皇帝、カイザー・ヴィルヘルム2世の身辺警護を不本意ながら任されたナチスのある大尉と、実はイギリスのスパイで邸内…

所属する地元合唱団、第11回定期演奏会@大田区民プラザ大ホール(下丸子)

191214 とかく誤解を招きやすい団名、大田区民第九合唱団(第九を歌った時に結成されたことに因む)の定期演奏会が開催された。1年おきのペースで、偶数回は多少大掛かりにということで、前回は大田区民アプリコ大ホール(収容1,400人)での開催だったが、奇…

3人展@代官山ヒルサイドテラス・エクシビションルーム

1912111 三人の作家たちの作品は素材、技法は異なるのですが、同じ場所で展示する事で共鳴し合い、同じ気配と空気を感じて頂けると思います。そこには「気」、「光」、「風」の詞が見えてきます。 親しい友人がスポンサーになって、彼が懇意にしている3人の…

LE QUATTRO VOCI@伝承ホール

191211 昔の職場仲間のお嬢さんが出演とあって、前々から予約してあった。その前に知り合いの展覧会初日オープニングが代官山のギャラリーであったが、歩く方が速いと判断して、歩き始めたら、予報になかった本降り!散々予報士を罵倒しながら、20分で到着。…

「マリッジ・ストーリー」

191206 MARRIAGE STORY 米 136分 製作(共)・脚本・ 監督:ノア・バームバック これは離婚をテーマに据えたラブ・ストーリーである。それぞれが相手の”いいところ”を文章にして、独白形式でストーリーが始まる。互いに絶賛である。どこか相手の嫌なところが…

「アジアのイメージ 日本美術の『東洋憧憬』展」@東京庭園美術館

191203 快晴で、まさに小春日和の中、東京都庭園美術館。山手線の内側にありながら、比較的訪問客が少なく、毎度ゆったりと楽しめるところがいい。しゃれたフレンチ・レストランも付設されてるが、まだ一度もトライしたことがない。 正門から美術館までのア…

「盲目のメロディー〜インド式殺人狂騒曲〜」

191202 原題:Andhadhun (ヒンディー語)監督:シュリラーム・ラガヴァン 自らの芸術性を高める狙いで、盲目をよそおい演奏活動をするピアニストが、セレブに呼ばれ、豪邸で演奏することになるが、殺人事件直後の現場で、殺されたのは彼を読んだ亭主、犯人…

カバレリア・ルスティカーナ@アプリコ大ホール

191201 この由緒ある合唱団は、アプリコホールのこけら落としの時、すなわち1999年秋から毎年聴きに行っている。その後、団の性格が一部変更になったようで、現在の組織になってからは3回目の定期演奏会になるのだそうだ。 毎度のことだが、今回もまことに…

小荘厳ミサ(ロッシーニ)を聴きに文京シビックホールへ

191130 杉並公会堂から文京シビックへ音楽会のはしご。 地元合唱団で指導いただいているピアニストが出演する音楽会へ。 ロッシーニの小荘厳ミサは、3年前に日声協主催「海の日のチャリティーコンサート」で歌ったことがあるが、それがほんの抜粋に過ぎない…

親友出演の演奏会へ

191130 企業内合唱団で歌っていて、リタイア後も合唱活動を続けているAS君は、愚亭とは、中高時代のクラスメートで、卒業後結成したカルテットで長く一緒に歌っていた仲。ちなみに彼はリードテナー、愚亭はトップテナーだったが今では二人ともバリトン! 今…

「アイリッシュマン」

191128 THE IRISHMAN 米 209分 監督:マーティン・スコセッシ、脚本:スティーヴン・ザイリアン、原作:チャールス・ブラント すごい顔ぶれだもの、面白くないはずがない。ちなみに監督と主要キャスト3人はいずれもイタリア系で、しかもほぼ同じ年代というこ…

「テルアビブ・オン・ファイア」

191127 TEL AVIV ON FIRE ルクセンブルク・イスラエル・フランス・ベルギー合作。脚本(共)・監督」サメフ・ゾアビ(イスラエル人 44歳) この作品、パレスティナとイスラエルの関係をある程度押さえていないと理解しにくい、日本人がやや苦手とする舞台設…

国立能楽堂へ

191126 これまでとんと縁のなかった能を鑑賞することになった。親しい合唱フレンドの一人から偶然チケットが回ってきたのだ。 能・狂言を観るのは何十年ぶりか。記憶を辿ると中学生の折、学校の授業の一環で、水道橋にある能楽堂(宝生能楽堂 1913年)へ行っ…

モーツァルト・マチネでジョナサン・ノット X 荒絵理子

191124 二日続けてのミューザ通い。 日曜日の11時開演なんて、なんでこんなコンサートを予約していたのか、明け方は少し後悔。 しかし、素晴らしい熱演に、やはり来てよかったと思い直した次第。こんな時間でも満員に近い盛況なのは、この二人の共演がファン…