ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

オルガン演奏会@東大駒場キャンパス

180620 こういう素敵なコンサートが無料で開催されていたことは、まったく知らなかった。すでに138回というから驚く。 ついでに、900番教室とは一般的には講堂という風情なのだが、そこにこのようなパイプオルガンが設置されていることにも驚くし、羨ましい…

「サバービコン 仮面を被った街」

180620 SUBURBICON 米 105分 製作(共)・脚本(イーサン兄弟と共)・監督:ジョージ・クルーニー それほどの評判ではなかった作品だが、期待以上に楽しめた。コーエン兄弟の脚本は悪くないし、展開に意外性もあり、自分にはクルーニーの力作と思えたが・・…

R.シュトラウスを聴く@サントリーホール

180619 時間調整を兼ねて、まずはカラヤン広場に面するAUX BACCANALESで食前酒とオムレツで少しだけ腹ごしらえ。今日は睡魔を恐れ、ギネス一杯だけにとどめる。 R.シュトラウスだけで構成されたプログラム。歌劇「カプリッチョ」や「薔薇の騎士」は何度か見…

「万華響」という和太鼓集団のエンタメ@オールタナティブシアター(有楽町)

180619 以前所属していた会社の子会社が主催するイベントに行ってきた。出演のDRAM TAOについては、まったく知識ゼロのまま出かけた。ちまたではかなり知られた存在らしい。 女3人、男11人の若者たちが繰り広げる舞台はかなりの迫力があり、日本人はもと…

「響友第九」のオケ合わせ

180616 今月30日に本番を迎える響友第九(大田区ハイドン室内管弦楽団との共演)、今回、2度目のオケ合わせが池上会館で行われた。オケはやはり1週間前に比べると格段に上手になっていた。 オケの楽団員も前回より増えているし、技術的にも進化しているか…

「魔笛」@日生劇場

180616 久しぶりにオペラを観に行った。今回も両組を観たいと思ってたが、現実にはこれがなかなか出来ない。決め手は、森谷真理、高橋絵理、そして梅津 碧。 演出も無理がなくすっきりしていて、違和感、まったくなく、それでいて、従来のものとは異なる新味…

「Vision」

180613 監督・脚本・編集・プロデューサー:河瀬直美 題字も自分で書いている。多芸・多彩な人物! 奈良の吉野が舞台である。うっそうとした森の中で、鹿狩りをする老人(田中泯)。銃を構え直した瞬間、目を大きく見開き、絶句。これがのちの伏線となる。 …

「人間・高山辰雄展」@世田谷美術館

180612 この美術館、建物自体も素晴らしいし、緑に囲まれた環境も絶佳なれど、アクセスが悪くて、なかなか足が向かない。ところが、最近同展を鑑賞した、船橋在住の姉から「隣の区に住んでいながら、なんなの、その言い草は!」とばかりに、強力に勧められ、…

コバケン@ミューザ川崎

180611 舞台後ろのP席も満員で、演奏者、オケ、演目、いずれも人気が高いだけにこれも当然。前半、後半ともにたっぷり堪能し、大喝采と拍手、鳴り止まず。田部京子もなんどもステージに呼び戻されていた。 コバケンは、いつものように終演後の”セレモニー”に…

「ビューティフル・デイ」

180605 YOU WERE NEVER REALLY HERE 90分 英国 製作・脚本・監督:リン・ラムゼー(スコットランド出身 49歳) 過酷な戦争経験と、父親から厳しい体罰を受けた幼少時の体験で、二重のPTSDを負う主人公が、ある少女誘拐事件でクライアントから依頼され少女を…

変貌中の渋谷

180604 ちょっと見ない間に、どんどん新しいビルが上へ上へと伸びている。渋谷駅南口の東側、つまり青山側の歩道橋ルートが来るたびに目まぐるしく変わっていて、金王坂方向へ向かうためには、かなり遠回りを強いられるから、これからは南口でなく宮益坂口を…

「私はあなたのニグロではない」

180604 I AM NOT YOUR NEGRO 原作:ジェームズ・ボールドゥイン、 製作・監督:ラウル・ペック 黒人の小説家、詩人、劇作家、随筆家、そして公民権運動に深く関わった知の巨人とも言えるジェームズ・ボールドゥインの話を、俳優のサミュエル・ジャクソンの語…

「サムライと愚か者 - オリンパス事件の全貌 - 」

180604 SAMURAI AND THE IDIOTS: THE OLYMPUS AFFAIR ドイツ/フランス/イギリス/日本/デンマーク/スウェーデン合作。(それにしても多い!)製作・監督・編集:山本兵衛 2011年に実際に起きた事件。7年前だから、おおまかに覚えているが、タイトルにもな…

至高のKING'S SINGERSを聴きにミューザへ。

180601 噂には聞いていたが、これほどとは! 暗闇の舞台に、ロウソクの明かりほどの光量を顔に受けて、6人がしずしず登場。すでに割れんばかりの拍手。手にしているのはマックのタブレット。そのまま歌が始まる。歌い終わるとやっと舞台が明るくなり、一番日…

「君の名前で僕を呼んで」

180601 CALL ME BY YOUR NAME 132分 伊仏米ブラジル合作 原作:アンドレ・アシマン、脚本:ジェームズ・アイヴォリー、監督:ルーカ・グァダニーノ ⬆︎にデザインされているのは桃。これが物語の流れで意外な意味を持つのだが、それは見ないとわからない。 文…

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」

180531 KUBO AND THE TWO STRINGS 米 103分 アニメ 2017秋日本公開 製作・監督:トラビス・ナイト 立て続けに日本を舞台にした、それもストップ・モーションのアニメを見るとは思わなかった。解説によれば、これもまたトラビス・ナイトが黒澤 明の作品から想…

「ゴッホ 最期の手紙」

180531 LOVING VINCENT 英・ポーランド合作 脚本・監督・編集:ドロタ・コビエラ(ポーランド、女流監督) アルルの郵便配達人の息子、アルマンが父からの依頼で、ゴッホが弟テオに宛てた最期の手紙を届けるべく、パリに向かい、ゴッホが最晩年を過ごしたオ…

「ゲティ家の身代金」

180530 ALL THE MONEY IN THE WORLD 米 133分 監督:リドリー・スコット 1973年に起きた誘拐事件をベースにした実録もの。リドリー・スコットらしい作り込み方に十分共感する。 冒頭シーンはフェデリコ・フェッリーニの「甘い生活」へのオマージュであること…

「犬ヶ島」

180529 原題:ISLE OF DOGS 米 101分 原案・製作・脚本・監督:ウェス・アンダーソン(49歳、「ムーンライズ・キングダム」2012、「グランド・ブダペスト・ホテル」2014)まさしく鬼才と呼ぶにふさわしい映画人の一人だろう。これまでの作品でも、本作同様、…

「モリのいる場所」

180528 99分 脚本・監督:沖田修一 まあ、なんともほんわかした、癒される作品だ。 熊谷守一(1880-1977)が晩年過ごした練馬区の自宅での暮らしぶりを、淡々と描いた作品。1973-75頃の設定と思われるが、この頃だともう90歳を超えたいたことになる。両方の手…

「オー・ルーシー!」

180524 OH LUCY! 日米合作 95分 製作(共同)・脚本・監督:平柳敦子 2014年、同じ監督が作った同名の短編(僅か21分、桃井かおり主演)のリメイクだとは知らなかった。しかも、昨秋、NHK総合で73分枠でドラマとして同じキャスト陣で放映している。まったく…

第28回 ozart ORCHESTRA展〜小澤一雄・小澤文代 音楽ひとコマ漫画と陶芸2人展〜

180523 今年も楽しい時期がやってきた。元勤務先の先輩に誘われて初めて行って以来、10年ほど毎回駆けつける展覧会の季節。現在の会場は千駄木の団子坂の路地を入ったところにある、いかにも下町風の長屋である。 名の知れた西洋音楽の作曲家はほぼ網羅して…

「ダリダ〜あまい囁き〜」

180522 DALIDA 仏 127分 製作・脚本・監督:リサ・アスエロス(53歳、マリー・ラフォレの娘) 原作兼共同脚本のオルランドは、ダリダの弟。 ダリダ(1933-1987)は、ピアフなどと異なり、日本では残念ながらほとんど知られていないため、平日の夕刻とは言え、…

「ピーターラビット」

180521 PETER RABBIT 米 95分 原案・製作・脚本・監督:ウィル・グラック 世界中に知られている絵本作家ビアトリック・ポターが創り出したキャラクターの中心にいるうさぎのピーターを主人公にして、北イングランド湖水地帯の中心地、ウィンダーミアを舞台に…

特別展「名作誕生-つながる日本美術」@トーハク

180517 会期が終わりに近づいたこの日、ラオス会(50数年前、横浜から乗り合わせた仏国郵船”ラオス号”にちなみ命名)の会食後、T画伯と連れ立って上野の杜へ。ちょうど4時入館で、ゆったりと見られたのは幸いだった。展覧会詳細→東京国立博物館ホームペー…

「三軌展鑑賞とラオス会の会食」

180517 毎年恒例のイベントだが、年々集まる会員数が減り始めているのは、年齢的には防ぎようがないのだが、寂しい限りである。 今回も、まずはT画伯所属の三軌展を鑑賞してから、新宿へ移動し、ラオス会指定の銀座アスター新宿賓館で2時間ほど会食するパタ…

「ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~」

180514 STRONGER 監督:デビット•ゴードン・グリーン 原作:ジェフ・ボーマン 実話である。例のボストンマラソン爆破事件で、爆発の至近距離にいて、両脚を失った男の話。 恋人や家族、友人の支えで、なんとか立ち直るまでの過程を丹念に描いている、まあ、一…

二子玉の蕎麦屋

180510 元職場の先輩方に誘われて、ランチを二子玉の蕎麦屋でいただくことに。予報が大外れで、途中から雷鳴がとどろき、土砂降りの中、ぬれそぼりながら到着。 これが、なんともはや、見たこともない作りで、入口を間違えたかと思ったほど。事前情報を特に…

「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

180509 I, TONYA 米 120分 監督:クレイグ・ギレスピー、製作・脚本:スティーブン・ロジャース 主役を演じたマーゴット・ロビーが自ら製作陣に名を連ねている。本物のトーニャとは似ても似つかないし、背もかなり本人より高いのだが、この役には相当入れ込…

「アヴェンジャーズ/インフィニティー・ウォー」

180507 AVENGERS :INFINITY WAR 監督:アンソニー・ルッソ マーヴェルの第19作目にして、最大、最高の作品。バカバカしいけど、バカバカしいほど面白い!場内には、さすがに高齢者の姿、なし。まあ、そりゃそうだろう。 終わり方が中途半端と思ったら、案…