ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

オペラ

リメイク版「椿姫」@きゅりあん小ホール

180324 スターファームの第2回公演。応援している青栁・江口夫妻がオペラ界での将来、逸材になる可能性を秘めた若手を育成しているプログラムなので、前回(「カルメン」)に続いて、観て来た。 リメイク版というのが正しい表現かどうか分からないが、要は…

大成功!歌劇「ノルマ」(演奏会形式)@オーチャードホール

180317 今回も選択が悩ましい両組のキャスティングだが、日程の都合で大村組にした。大村博美のうまさは定評があり、今更のコメント不要。大柄だし見栄えもするから、このような役にはまさにぴったり。大村の歌唱の素晴らしさは、第1幕第1場での「清らかな…

オペラ「サド侯爵夫人」ふたたび@カワイ表参道コンサートサロン・パウゼ

180222 昨秋も見ているが、ホールを替えて、ほぼ同じキャスティングの上演を見て来た。前回よりはるかに小規模な会場で、こんどは前から4列目左端に陣取ったので、その効果か、あるいは他の要素か、今回の方が圧倒的に自分には手応えがあった。→前回のブログ…

「ジャンニ・スキッキ」+「道化師」@箪笥町ホール

180219 ご贔屓の青栁素晴出演ということで、風邪気味のところ、牛込まで出かけた。なんとも人を食ったようなチラシだが、主催者のOpera Project ANCORAとは、演出の三浦安浩(アンコウ)をもじったことは容易に想像できる。2007年から活動している団体らしい…

「ラ・ボエーム」をセミステージ形式で楽しむ@人見記念講堂(三軒茶屋)

180204 出演者のブログで偶然知った公演。すぐに当該出演者に連絡してチケット手配してもらったら、素晴らしい席で、感謝、感謝! セミステージというのは、演奏会形式とほぼ同義語ということだろう。要するにないのは舞台装置だけで、その他は本公演と同じ…

「ナヴァラの娘」+「道化師」@東京文化会館

180128 体調の悪い中、上野へ。なにせ高額チケットだから、なんとしてでもこの公演には行きたかった。日本初演ということもあるし、応援している西本真子の藤原デビューでもあるからだ。 この「ナヴァラの娘」という作品については、まったく無知で、解説を…

初めての東大和ハミングホールでプッチーニを

180120 歌劇団Kamite主催の第2回公演はプッチーニの二本立て、「ジャンニ・スキッキ」と「ラ・ボエーム」。 再び、青栁X江口組の出演で早めに申し込んであった公演。先週は府中の森芸術劇場で「カヴァッレリーア・ルスティカーナ」を見たばかり。今回はラ・…

「メイキング・カルメン」@きゅりあん小ホール

171102 日頃応援している青栁・江口夫妻がかかわっているスターファーム(新人オペラ歌手発掘・育成システム)の記念すべき第1回公演。傘下の若手歌手たちが十数人(女性が圧倒的に多い)が入れ替わり立ち替わり登場し、日頃の研鑽の成果を披露するという趣…

二期会名作オペラ祭「蝶々夫人」@東京文化会館

171007 二期会創立65周年・財団創立40周年記念公演ということで、こんな豪華な公演で、この料金設定は英断。売り出しと同時にチケット入手していたので、1階7列24番という、センターブロックの上手側の端といういい席で鑑賞でき、大満足!! 幕が開くと、見…

「コウモリ」@川崎市民館

170903 旧知の歌手が何人か出演するので、合唱練習の後、登戸へ駆けつけた。初めて行くホールなので、途中、道を間違えたりしながら、それでも開場時間ジャストに到着。前から4列目に陣取った。オケ・スペース確保で前列4列ほど潰しているから、実際には8…

創作オペラ「セヴィリアの理髪師の結婚」

170827 タイトルから分かるように、二つの名作オペラをくっつけちまった、奇天烈な創作オペラ!上のチラシにもある構成・演出:田尾下 哲/家田 淳の仕業である。 もともと、ストーリーの展開は「セヴィリア・・・」があって、その続きが「フィガロの・・・」…

オペレッタ「ボッカッチョ」@文化シャッターホール

170825 先日ある音楽会の幕間でばったりお会いしたソプラノの三宅理恵からたまたま入手した演奏会情報。ご本人の演奏会にはこの1年、まった行っていないこともあり、行くことを即決。 音楽監督から出演者のほぼ全員を存じ上げており、楽しみに春日まで出かけ…

またも蝶々夫人、今度はサンパール荒川で。

170813 まさか二日続けて蝶々夫人を聞くことになろうとは。 こちらは、演奏会形式ではなく、本格的な上演。まあやはり、衣装もつける、演技も入る、舞台のセッティングもあるということになれば、それはどうしても見栄えは違ってくるのは仕方がない。こちら…

Madama Butterfly @かつしかシンフォニーヒルズ

170812 このところ、毎年この時期にこのホールで真夏のオペラが開催されており、昨年はIL TROVATORE。いずれも演奏会形式で、アマオケ、アマ合唱団主催ということで、チケット代は、なんと3,000円!ありがたや、ありがたや。そりゃ装置や演出が入らないとは…

あえて、小さな「魔笛」2017@シアターX(カイ)

170805 千円でオペラが見られるのだからありがたい!このシリーズ、今年で10年目というのも、すごいことだ。愚亭は昨年に続いて2度目の鑑賞。低予算という制約下で、昨年からまた色々工夫と進化の跡が窺われる。それは演出の違いによるところも大きいのかも…

歌劇「椿姫」@日暮里サニーホール

170728 合唱仲間から招待されて久しぶりにこのホールへ。 キャストに、一人も存じ上げている方がいないので、かなり若手の方々の活躍が見られると楽しみにしていた。そして、主役3人がそれぞれ持ち味を発揮されて、上々の出来栄え。特にヴィオレッタとアル…

「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「道化師」@杉並公会堂大ホール

170722 定番ヴェリズモオペラの2本立て公演。前から12列目だが、4列分、オケが平土間を占有しているから、実際には8列目と言う、至極見やすいポジション。オケピットがない悲しさで、これだとオケの音が結構鳴るから、時折舞台で歌う歌手の声がかき消さ…

日本語版「ラ・ボエーム」@日生劇場

170624 応援している高橋絵理がムゼッタを演じるということで大いに興味を持った公演。チケット予約してから前編日本語上演と知って、多少動揺したが、恐れたほどの違和感はなかった。ただ、余りにも有名なロドルフォのCHE GELIDA MANINAやミミのSI, MI CHIA…

「リゴレット」@牛込箪笥町ホール

170604 NPO法人オペラ普及団体であるミャゴラトーリ(ニャーニャー鳴く猫、転じて調子外れで歌う人の意も)主催の「小劇場演劇的オペラ」シリーズ第4弾。ちなみに、第1弾は2014年、ザ・高円寺での「ラ・ボエーム」。2回目からは会場を牛込箪笥町ホールに移…

「イル・トロヴァトーレ」もいろいろ

170511 地元合唱団で伴奏してくれているピアニストが出演するというので、日暮里まで出かけた。 しかし、まあいろんな公演があるものと、今夜はつくづく思い知らされた。この空間は、普段は独唱やアンサンブルがせいぜいで、まさかここでグランドオペラが上…

立ち見で「こうもり」@丸の内オアゾ

170504 「告解」を見終わって、すぐ東京駅へ。丸の内オアゾのロビーに行くと、椅子席は整理券を持っている人だけで、そうでない人は立ち見となる。あーあ、これからオペレッタ「こうもり」が始まる5時まで、2時間もただ突っ立っているのもさぞ辛かろう。 と…

「カルメン」日本語版@国立オリンピック記念青少年総合センター

170503 昨年末、杉並公会堂での第九に合唱団の一員として舞台に乗ったが、その際、アルトのソリストを勤めた星 由佳子がカルメンで出演というので、滅多に行く機会のない会場へ。 星 由佳子の出来栄えは一言、素晴らしかった!だが、それ以外は、かなりいろ…

日生劇場『ラ・ボエーム』関連企画 ドラマトゥルクレクチャー

170402 そもそもドラマトルゥク(独語、Dramaturg)なる、かなり専門的な言葉は、ドイツの劇場で古くから一般的に普及している専門職を指し、制作とは独立して存在する、文学、美術など、深く広範な専門知識が要求される知的エキスパートのことだそうだ。そ…

創作オペラ「人道の桜」 (杉原千畝物語)

170325 すでにあまりにも知られるようになった杉原千畝の一生をオペラにした、意欲作。彼の、カウナスにおけるユダヤ人へのヴィザ発給の話が軸になっているのは当然だが、後半は、ユダヤ人たちが艱難辛苦の末、日本に身一つで到着し、地元民に思わぬ歓迎を受…

歌劇「オテッロ」@新国立劇場中劇場(初台)

170215 素晴らしい舞台だった!もちろん応援している青栁素晴のオテッロを聴きたくてチケットを購入していた。 さて、タイトルロールの青栁だが、出だしは必ずしも万全ではなかったかも知れない。この役、何しろ登場するやいなや、いきなり”Esultate! ・・・…

黒い薔薇歌劇団による「魔笛」

170128 一昨年の公演がすこぶる好評で、今回再演となったのは、まことに喜ばしい。キャスト陣はほぼ前回と同じなのだが、パミーナが砂川涼子→嘉目真木子、パパゲーノが宮本益光→近藤 圭、ナレーションが長谷川初範→宮本益光、フルーティストが難波 薫→林 理…

「コジ・ファン・トゥッテ」演奏会形式@ミューザ川崎 by ジョナサン・ノット

161209 正直、それほど好きな演目ではないが、久しぶりに本場で活躍するキャストによる舞台を見たくて、早くから予約していた。今日の席は1階平土間前から5列目のやや左寄りというベスト・ポジション。 演奏会形式なりの良さとは、小さくて見えないが、マ…

「ナクソス島のアリアードネ」@日生劇場(ライプツィヒ歌劇場との提携)

161126 やはりこれだけの舞台を見せられると、チケット代が少々高くても、これからも年に何回かはオペラの本公演は見たいものだ。今日の舞台は、標題にもあるが、ライプツィヒ歌劇場との提携でもあり、最近でもとりわけ出色だったと思う。指揮、演出、舞台装…

「白狐」@豊洲文化センター

161115 珍しいオペラを見た。岡倉天心がこういうものを残していたとは、まったく知らなかった。それを美しい旋律をふんだんに盛り込んだオペラにまで仕上げてしまった平井秀明もすばらしい。 今回は、所属する合唱団の女性団員が数名、それと合唱指導をお願…

「椿姫」@The Station Studio Hatagaya

161016 最近、コンサートホール不足で、上演する側は、あちこち会場探しに大わらわだろう。そんな中、幡ヶ谷駅に接続する商業施設内の小さなホールで本格的なオペラの公演が行われた。収容客数は40前後だろうか。狭い上に天井は低く、しかもかなりの変形と…