ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「女王陛下のお気に入り」

190215 THE FAVOURITE 120分 アイルランド・アメリカ・イギリス合作 監督:ヨルゴス・ランティモス(ギリシャ人、45歳) キャプションの文字が面白い。ちょっと見にくいが。 まったく飽きることなくぴったり2時間、画面を見続けていた。実に多数の部門で主…

「ファースト・マン」

190208 FIRST MAN 米 138分 監督:デイミアン・チャゼル 製作の一人でもあるが、脚本を担当せず、監督だけというのは、本作が初めて。 家族との絆を確認する部分が少々長すぎて、前半、正直眠くなる。肝心の打ち上げから月着陸までの部分はさすがにうまく撮…

「いつだってやめられる 闘う名誉教授たち」

190207 原題:SMETTO QUANDO VOGLIO(いつでもやめてやる)イタリア 原案・脚本・監督:シドニー・シビリア 三部作の最終章。したがってこれだけ単独で見でも、本作の面白さは、残念ながら伝わってこない。まばらな観客から、ほとんど笑い声は聞こえてこなか…

自分が罹るとは!

190131 インフレンザが猛威を振るっていることはもちろん知っていたが、まさか自分が罹るとは! 朝、起きたらなにか喉がいがらっぽいので、近所の総合病院の耳鼻咽喉科へ。もともと眼科の定期検診があるので、立ち寄ったのだが、眼科と耳鼻咽喉科は同じ受付…

初めて札響を聞く@サントリーホール

190130 昔のカルテット仲間から誘われて、初めて札響を聴きに。 こじんまりとして、なにか雰囲気がとてもよいオケという印象。コンマスが笑顔を忘れず、多分極めて厚い信頼を団員から得ている様子。 マティアス・バーメルトというマエストロ、初めて聞いた。…

「ルチア」@サニーホール コンサートサロン

190128 ピアノ伴奏者が所属合唱団のピアニストというご縁で、このシリーズ、前回の「イル・トロヴァトーレ」に続いて2度目の観劇となった。 普段は縦長に使い、80席ぐらいはあると思うのだが、オペラゆえ横長に舞台セッティングをする関係で、座席数はおよ…

「バハールの涙」

190128 原題:LES FILLES DU SOLEIL (太陽の娘たち)仏・ベルギー・ジョージア・スイス合作 111分 脚本・監督:エヴァ・ユッソン(ルアーブル生まれ、41歳) とりわけ濃い顔だが、それだけに目力による表現がすばらしいファラハニ。 無慈悲かつ過酷極まるIS…

LA TRAVIATA@東京文化会館

190126 「椿姫」を副題の扱いにして、「ラ・トラヴィアータ」としたところが嬉しいね。こうであるべき。(原作は「椿姫」、オペラはLA TRAVIATA)さすが藤原歌劇団! 3日公演の初日を見た。何より、舞台の豪華さには圧倒された。アレッサンドロ・チャンマル…

「喜望峰の風に乗せて」

190126 原題:THE MERCY (慈悲、救い)英 101分 監督:ジェームス・マーシュ(「博士と彼女のセオリー」2014) 邦題とこの絵柄に惹かれて観に行った人、結構いたはず。 実話に基づいた作品というが、この話はまったく知らなかった。当時(1968)、それなり…

東京コールフリーデの演奏会へ

190120 ソリストとして出演するメゾの佐藤 祥からFB上で案内があった演奏会。オペラ合唱曲の中に、自分の所属する合唱団が次の演奏会で歌うことが決まってる演目が並んでいるので、どんな舞台か大いに関心を抱き、チケット手配しようとしたら、既にその時点…

久しぶりのN響@サントリーホール

190116 友人に誘われてN響を聴きに行った。 そう言えばサントリーホールも久しぶりだが、なんかやはりここの雰囲気は落ち着くなぁ。今日は中央列のほぼど真ん中に。 ペレアスは、いかにもフォーレらしい作品。どこか宗教的な印象を与える箇所が出て来る。 ブ…

心震えたヴェルレク@ミューザ川崎

190113 滅多に聞けない名演奏!ヴェルレクを生で聴けて、大満足! こんな名演奏会が近くのホールで開催されたのに、気づくのが遅れて、やっと買えたチケットはなんと4階席。初めてこんな高い席に陣取った。でも最前列の中央寄りで、聴覚的には問題なし。視…

アプリコ・アフタヌーン・サロン2019

190110 これだけゴージャスな出演者が並んでいるのに、やはり正月明け、しかも平日の昼間という悪条件ゆえに、客の入りは6割程度。ま、これも主催者は覚悟の上のことだろうが、ちょっと出演者には気の毒だった。 出演者は馴染みの方々だが、メゾの小野美咲…

「恐怖の報酬」

190109 SORCERER (魔術師)1977 米 121分(ディレクターズ・カット)、92分短縮版(米国以外で上映時)今回は待望のノーカット版がやっと日本公開。4Kらしいが、たまたま自分が見た地元上映館では2K上映。 貴重な日本語ポスター 仏語版ポスター 言わずと知…

「オルケストル・デ・ベル第2回定期演奏会」

190105 今年の初コンサートは、杉並公会堂大ホールで聞くことに。 ちょうど1年前、ミューザ川崎で第1回定期演奏会を開催、その時は「第九」で、自分も合唱団員の一人で舞台に乗っている。その時の主宰者から、お呼びがかかり、荻窪まで出かけた。今日はポカ…

「家へ帰ろう」

190103 原題:EL ULTIMO TRAJE (最後のスーツ)アルゼンチン、スペイン合作 93分、脚本・監督:パブロ・ソラルス 第二次大戦末期、ナチスの絶滅収容所から奇跡の生還を果たし、今はアルゼンチンで暮らしているアブラハム、一緒に暮らす娘や孫たちから老人ホ…

今年も歌い納めは第九@メルパルクホール

181229 1週間前に労音第九で東京文化会館で歌った第九の締めくくりはこれ!今年だけで4回目の第九(通算10回目)となる。これで、自分の中では第九の歌い納めにしようと決めた。 歌える人は、極端な話、当日ゲネからの参加でもOKとは聴いていたが、2度ほど…

「私は、マリア・カラス」

181228 MARIA BY CALLAS 仏 113分 製作・監督:トム・ヴォルフ 初めてマリア・カラスの全貌を明かした作品。これまで何本かこの稀代のディーヴァを扱った作品があったと思うが、本作でほぼ語り尽くされた観あり。 このトム・ヴォルフという監督、さほどマリ…

「斬、」

181226 時代劇の新境地を開いた塚本晋也作品。製作・脚本・編集・撮影・監督・主演というから、マイナー部分を残して全部自分でやっちゃったという作品。「野火」も見ているが、かなり似通った画面が出てくるし、また黒澤の「7人の侍」なども意識していなか…

青島広志ワールド@アプリコ大ホール

181224 自分でもまさかと思えるような公演の切符を買っていた。 以前はバレエには目もくれなかったから、随分な宗旨替えだ。アプリコでやるクラシックものはなんでも買うようにはしているが、こういうジャンルは珍しい。そもそもは青島広志の講座が好きで、…

アリー/スター誕生

181223 ご存知、「スター誕生」4回目のリメイク! 1937, 1954, 1976は、ジャネット・ゲイナー、ジュディー・ガーランド、バーブラ・ストレイザンドがそれぞれ主役を務めた。どれも素晴らしい作品だったようだ。1937年作品はさすがに見たことないが、あとの…

多忙な一日

181223 第九の本番が終わった翌日、朝から練習会場へ。次はMAXフィル第九(29日)の練習。 東響の練習会場、大久保クラシックスペース 今日の合唱指導は高森義之先生。ザルツブルク在住で、マエストロの意を受けて、初登場。特にドイツ語の発音について、詳…

400人の歓喜の歌@東京文化会館 by 労音

181222 実に130回目となる労音第九 初めて労音の第九の合唱に参加したが、今回は130回目という節目の第九演奏会であった。1954年から第九の演奏会は途切れることなく続き、1997年から年に一度の公演になったが、それまでは複数回の公演だったことで、この回…

フェルメール展@上野の森美術館

181218 やっと予約した日になって、いそいそと会場の上野へ。 フェルメールの作品、言われているように現存するのが35点ということだが、そのうち9点が現在日本にあるというのは、信じられないほどの僥倖である。自分は、多分26点は見ていると思うが、今回…

「吉村芳生 超絶技巧を超えて」@東京ステーション・ギャラリー

181218 まったく知らない画家だった。まさにこのタイトル通りの人だ!超細密画を描く画家は多数存在するが、この人の作品は桁違いに細かい。上の画像でも分かるように、方眼紙のマス目に数字を書き込み、それを元に作業するという制作方法を編み出している。…

「オーケストラ ギフト」第3回定期演奏会@ミューザ川崎

181215 12/22本番を迎える労音第九の練習が森下文化(江東区)であり、それが終わってから、川崎へ移動、なんとかこのコンサートに間に合った。 このオケを聞くのは初めて。上の解説には学生から社会人までとあるが、全員、とびきり若いのに圧倒される。ほと…

「ルーベンス展」@国立西洋美術館

181212 正直、それほど好きな画家ではないが、午前中から4時間もイイノホールで、気鋭のオペラ歌手18人の選考会を聴いたあと、日暮里サニーホールでの第九合唱、初のマエストロ練習まで時間がありすぎるため、ちょうど中間にある西洋美術館に向かった。 時…

バリチューとは、なんぞや?!

181211 コーラスフレンズといっぱいやることになり、その前に千円コンサートに行くことになった。ミューザが以前からやってる昼はワンコイン、夜は千円というカジュアルなコンサートシリーズで、かつては結構行ったものだ。 今回はタイトルからして、「おや…

新進ピアニストたちの響宴@アプリコ大ホール

181209 何が10周年かと言うと、「アプリコお昼のピアノコンサート」というシリーズを始めて今年で10年目ということ。お得なお値段ゆえ、過去なんども聴きに来ている。 今日の演奏家の中で、まだ一度も聞いたことがなかったのは中村芙悠子と尾崎未空の二人で…

「マダムのおかしな晩餐会」

181206 MADAME 仏 原案・脚本・監督:アマンダ・ステール パリに移住したセレブ夫婦、晩餐会を開くが、土壇場で亭主の連れ子のバカ息子が加わることになったため、13人に。忌み数を避けるため、仕方なくメイドをゲストに仕立て上げて、急場を凌ごうとするが…