ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

演劇・落語

白井「オセロ」@世田谷パブリックシアター

130619 いやぁ〜、面白かった!こんなに芝居を面白く見たのは久しぶりだ。やはりこの白井晃という人物、ただ者ではなかった。 冒頭から意表を衝く演出が冴え渡っていた。稽古風景かと観客に思わせるような導入部で、いつの間にか、観衆も舞台の一部と化して…

ニュー歌舞伎座へ

130611 新装なった歌舞伎座へ、遅まきながら行ってきた。 午後の第二部を見た。1階後列中央ブロック。ちょっと舞台から遠いが、それでも全体がよく見渡せる位置で、まずまず。こういう席でも15000円だからねぇ。それも売り出しと同時に予約したのに。 やはり…

ギィ・フォワシィの「動機」ほかを観劇@シアターX(両国)

130601 旅仲間(アイルランド)のマダムMのご主人が出演されることもあり、昨年5月の、同じくフォワシィ作「複合過去」に続き、今年も両国へ参集、フォワシィの、面白くも時々バカバカしい作品を皆で楽しんだ。 フォワシィ・シアターとしては、遠く1977年か…

ミュージカル「ノートルダム・ドゥ・パリ」@シアター・オーブ

130313 シアター・オーブでミュージカル「ノートルダム・ドゥ・パリ」を見た。「レミゼ」同様、ヴィクトル・ユーゴーの原作をミュージカル化したもので、98年、フランスでの初演以来、爆発的な人気を得て、世界中で公演されている。作曲はイタリア系フランス…

「阿修羅のごとく」@テアトル銀座

130117 久しぶりにお芝居を見に行った。この劇場、上階にある映画館はよく来るがホールは初めて。なかなかシャレたホールで、舞台も広く、見易い構造で好感が持てる。今日は前から7列目の真ん中だから、嬉しい。 言わずと知れた向田邦子の傑作人間ドラマ。…

「いのちの渚」俳優座公演

121109 俳優座、恥ずかしながら入るのは今日が初めて。アイルランド旅行で知り合ったK夫人のご主人が出演されるというので、他の団員夫妻を誘い合わせて見に行った。 あらすじは、 「私、知りたいんです。あなたがなぜ死んだのか。」 原子力発電所の補修課課…

久しぶりに落語を新宿末広亭で

121017 たまたまスペインから一時帰国中の職場同期生を囲む会が、新宿の「ぼでごん亭」で開催されるので、対面の末広亭で、飲み会までの時間を利用して落語ほか日本芸能をしばし楽しんだ。 ここでもシニア料金2500円也にまけてもらって、丁度⬆の青く囲った出…

「ラ・マンチャの男」帝劇

120823 すばらしいミュージカルだ。実は初めて見た。映画(1972年、ピーター・オトゥール、ソフィア・ローレン)も、何故か見ていないのだ。今日の席は9列目、中央寄りで観やすかった。 舞台は1965年、ブロードウェイが初演、そして早くも1970年には染五郎…

初めてパルコ劇場へ

友人に誘われて、急に渋谷のパルコ劇場の芝居を見ることに。芝居と言っても朗読劇。二人の男女が舞台上の椅子で朗読するというスタイル。多少の振りはあるが、基本的に椅子から移動することはない。↑にあるように、日替わりの出演者陣。今日は野村萬斎と若村…

「プライド」(シアター・クリエ)

101209 日比谷シアター・クリエオペラ歌手を目指すソプラノ二人の確執というテーマに、多少の興味が。2年ほど前に映画化(ステファニー、満島ひかる主演)されたが、見るチャンスなし。今回舞台化されたので覗いてきた。舞台となると、思い切って枝葉を切り…

「カエサル」

ご存じ塩野七生さんのライフワークをベースにしたお芝居。結構芝居にするのはしんどいと思うのだが、齋藤雅文の脚本は大したものと思う。塩野さんも、ダメ出しどころか、随分喜ばれたんじゃないか知らん。後は演出も素晴らしいし、美術、装置、照明、音響、…