ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

オペラ

「修道女アンジェリカ」と「ジャンニ・スキッキ」@川崎市多摩市民館

190503 プッチーニの三部作からどちらも一幕もののオペラ同士の抱き合わせ公演。 三部作の中では、この「修道女アンジェリカ」の上演機会が一番少ないだろう。かなり地味な内容であり、筋書きも、カトリック色が強い分、日本人には馴染みにくい。また歌われ…

歌劇「エロディアード」@オーチャードオール

190427 6月には同じ二期会の「サロメ」公演が東京文化会館で。共通のチラシになっている。 二日公演では、必ず聴きたい歌手が両組に登場するから悩ましい! フランスでも滅多にやらないらしいオペラだから、もちろん愚亭も初めて観るオペラだ。シュトラウス…

東京メトロポリタンオペラ財団育成部第4回公演「こうもり」@ザ・高円寺2

190424 センスのいい色調とデザイン! 左側の昼公演を観た。 三浦安浩演出、いつもはかなり奇抜なものが多いが、今日はややおとなしめ。 過去の公演、1、2は観ている。3はクローズドの上演だから、観ていない。 応援している青栁・江口夫妻が大きく関わっ…

「連隊の娘」METライブビューイング

190418 ドニゼッティの「連隊の娘」と言えば、「おお友よ、なんと嬉しい日!」のハイC9連発で知られるオペラ。そのアリアはなんども聴いているが、肝心の公演そのものはまったく見る機会がない。そもそもそれほど日本であまり取り上げられないから無理もな…

「こうもり」@たましんRISURUホール(立川)

190317 青栁素晴出演というので、我が家からは結構な距離にあるこのホール。以前は確かアミュー立川という名前で、その時代に数度行ったことがある。最寄駅は西国立なので、あえてのんびりと南武線を利用した。 両組とも充実したキャスティング 開演15分ほ…

METライビビューイング「カルメン」

190314 このシリーズのことは、前回の「アドリアーナ・ルクブルール」で触れたので、今回は省略。 今回のタイムテーブルとスタッフ・キャスト一覧 35歳のフランス人、クレモンティーヌ・マルゲーヌのことは聞いたことすらなかった。体幹がどっしりとして、…

HOFFMANN 2029@角筈区民ホール

190228 チラシの上の方にANCORA第6回公演とあるが、三浦安浩による、構成・台本・演出の第6弾。奇抜な解釈と演出で、最近ファン層が広がっていると聞く。ただ、彼の公演は、開演前や、休憩後に少し長めの解説が入るものの、原語上演で字幕一切なしだから、…

「椿姫」@秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部(7F)

190223 3/10の本番に向けて練習が続くヴェルレクの指揮者で、オケだけでなく、合唱の指導もしてくれてる安藤 敬が主宰するLe Vociによる公演。 演奏会形式と思っていたら、ちょっとした小道具も用意、演技も入る準本格オペラ。 変わった名前のホールだが、要…

「ルチア」@サニーホール コンサートサロン

190128 ピアノ伴奏者が所属合唱団のピアニストというご縁で、このシリーズ、前回の「イル・トロヴァトーレ」に続いて2度目の観劇となった。 普段は縦長に使い、80席ぐらいはあると思うのだが、オペラゆえ横長に舞台セッティングをする関係で、座席数はおよ…

「アイーダ」@調布グリーンホール

181202 ここの市民オペラシリーズを観るのは「魔笛」、「トゥーランドット」に続いて3度目。 市民の手作りでこれだけ盛り上げるのだから大したもの。 初日の出来栄えも素晴らしかったらしいが、2日目も立派な舞台だった。 鈴木麻里子は9月のプッチーニ三部…

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」@日生劇場

181110 珍しいオペラを見た。斬新なプロダクションは珍しくないが、この演出は主役女性二人をAI化させているところが、いかにも現代風で、そこがとりわけ興味を惹かれる。 まあしかし、この種の新解釈、新演出って、賛否、別れるのは必定。「なんだ、こりゃ…

「魔笛」@芸大奏楽堂

181007 何度観ても、このオペラは長い!途中でかならずダレる。正味2時間40分だからねぇ。 ま、でも見るたびに新たな発見があるし、それだけ奥深いということだろう。さすがモーツァルトだ。 さて、今日の魔笛だが、伝統ある芸大プロデュースということで、…

オペラ「ルイーズ」@新国立劇場 中劇場

180922 シャルパンティエのオペラを見るのは初めて。本作についての情報も自分の中ではほぼゼロだったので、名曲全集の解説やらウィキペディアでお勉強してから初台に向かった。 この作品を見るきっかけは、7月、アプリコホールでの「椿姫」で共演(?)し…

カヴァレリア・ルスティカーナ@三越劇場

180921 この劇場、はるか昔に一度来たことがあるらしい(カミさんの話)だが、まったく記憶にない。そもそもオペラが上演できる劇場なのか半信半疑で会場入り。まあギリギリというところかな。天井が低いのはデパートの中だから仕方ないのだが、やはり音響が…

「アドリアーナ・ルクブルール」@サントリーホール・ブルーローズ

180917 ご覧のような豪華な配役!当初は合唱団員募集のチラシの方が目が行ったのだが、「椿姫」が終わってからすぐに練習が始まるというので舞台に乗るのは断念。 有名なオペラで1976年夏、最後となったNHK招聘イタリア歌劇団第8回公演で初めてこの作品を見…

「ラ・ボエーム」@曳舟文化センター

180909 昨年の「夕鶴」に続いて、同じプロダクションのオペラ・シリーズを観に行った。中央仕切り線前、つまり平土間の最後列、13列やや右寄りの26番だが、とても良い席。 オケピットを設けてある劇場ではないから、5列ぐらいはつぶしてオケ・スペースを作…

プッチーニ三部作、豪華な舞台に圧倒される。

180907 前々から楽しみにしていた公演。確か売り出し直後にチケットを購入した記憶がある。前から6列目、左セクションの右端という、願ってもない席に。それでも、今日はオペラグラス持参で正解だった。表情を読み取るには、オペラグラスは欠かせない。今回…

荒川区民オペラ「イル・トロバトーレ」@サンパール荒川(大ホール)

180811 このところ、毎年のように足を運んでいる質の高い区民オペラ!今回もキャスティングを見て、すぐ予約した。昨年はマダム・バタフライだったが、ソプラノ、メゾの組み合わせは西本・杣友組で今回と同じ!こんな公演が5,000円というのだから、ありがた…

ついに本番を迎えた「椿姫」@アプリコ大ホール

180729 3月から稽古を積んで来た「椿姫」、とうとう本番の日を迎えた。 大田区が誇る本格的な大ホールのオープンから20周年に当たる今年、その周年事業の一環としてオペラ「椿姫」を取り上げることになり、合唱団員募集記事を目にしたのが昨年末。バリト…

「椿姫」、稽古も大詰め

180727 ブログ記事もこのところ間が空いている。29日の「椿姫」の本番に備えてのこと。映画館へも足が向かなかった。暑かったこともあり、また見たい映画がかかっていないなどで、終日在宅が殊の外、増えた。まあ、体力温存にはよかった。 昨日はハウプト…

「ナブッコ」@1010ホール(北千住)

180708 昨年、同じホールでIL TROVATOREを2日公演していたのに、都合で行かなかったので、今年こそという思いで早くから予約していた。ただ、自分の都合で2日目の公演に。何度も書くが両組に聞きたい歌手が散らばっているから、本来的には両方見るべきなの…

大塚でオペレッタ

180706 昔、なんどか落語を聞きに行ったことのある大塚駅近くの、かなり時代がかったホールで、メリーウィドウを観るとは思わなかった。まあいろいろ裏事情があるようだが、もちろん予算の関係もあり、また青島広志は同じ区内在住ということもあって、どうや…

歌劇「劇場支配人」+「魔笛」@かつしかシンフォニーヒルズ

180623 地元合唱団の指導者がパミーナを演じたので、他の団員10名ほどと前から4列目に陣取り、大喝采とブラーヴァを盛大に送った。出演の合唱団員の中に、嘗て第九を一緒に歌った仲間を発見したのも嬉しいことだった。 「劇場支配人」という演目は初めて…

「魔笛」@日生劇場

180616 久しぶりにオペラを観に行った。今回も両組を観たいと思ってたが、現実にはこれがなかなか出来ない。決め手は、森谷真理、高橋絵理、そして梅津 碧。 演出も無理がなくすっきりしていて、違和感、まったくなく、それでいて、従来のものとは異なる新味…

リメイク版「椿姫」@きゅりあん小ホール

180324 スターファームの第2回公演。応援している青栁・江口夫妻がオペラ界での将来、逸材になる可能性を秘めた若手を育成しているプログラムなので、前回(「カルメン」)に続いて、観て来た。 リメイク版というのが正しい表現かどうか分からないが、要は…

大成功!歌劇「ノルマ」(演奏会形式)@オーチャードホール

180317 今回も選択が悩ましい両組のキャスティングだが、日程の都合で大村組にした。大村博美のうまさは定評があり、今更のコメント不要。大柄だし見栄えもするから、このような役にはまさにぴったり。大村の歌唱の素晴らしさは、第1幕第1場での「清らかな…

オペラ「サド侯爵夫人」ふたたび@カワイ表参道コンサートサロン・パウゼ

180222 昨秋も見ているが、ホールを替えて、ほぼ同じキャスティングの上演を見て来た。前回よりはるかに小規模な会場で、こんどは前から4列目左端に陣取ったので、その効果か、あるいは他の要素か、今回の方が圧倒的に自分には手応えがあった。→前回のブログ…

「ジャンニ・スキッキ」+「道化師」@箪笥町ホール

180219 ご贔屓の青栁素晴出演ということで、風邪気味のところ、牛込まで出かけた。なんとも人を食ったようなチラシだが、主催者のOpera Project ANCORAとは、演出の三浦安浩(アンコウ)をもじったことは容易に想像できる。2007年から活動している団体らしい…

「ラ・ボエーム」をセミステージ形式で楽しむ@人見記念講堂(三軒茶屋)

180204 出演者のブログで偶然知った公演。すぐに当該出演者に連絡してチケット手配してもらったら、素晴らしい席で、感謝、感謝! セミステージというのは、演奏会形式とほぼ同義語ということだろう。要するにないのは舞台装置だけで、その他は本公演と同じ…

「ナヴァラの娘」+「道化師」@東京文化会館

180128 体調の悪い中、上野へ。なにせ高額チケットだから、なんとしてでもこの公演には行きたかった。日本初演ということもあるし、応援している西本真子の藤原デビューでもあるからだ。 この「ナヴァラの娘」という作品については、まったく無知で、解説を…