読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「草間彌生 - わが永遠の魂」@国立新美術館

170420 当美術館開館10周年の企画展 初めて草間彌生の作品に出会ったのは、2005年に直島へ行き、フェリーの船着き場に設置された例の黄色いかぼちゃのオブジェを見た時である。現在88歳だが、依然意欲的に制作活動を行なっていることは、しばしばテレビ…

ブリューゲル「バベルの塔」展

170419 例によって、高齢者無料日の有効活用で、上野へ。前評判上々の展覧会だから、混雑を予想し、30分待ちを覚悟で、本まで持って行ったが、拍子抜けするほど、待ち時間ゼロで入館!!尤も、今回は超目玉のブリューゲルの「バベル」を除けば、あとはヒエ…

「ホップ・ステップ・ジャンプ!」

170326 兄の趣味の一つ、アマチュア絵画クラブの発表会が今年も銀座のギャラリーで開かれ、姉と一緒に見に行った。生涯のヒコーキ野郎だから、今回の作品も飛行機が主役である。 これまでのいかにもメカニック然としが絵柄から一転、洋上の水上機の翼から海…

「これぞ暁斎!」@Bunkamura ザ・ミュージアム

170323 ブロガー対象の内覧会に参加した。 ⬆️⬇️は配布されたチラシから抜粋 河鍋暁斎がどれほど凄い画人だったか、人並み以上の情報は持っていたつもりだったが、本展で展示されている173点にも及ぶ作品群を見て、しばしボーゼンという体たらく!いやはや、…

並河靖之七宝展@東京都庭園美術館

170315 千葉在住の姉がはるばる観に行って、絶賛していたので、高齢者無料日の今日、真冬の寒さの中、行く気になった。我が家から品川乗り換えで、往復バス利用で、交通費もタダ(というか、シルバーパス使用)というわけで、多少時間はかかるものの、いいル…

佐藤美術館へ

170228 東京では随分いろんな美術館へ行ったと思うが、都心にこうして初めて行く美術館もあるんだ。 分かりにくい場所にあり、探訪大好き人間でも、今日は少々手こずった。 街角の美術館という風情だが、2階に受付とショップ、3〜5階が展示室。監視カメラ…

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」@東京都美術館

170215 午後はヴェネツィア派絵画を観、夜はヴェネツィアに因縁のあるオペラ「オテッロ」を観るという具合で、図らずも自分にとってはヴェネシアン・デーとなった。 例によって、高齢者無料日の特権をフル活用して、午後の遅い時間を狙って都美術館へ。 そう…

銀座2丁目のギャラリーへ

170124 銀座1丁目と2丁目に挟まれた狭い道にある細長いビル、そのてっぺん、9階にあるごく小さな画廊、その名も「うとうと」と何やら可愛らしい。L字型で、なかなかおしゃれな佇まいである。ちょっとしたミニコンサートの会場にも使われるらしい。 窓から…

クラーナハ展@国立西洋美術館

170105 ルーカス・クラーナハ父 (1472-1553) の作品(油彩やエッチング)を中心に、同時代のアルブレヒト・デューラーや、彼の影響を受けたとされる後世の画家の作品など90点以上を集めた展覧会。副題の「500年後の誘惑」とあるのは、彼の親友でもあったマ…

デトロイト美術館展@上野の森美術館

161208 この美術館は久しぶりだ。前回は2014年6月の木梨憲武展だったから、2年ぶり。 展示作品数が52点(すべて油彩!)だから、かなり小ぶりだが、結構いいものが展示されていて、たっぷり1時間かけて見るには程よい規模である。 構成: 第1章 印象派 …

紙絵展を見に

161113 地元の合唱団の仲間で、趣味で紙絵をやっている女性から、一度見に来てほしいと誘われていた。会場が我が家から徒歩10分ぐらい、小春日和の今日、会場を覗いてみた。 初めて見るが、実にこれがまた精妙なる世界で、驚いた。色のついた和紙を好きな…

「拝啓 ルノワール先生〜梅原龍三郎に息づく師の教え〜」展@三菱一号館美術館

161020 ブロガー特別内覧会に参加した。 まさに豪華絢爛と呼ぶにふさわしい作風で知られる梅原龍三郎(1888-1986)といえば、即座にルノワール(1841-1919)が想起されるほど、日本人画家の中では圧倒的に関係が深い。それもそのはず、ルノワールからじかに手ほ…

「ゴッホとゴーギャン展」@東京都美術館(上野)

161019 高齢者無料日を利用して、日が傾き始めた頃、上野の森へ。 詳細は→ゴッホとゴーギャン展 日本人が好きな印象派画家の中でもとりわけ好きなのがこの二人というのが定説。従って、繰り返し彼らの展覧会が開かれている。 今回展示の66展のうち、50展…

全日本山岳写真展@芸術劇場ギャラリー(池袋)

160911 所属する合唱団の団長T氏が、つい最近まで役員を務めていたという全日本山岳写真協会の主催する恒例の写真展へ。 愚亭は初めて行ったのだが、意外に混んでいるなというのが率直な感想。だが、T氏曰く、たまたま今日はそれほどでもないが、前日まで連…

「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」@国立新美術館

160905 ここでついこの間までオルセーとオランジュリーから来ていたルノワールは、今回見損なったが、ヴェネツィア派はしっかり見てきた。そもそもヴェニスに行ったのは2度しかないし、多分初回にアッカデミーア美術館は覗いているはずなのだが、何十年も前…

「エミール・ガレ展」@サントリー美術館

160818 19世紀後半に、エミール・ガレ(ロレーヌ地方 1846-1904)、ルネ・ラリック(シャンパーニュ地方1860-1945)、ドーム兄弟(ロレーヌ地方 August 1853-1909, Antonin1864-1930)など、名だたるガラス工芸家が相次いでフランスに誕生している。いずれもフラン…

水美会(兄の所属美術団体)作品展@東京交通会館エメラルドルーム

160810 兄の絵をダシにして、年数回、姉兄と会場に集まり、その後、飲み会で昔話をするのが、いつの間にか定例化。 今回は3点を出展、例によって何れも飛行機をモチーフにしたもの。 「ソフトランディング」と題する10号の油彩画、手前に大きくコスモスを配…

「ポンピドゥー・センター傑作展 ーピカソ、マチス、デュシャンからクリストまでー」

160615 待っていた高齢者無料日が今月もやってきたので、有楽町で映画を見た後、上野へ急行、4時15分には入館。嬉しいことにガラガラである。確かに出品作品がやや地味だし、閉館1時間前だから、こんなもんだろう。 パリにあるこの近代美術館には、何度行っ…

初めて新宿区民ギャラリーへ

160529 その昔、海外の職場で一緒だったYSさんの所属する絵画クラブが展覧会をやっているというので、新宿中央公園内の区民ギャラリーへ。水彩ばかり5点も展示してあった。 「しぶ柿レディース」と題する作品、いかにも女性らしい柔らかい色調が味わい深い…

「第26回OZART 小沢一雄STAGE展」2016

160524 今年もこの方の季節に。毎年楽しみにしている展覧会。前回から会場を千駄木に移して開催。海の日祝祭合唱団の練習で頻繁にこの界隈に来ているので、最近谷中近辺はすっかり詳しくなった。 相変わらず、どの作品も弾けるような楽しさで溢れている。今…

諦めた「伊藤若冲展」@東京都美術館(上野)

160518 有楽町で映画を見終わってから、山手線で上野へ。公園口の改札を出ると、「ただ今180分待ち」のプラカードを持ったおにいさんの姿が。しかし閉館時間の5時半まで余すところ1時間を切っているのだから、それはおかしいと、一応美術館へ行ってみること…

三軌展鑑賞とラオス会

160512 今年も50数年前の”船友”たちとの会合の時期になった。メンバーの一人、T画伯所属の三軌会の展覧会が、現在国立新美術館2階で開催中。これに合わせて、集まるのだが、残念ながら、年々集まる人数が減って、今年は画伯を入れて5人という寂しさ。皆、…

ねむの木学園の子どもたちとまり子美術展

160503 銀座の画廊で開かれていたので、覗いてきた。先日、いつも聞いているラジオでも紹介され、さらにテレビでも紹介していたので、連休でもあり、相当な混雑を予想したが、それほどでもなかった。 過去、何度も開催されているので、ねむの木学園や、それ…

長い一日

160429 昭和の日の今日は、行事予定がぎっしり。えらく長い一日になった。まずは今日が初日のイタリア映画祭へ。今年もこの季節になったのだ。オープニングはこの作品。#32 開映前に監督のラウラ・ビスプリが挨拶。 えらく若い女流監督で、ちょっとした驚き…

「フランスの風景 樹をめぐる物語 コローからモネ、ピサロ、マティスまで」

160420 好天の中、新宿の損保ジャパン・日本興亜ビルの最上階にある東郷青児美術館まで足を運んだ。先日、本展の予告をしたが、16日から開催となったので、早速出かけた次第。詳細は本展のホームページを参照。 1850-1920の70年間、それもフランスに限定され…

「フランスの風景 樹をめぐる物語 コローからモネ、マティスまで」@損保ジャパン日本興亜美術館

1604 間もなく新宿の損保ジャパンビルで開催される本展が待ち遠しい。春の東京では、糸巻きの聖母(ダ・ヴィンチ)展、ボッティチェッリ展、黒田清輝展、フェルメール・レンブラント展、そして世界初公開作品が含まれていたカラヴァッジョ展、ビンばかり描い…

「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」展@東京ステーション・ギャラリー

160331 いよいよ会期も残り少なくなったので、勤務の後、東京駅途中下車で、見てきた。20世紀で、最も重要な画家の一人とされるジョルジョ・モランディだが、日本ではそれほど知られていない。それは作品が、かなり偏ったものから来るのだろう。 今回展示…

「カラヴァッジョ展」@東京西洋美術館

160329 気温もだいぶ上がった上野へ。 やはり、相当ごった返している。時間は5時半過ぎだから、これから宴会組がどっと繰り出すはず。桜は6分咲きぐらい。 今日は、花見でなく、国立西洋美術館へ、待望のカラヴァッジョを見に来た。閉館、1時間半前に入館だ…

「黒田清輝回顧展」@トーハク

160323 トーハクこと東京国立博物館開催中の特別展へ。 午後1時半頃に、家を出たら、トーハク平成館着が2時15分と、予定よりかなり早めに到着。こりゃ混んでるんだろうと覚悟したら、意外にも結構空いていて、ゆったり見られたのはラッキーだった。 当初の予…

ある絵画倶楽部作品展へ

160317 兄が所属する絵画倶楽部作品展が銀座で開かれ、姉と共に覗いてきた。 今回、兄の作品は1点のみ。 「古典機整備のボランティア」F8号 生涯ヒコーキ野郎の面目躍如の作品。 ⬇︎講師のお一人、田巻先生から神妙に講評を聞く兄。縦横斜めの線が、画面に適…

「 フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」@森アーツセンターギャラリー

160308 フェルメールは何度も日本に来ているが、はて、この作品は来日経験があるのか。メトロポリタン美術館所蔵であるから、1985年頃、そこでは見ているはず。36,7点しか残っていない作品群の中でも、特に優れた作品に入る一点だろう。 今回は、5時頃に入館…

「愉快な若冲・めでたい大観」@山種美術館

160209 久しぶりにおカミさんと山種美術館へ。以前は恵比寿駅から歩いていたのだが、やはりだんだん億劫になって、駅前から1番のバスで二つ目、広尾高校前で下車。ちょっとしたことだが、歳をとるというのは、こういうところに現れる。 若冲と大観という、…

HI君の個展へ

151217 建築家のHI君は、中高時代の仲間の一人。仕事の傍ら描き貯めた作品群を個展で公開してくれたので、新宿まで。これがまた、これ以上分かり難いところがないほどの立地。新宿高島屋から新宿高校へ至る途中の路地裏にひっそりと佇む建物の2階。 内部は…

川端龍子生誕130年特別展」@川端龍子記念館(南馬込)

151208 我が家から歩ける距離にある記念館。だいぶ以前に来ているが、久しぶりの再訪。 左手奥には、アトリエと住居の一部を公開している。 見えにくいので、以下に一部拡大版 もともとは洋画家を目指し、たまたまボストン美術館で日本画を見て、洋画から転…

「安藤赴美子&笛田博昭ジョイント・リサイタル」

151122 今、日本のオペラ界を牽引していると言っていい、最も旬なお二人によるジョイント・リサイタル。フランコ酒井さんの企画だ。 前半はプッチーニ、ビゼーと、やや軽めの演目。一転、後半はヴェルディ、ジョルダーノ中心とした重めの曲を並べてある。 笛…

「プラド美術館展」@三菱一号館美術館(ブロガー内覧会)

151112 抽選の結果、幸運にも内覧会に招待された。これは懇切な解説が聞けて、条件付きながら、写真撮影も許可されるという特典が嬉しい限り。 プラドの至宝が102点もここに結集、しかも選りすぐりの名品ばかり。確かに小品が多数を占めるものの、館長や学芸…

「風景画の誕生」@ザ・ミュージアム(渋谷Bunkamura)

151110 ウィーンにある美術史美術館所蔵の風景画70点を展示しているユニークな展覧会。人類史上、初めて風景画と呼ばれる作品を世に出したのは1515年頃のヨアヒム・パティニールとされている。それまでは人物画だったということか。その人物が画面上で小さ…

「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」@パナソニック汐留美術館へ

151109 先日紹介した本展へ行った。 展示作品は70点ほどだから、ゆっくりと見て回って所要ちょうど1時間。また、平日の午後だったので、カミさんとのんびりと楽しませてもらった。 ゴーギャンとその仲間のエミール・ベルナールらが唱える”総合主義”という…

船友の個展へ

151104 船友と言っても、ラオス号ではなく、欧州からの帰国で利用したベトナム号の方の船友。当時、彼女は女子美の先生をしてらした。50年を超える付き合いになる。 いかにも女性らしい作品が多いが、すでに80を超えて、少しだけ作風が微妙に変化してい…

「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」@パナソニック汐留美術館

151025 さすが芸術の秋にふさわしく、さまざまな展覧会が次々に開催されているが、間もなくゴーギャンとポン=タヴァンの仲間による展覧会が開催されることになり、美術愛好家には嬉しい限りだ。 開催概要は、上のチラシに描かれている通りだが、会期は今月…

「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20′s Paris カリエール、アマン=ジャン、ル・シダネル…」

151013 長ったらしいが、うまく女性客を惹きつけるタイトルをつけたものだ。確かにこの時代の画家たちにはそれほど光が当てられているわけではないし、日本でもそれほど知られていない連中だろう。 彼らは自分たちも印象派に属すると思っていたかどうかは、…

「水美会」(小学館アカデミー)

150930 兄(元ANA勤務、飛行機一筋の人生)が属する絵画クラブの展覧会が有楽町で開かれていたので、姉と覗いてきた。 交通会館ビルの地下にあるエメラルドルームという会場、人の出入りの多いところで、美術愛好家が入ってくることが、これまでの会場より多…

「笹倉鉄平展」@東京大丸

150929 以前から気になっていた笹倉鉄平の作品展。うっかりしていたら最終日になってしまって、慌てて大丸まで出かけた。 上記副題の通り、フィレンツェ及び周辺のトスカーナの風景を捉えた作品が全体の2/3、残りは京都などの情景を写した作品。油彩画の原画…

「オスカー・ニーマイヤー展」@東京都現代美術館(清澄白河)

150819 第3水曜日の特典を利用して、今日は初めての東京都現代美術館まで脚を延ばした。我が家の最寄駅から清澄白河まで、ずーっと都営で行けるので、シニアパスを使えば言わば、無料。入場料も無料なので、まずは快適に過ごせる、筈なのだが、この美術館、…

世界絵画大賞展へ

150813 世界絵画大賞とは、また大きく出たもんだが、画材屋の世界堂が主催する絵画展のこと。応募要項は以下のようなものである。 かつての職場仲間、KK君が見事入選を果たしたので、彼の作品を鑑賞しに出かけた次第。 これは、荒川の旧岩淵水門を描いた作品…

「河鍋暁斎と、その弟子コンドル」展@三菱一号館美術館

150724 この稀代の天才絵師は、暁斎よりやはり元の名前の狂斎の方が似合う異彩ぶりを放った絵師。詳細→画鬼暁斎 本人は狩野派の流れを組む、ごく正当な絵師と任じていたようだが、何を描かせてもとにかく上手すぎ。却ってこれが世の中が彼を正当に見ることが…

「花燃ゆ」展@江戸東京博物館

150715 高齢者無料日を利用して両国まで。以前、同じくNHK大河ドラマ「八重の桜」の時も同じような企画があり、見に行った記憶がある。こういう歴史上の人物にスポットを当てるのは、比較的企画が立てやすいように思える。 主人公、杉文と兄寅次郎を中心にし…

「フランス絵画の贈り物」@泉屋博古館分館

150624 六本木一丁目、スェーデン大使館のトイ面に位置する小粋な美術館は、メトロの駅から素晴らしいアクセスを設けていて、自然に入口まで運ばれてしまう。 ⬆︎オシャレなエントランス付近 この美術館、余り知られていないので、HPの紹介欄から抜粋を拝借し…

鳥獣戯画展で180分待ちを体験

150529 こんな体験は二度とごめんだ。上野のトーハク平成館で開催中の鳥獣戯画展、正式名称は、特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」といい、鳥獣戯画は、数ある展示品のほんの一部であることが分かる。とは言え、会場に足を運ぶ人の大半、と言うかほとん…

「松園と華麗なる女性画家たち」@山種美術館

150526 午後から俄然暑くなってきたので、恵比寿駅から初めてバスを利用した。 上村松園の作品を中心に同時代活躍した女流画家たちを一堂に集めた、割に珍しい展覧会。何人かの作品を見ても、やはり松園の作品が際立っていた印象派拭えない。画面全体から匂…