ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「プーシキン美術館展」@東京都美術館

180418 この美術館、何年か前、ロシア旅行の際に訪問している。だが、実はあまり覚えていないことが判明。ま、よほどの傑作でない限り、そんなもんだろう。さすがに⬆︎クロード・モネのこの絵はよく覚えている。副題が「旅するフランス風景画」となっているよ…

アプリコ・アフタヌーン・サロン2018

180417 藤原歌劇団と二期会という、日本のオペラ界二大組織の実力・人気ともにトップクラスのお二人の共演で、超有名な曲を並べ、しかもこのお値段というのに、平日の午後という開演時間ゆえか、入りがもう一つだったのは、ちょっと残念だった。 前半は「椿…

「女は二度決断する」

180416 AUS DEM NICHTS 独 106分 脚本・監督:ファティ・アキン(44歳、ハンブルク生まれだが、トルコ系移民、「消えた声が、その名を呼ぶ」2014) この作品、ドイツが現在抱えている移民問題を正面から取り上げている。監督自身がトルコ系移民の2世ゆえ、…

ロッシーニ「スターバト・マーテル」@東京文化会館

180416 このコンサートのことを気づくのが大幅に遅れたため、初めて5階で聞くことに。 初めての体験で、すこしワクワク感も。最前列で、しかも特製の腰高の椅子に座ると、角度が急で、怖いほど。上手1/4ほどが隠れるが、独唱者、合唱団全員も見られたし、オ…

戴冠ミサ+「ルチア」by 大田区民オペラ合唱団

180414 昨年もほぼ同時期に開催された定期演奏会、歴史ある合唱団なのに第2回とあるのは、多分、大田区民オペラとして過去オペラの本公演に出演していて、定期演奏会を開催する余裕がなかったのではと勝手に想像している。その大田区民オペラは主宰者の都合…

「ラブレス」

180412 NELYUBOV (ロシア語、英語タイトルはLOVELESS)127分 露・仏・独・ベルギー合作。監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 愛のない中年夫婦が離婚することになるが、子供(12歳)の親権を押し付け合ううちに子供が失踪、必死の捜索の結果・・・。むき出…

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

180409 DARKEST HOUR イギリス 125分 監督:ジョー・ライト チャーチルほど毀誉褒貶がはっきりしていた人物も珍しい。この作品では、彼の最も輝かしい一瞬に光を当てた感じがする。実際、5月のほぼ1ヶ月間の出来事だけを紹介している。そこがこの作品が大成…

麻布十番のイタリアン

180404 久しぶりのグルメ記事。テーブルに並ぶ食べ物、飲み物の写真撮るのはいつ以来だろう。 最近、介護付き高齢者マンションに引っ越した学友と、まえまえから話題にしていたイタリアンへ。同じ麻布十番でピッツェリーアを経営しているW氏が本格イタリアン…

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

180402 THE POST(ワシントン・ポスト紙のこと)米 116分 製作・監督:スティーブン・スピルバーグ こういう作品を観ると、日本社会のアナクロニズムが大いに身につまされる。 堅忍不抜の精神で権力に立ち向かう勇気ある人々がいるアメリカは、やはり健全な…

二つのミサ曲を杉並公会堂で鑑賞

180401 地元合唱団の団員が出演することもあって、行くことになった。聴く機会も割りに少ないし、合唱で歌ったこともないので、興味、大ありの舞台。マエストロ砂川の米寿記念コンサートでもある。豪華なソリスト陣も知っている方々ばかりで、それも楽しみだ…

「レッド・スパロー」

180330 THE RED SPARROW 米 140分 監督:フランシス・ローレンス 怪我で夢破れたボリショイバレーのプリンシパル、ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)が、病気の母親との暮らしを続けるために選んだ道は、ワーニャ叔父(マティアス・スーナルツ…

本門寺も満開

180329 夜桜見物客用の屋台もスタンバイ

「去年の冬、きみと別れ」

180326 監督:瀧本智行 原作 久しぶりの邦画鑑賞。原作未読だが、映画としてなかなかよくできていて、展開もテンポよく、見せ場もうまく配分されていて、飽きる場面はなかった。 こういう作品なら、邦画もこれからもっと鑑賞したいと思う。出演者では、北村…

「ロッシーニとその時代」@東京文化会館小ホール

180325 ロッシーニのマラソンコンサート。午前11時から夜の8時半までだから、5部全部出演する合唱の歌手たちには、実にハードな一日だったはず! 愚亭が聞いたのは午後7時からの最後の5部のみ。ちなみに、5部にも出演予定だった天羽明恵は、2部まで…

リメイク版「椿姫」@きゅりあん小ホール

180324 スターファームの第2回公演。応援している青栁・江口夫妻がオペラ界での将来、逸材になる可能性を秘めた若手を育成しているプログラムなので、前回(「カルメン」)に続いて、観て来た。 リメイク版というのが正しい表現かどうか分からないが、要は…

結構楽しめた林 美智子の『フィガロ』!@第一生命ホール

180321 このチラシを見てすぐ予約したが、それほど魅力満載企画だ。だいたい、これだけのキャスティングはそもそも望めないし、いかにも楽しそうなチラシではないか。林 美智子が日本語台詞・台本・演出・出演とひとりで四役をこなすほどの才人とは、まさか…

この時期に「復活」を歌える喜び!

180320 開花はしたものの、一気に気温の下がったこの日、文京区関口町にあるカトリック関口教会(通称、東京カテドラル聖マリア大聖堂)で、マーラー交響曲2番「復活」、そしてアンコールとしてヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」を合唱団の一員として歌った…

「ロッシーニ<音楽の夜会>」@日本橋三井タワーアトリウム

180319 無料のミニコンサートへ。 たまたま出演者のツイッターで知った演奏会。伴奏者まで入れて、ほぼ全員知っている方々ばかり、しかもありがたいことに無料なので、夕方から雨の予報の中、日本橋まで出かけた。 この三井タワーのアトリウムでの演奏会は初…

「ハッピーエンド」

180319 HAPPY END 108分 仏・独・墺合作 脚本・監督:ミヒャエル・ハネケ 上はラストシーン付近の映像だが、画面がスマホ仕様になっている点に注意。つまり、誰かが、ここを撮影しているということだ。冒頭も、やはり縦長のスマホ動画でバスルームで寝支度の…

大成功!歌劇「ノルマ」(演奏会形式)@オーチャードホール

180317 今回も選択が悩ましい両組のキャスティングだが、日程の都合で大村組にした。大村博美のうまさは定評があり、今更のコメント不要。大柄だし見栄えもするから、このような役にはまさにぴったり。大村の歌唱の素晴らしさは、第1幕第1場での「清らかな…

「プラド美術館展」@国立西洋美術館

180315 韻松亭で開かれた大学のクラス会は3時頃にお開き。その後、数人と開花寸前の桜並木をぶらぶら。私は行こうか迷っていた国立西洋美術館のプラド美術館展へ。 プラド美術館は過去10数回は行っている。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコ、ムリリョなど、…

滑液包炎の処置

180313 昨秋、中の液体を注射針で抜いてもらったのだが、その際、担当医に予告された通り、しばらくしたら、元の木阿弥。痛くもかゆくもないし、日常生活にまったく支障はないのだが、気持ちが悪いので、今日は別の整形外科に行き、処置してもらった。 ここ…

「人類遺産」

180312 HOMO SAPIENS 独・澳・瑞合作。94分 製作・撮影・監督:ニコラス・ゲイハルター 冒頭、地中海沿岸のどこかの遺跡なのか、水に覆われたビザンチン風のモザイクの床絵が出てくるから、世界中あちこちの廃墟が登場するかと思ったのだが、日本がメインだ…

「息の跡」

180312 93分 撮影・編集・監督:小森はるか 小森はるか(29)は、同級生である、画家で作家の瀬尾夏美に誘われるまま、大震災の3週間後に被災地へ。何かの役に立てればいいぐらいの軽い気持ちで撮影を始め、次第に映画にしたいという創意を得たらしい。 主人…

被災地復興支援チャリティ・コンサートへ

180311 応募していたところ抽選の結果、運良く当選。もちろん、上にも書いてあるように、それなりの寄付を求められている。そうでないとチャリティにならない。 東日本大震災のみならず、その後の熊本地震被害者への支援も含まれているが、大地震発生時刻の1…

「シェイプ・オブ・ウォーター」

180308 THE SHAPE OF WATER 米 124分 原案・製作・脚本・監督:ギレルモ・デル・トロ そう、何から何までデル・トロが一人で作ったと言っていい作品。 あえて1962年という米ソ冷戦下で、なんかもやっとした空気感の漂う時代設定、こういう時代だからこそデル…

ヴェルディのレクイエムをコバケン指揮で聞く@サントリーホール

180307 なにやらおどろおどろしい色彩とデザインのチラシだが、当日配布プログラムの解説によれば、主催した武蔵野合唱団が、自分たちの目指すレクイエムを表そうとしたらしい。真っ赤に燃え盛る紅蓮の炎と、静謐さの中により高い熱を秘めた青い炎なんだそう…

「欲望の翼」

180306 香港 1990 DAYS OF BEING WILD 97分 脚本・監督:ウォン・カーウァイ 28年前の作品をデジタル・リマスター版で見た。香港映画ファンでもないので、知らなかったが、当時大評判になった作品らしい。出演者が、みなその後、大物になり(主役のレスリー…

ひさしぶりのアルテリーベ

180305 昨年、フォーレクをめぐろパーシモンで一緒に歌った仲間の一人が、ヴォイストレーニングを受けている先生が出演するからと以前から誘われていたコンサート。土砂降りの中、アルテリーベへ。 海野美栄(うみの みえ)先生は、偶然自分が地元合唱団で指…

「15時17分、パリ行き」

180305 THE 15:17 TO PARIS (時間の前にTHEが入っているが、これは15時17分発列車ということだからだろう)94分 米 製作・監督:クリント・イーストウッド 予告編であまりに面白そうで、封切ったらすぐ見に行こうと決めていた作品だったが・・・今回はちょ…