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ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

オペラ・オードブル・コンサート@日生劇場ロビー

161221 本番に備えて、サワリだけを無料でお披露目する企画。もう何度か聴いているが、今回は開場時間前に並んだおかげで、いい席が取れた。 冒頭、6月本番のマエストロで、ピアニストでもある園田隆一郎氏から、きらびやかなピアノ演奏でプロローグ、そし…

佐藤康子ソプラノ・リサイタル@東京文化会館小ホール

161220 何人ものソプラノの佐藤さんをすでにお聞きしているが、実はこの方は初めて。もちろんお名前は知ってはいたが、やはり経歴を見ると、海外が長い故に国内での露出が比較的少なく、それで聴く機会がなかったんだろうか。 やや前方の真正面に陣取って、…

「海賊とよばれた男」

161220 3年前の「永遠の0」の時と原作、監督(山崎 貴)、主演が同じ人物。あれより、ずっとこちらの方が出来がいい。 モデルは出光佐三。どこまで忠実に描いているかは不明。だが、百田尚樹という男は彼の、まさに波乱万丈の一代記を物の見事に描き切った…

怒涛の一日

161218 午前中は所属する合唱団の練習、今日は、「メモリー」と、ミュージカル「レ・ミゼラブル」から"Do you hear the people sing"の2曲。毎度のことながら、旋律しか歌わないソプラノは楽勝で、羨ましい! 練習後、大久保駅近くの練習会場へ移動、今月末…

羽根つき餃子の店へ

161216 今日は地元合唱団の忘年会。練習をいつもより三十分ほど短縮して、京浜蒲田駅近くのアーケードにある元祖羽根つき餃子の店、「金春本店」へ。そもそも羽根つき餃子は蒲田が発祥なのだとか。 羽根つき餃子は、他でも食べたことがあるが、これとはまる…

「ミス・シェパードをお手本に」

161212 ほぼ実話らしい。戯曲化され、主演の二人は舞台でも同じ役で共演したそうだ。監督のニコラス・ハイトナー、ほとんどマイナーな作品ばかりで、日本では知名度が低い。 BBCのドラマ「ダウントンアビー」で口の悪い伯爵夫人を演じて、毎回取っ替え引っ替…

午後は第九を聴きに、夜は第九を歌いに

161211 第九三昧の日々が続いている。 3年前にアプリコで第九を、そして今年の夏に芸大ホールで海の日のチャリテイーでロッシーニの「小荘厳ミサ曲」を一緒に歌った仲間が出演する荒川第九へ。浅草線、日比谷線、都電を乗り継いで、サンパール荒川大ホール…

「コジ・ファン・トゥッテ」演奏会形式@ミューザ川崎 by ジョナサン・ノット

161209 正直、それほど好きな演目ではないが、久しぶりに本場で活躍するキャストによる舞台を見たくて、早くから予約していた。今日の席は1階平土間前から5列目のやや左寄りというベスト・ポジション。 演奏会形式なりの良さとは、小さくて見えないが、マ…

「ミュージアム」

161209 巴亮介の原作を大友啓史が監督したとある。このタイトルのことも、原作もまったく知らず、単に知人に勧められるままに、時間調整的に鑑賞。この監督は、もっぱらテレビ番組の演出をしていて、2012年、「るろうに剣心」で映画デビュー。この作品も見て…

デトロイト美術館展@上野の森美術館

161208 この美術館は久しぶりだ。前回は2014年6月の木梨憲武展だったから、2年ぶり。 展示作品数が52点(すべて油彩!)だから、かなり小ぶりだが、結構いいものが展示されていて、たっぷり1時間かけて見るには程よい規模である。 構成: 第1章 印象派 …

「胸騒ぎのシチリア」

161206 原題:THE BIGGER SPLASH(「さらに大きなしぶき」イタリア映画なのに英語タイトル!?)一方この邦題は秀逸!監督はルーカ・グアダニーノ。'68のフランス映画「太陽が知っている」(LA PISCINE)のリメイク版。アラン・ドロンとロミー・シュナイダーの…

青島第九を聴きに前田ホールへ。

161205 青島先生がどのような第九を振るのか、興味津々で溝の口まで出かけた。 折から、洗足学園大学では、FUYUON!とかのネーミングで、音楽祭が開かれていて、第九はその一つに過ぎない。 青島先生の紹介によると、芸大などは、電子オルガンなどを教えてい…

「君の名は。」

161205 とうとう世間の評判の良さに抗しきれず、アニメは映画館では観ないという主義に反して、観に行ってしまった。その結果は、特に落胆もせず、また期待以上でもなし。 ストーリーは今更だから、触れないが、背景の細密描写の美しさには、まさに脱帽!こ…

第九、初のオケ合わせ

161203 共演する予定のANAフィルと初めてご対面。普段の半分ぐらいの楽団員しか来れず、また後ろから聞いていることもあり、やや不揃いに聞こえたのは残念。 会場の池上会館、広いのだが、椅子が足らず、合唱団員の半分近くはこうして立ったまま。高齢者には…

駒場へ

161202 仲良し夫婦3組での会食。今回はH先輩夫婦の当番。選んだ会場は、何と初めて大学の構内にあるレストラン!学食かと早合点しそうだが、これがれっきとした立派なレストラン。「橄欖」という。読めるが書けない言葉、意味はオリーブ。一高時代の紋章に…

「ブルーに生まれついて」

161202 原題も:BORN TO BE BLUE 米 97分 脚本・監督:ロバート・バドロー ⬆︎このセンス溢れるスタイリッシュなポスターはどうだろう。 ウエスト・コースト・ジャズ界を一時牽引したチェット・ベイカーの伝記映画。溢れるばかりの才能を持ちながら、麻薬で道…

アルベルト・ゼッダのロッシーニを聞きに

161201 素晴らしいコンサートだった。今年聞いた数々のオペラ/コンサートの中でも、最も深く印象に残る演奏会の一つ。売り出しびに予約したおかげで、かなりいい席だった。 藤原歌劇団の誇るソリスト陣と合唱団がまたよく頑張った。中ででも超高音域で、延々…

「シークレット・オブ・モンスター」

161130 原題:THE CHILDHOOD OF A LEADER 英・ハンガリー・仏 合作 116分 監督:Brady Corbet (米)初監督作品 気味の悪い映画である。弦楽器だけの不協和音が随所で使用されていて、まことに耳障りだが、それが監督の狙いだろう。撮影も凝ったもので、古い…

「灼熱」

161129 原題:ZVIZDAN (クロアチア語ゆえに意味不明だが、英語タイトルがTHE HIGH SUNというから、同じ意味だろう)脚本・監督:ダリボル・マタニッチ バルカン半島の民族紛争を描いた作品は、これまでもいつくもと作られている。本作もその一つ。恋人同士…

「ナクソス島のアリアードネ」@日生劇場(ライプツィヒ歌劇場との提携)

161126 やはりこれだけの舞台を見せられると、チケット代が少々高くても、これからも年に何回かはオペラの本公演は見たいものだ。今日の舞台は、標題にもあるが、ライプツィヒ歌劇場との提携でもあり、最近でもとりわけ出色だったと思う。指揮、演出、舞台装…

合唱練習の後は・・・

161125 ANAフィルとの共催となる、我が合唱団が主幹事をつとめるベートーベン第九演奏会の練習も佳境に入り、1月の本番まで後わずかとなった。今回は、初めて下丸子の大田区民プラザの大ホールが練習会場。いつもより広いせいで、声が散り、なんとなくしま…

第7回音楽大学オーケストラ・フェスティバル@ミューザ川崎

161123 ミューザ川崎と芸劇の共同企画。内容が濃い割りに、全席指定席が安く買えることもあり、毎回聴きに来ている。 モーツァルトのディベルティメント、あまり心地よく、ついウトウト。昨夜はあまりよく眠れていなかったので、覚悟はしていたが、案の定。 …

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」

161122 原題も:JACK REACHER: NEVER GO BACK 米 118分 製作:トム・クルーズ、脚・監:エドワード・ズウィック(「ラスト・サムライ」2003)原作:リー・チャイルド 世界ほぼ同時公開 リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー・シリーズ」の原作の方は、…

KAWASAKI JAZZ 2016@ミューザ川崎

161120 ファジル・サイの演奏ぶりを至近距離から見ようと1階8列12番と割にいい席を取ってあった。 というわけで、昨年から始まった企画だが、結構意欲的な内容である。 昨日はその最終日ということで、異色の組み合わせとなり、たっぷり楽しませていただ…

「ガール・オン・ザ・トレイン」

161120 原題も:THE GIRL ON THE TRAIN 113分 米 監督:テイト・テイラー(「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 2011この時は脚本も) 上のチラシも洒落ていているが、内容もなかなかオシャレで、監督のセンスの良さを感じる。 離婚して、依然心の傷の癒えな…

二期会オペラ研修所コンサートを聴きに

161117 毎年恒例のコンサート。今年も、研修所を出た頼もしき将来の大器がつぎつぎに熱唱を繰り広げ、随所で熱い声援が飛び交い、たっぷり楽しませてもらった。 <第1部> 1. ドニゼッティ作曲 『ドン・パスクァーレ』より 「準備は出来たわ」 ノリーナ:小…

「白狐」@豊洲文化センター

161115 珍しいオペラを見た。岡倉天心がこういうものを残していたとは、まったく知らなかった。それを美しい旋律をふんだんに盛り込んだオペラにまで仕上げてしまった平井秀明もすばらしい。 今回は、所属する合唱団の女性団員が数名、それと合唱指導をお願…

「誰のせいでもない」

161115 原題:EVERTHING WILL BE FINE(このまま訳したら、ボリウッドになってしまいそうだから、この邦題の付け方は見事)独・加・仏・瑞・諾合作 2015作品 121分 監督は「パリ、テキサス」、「ベルリン・天使の詩」のドイツ人、ヴィム・ヴェンダース。これ…

「ジュリエッタ」

161114 原題:Julieta (スペイン語だとフリエタと発音。邦題は、イタリア語Giuliettaの発音になっている。)スペイン 99分 脚本・監督:ペドロ・アルモドバル、製作:アグスティン・アルモドバル(ペドロの弟) アルモドバル、3年ぶりの登場。女性主役のヒ…

大田区ハイドン室内管弦楽団の演奏会へ

161113 何度目だろうか、時間がある限り、このアマオケのコンサートには行っている。なにせ、ご招待いただき、しかも会場が徒歩圏内だからね。 もう何度も聞いているこのソリスト、メモにある通り、わが町、大田区の出身。今日も滑らかな弾きっぷりにうっと…

紙絵展を見に

161113 地元の合唱団の仲間で、趣味で紙絵をやっている女性から、一度見に来てほしいと誘われていた。会場が我が家から徒歩10分ぐらい、小春日和の今日、会場を覗いてみた。 初めて見るが、実にこれがまた精妙なる世界で、驚いた。色のついた和紙を好きな…

「後宮からの逃走」@日生劇場

161112 劇場でこの作品を観るのは、実はこれが初めて。最後のメデタシメデタシの場面、そして2幕のコンスタンツェの超絶技巧を駆使した長い長いアリア「どんな拷問が私を待っていようと」は、1984年、封切りと同時に家族で観て、その後なんども見ている映画…

「インフェルノ」

161109 原題もINFERNO(イタリア語で地獄のこと)米 121分 原作:ダン・ブラウン、製作・監督:ロン・ハワード、「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」に続く三部作の最後の作品。いずれも大学教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)が主役で、謎解…

「われらが背きし者」

161108 原題:OUR KIND OF TRAITOR 2016 英仏合作 108分 原作・製作総指揮:ジョン・ル・カレ(85歳)監督:スザンナ・ホワイト(ナニーマクフィーと空飛ぶ子ブタ 2010以外、劇場版の作品なし) 平凡な文学部の大学教授(ユアン・マクレガー)が妻(ナオミ・…

オーケストラーダ第12回演奏会@アプリコ大ホール

161106 合唱練習を終え、団員たちと蒲田駅近くの中華でランチを取った後、アプリコへ。開場時間ちょっと前に行ったら、20人ほどの列。そばに列の整理をしている小柄な男性。どっかで見たことあるなあと思っていたら、幕が上がると、颯爽と燕尾服で舞台に登…

ラフマニノフ2番を2曲@ミューザ川崎

161105 横浜シティーフィルハーモニック第63回定期演奏会に行った。申し込み制で、無料となるから、これまでもよく聞きに行っている楽団。 ピアノ協奏曲の方はあまりにも有名。今日は1階前から5列目やや左寄りで、ピアニストから至近距離。なかなかお上…

ミューザ川崎&東京交響楽団名曲全集 第122回

161103 好きな演目の組み合わせで、すぐチケットを入手。今日は器楽演奏なので、あえて平土間、左セクションの6列目。 シモーネ・ヤングはシドニー生まれの55歳、一方のアリサ・ワイラースタインはアメリカ、ロチェスター生まれの34歳。マエストロも独…

護国寺のおでん屋さん

161102 6年前にモロッコへツアーで行った際に気の合った仲間で、年2回ほど都内の食べ歩きをしている。今回も最年少のNさんに会場選定をお願いしたところ、護国寺駅至近のおでんやさんに。 なかなか予約が取れないほどの繁盛店、それもそのはず、メニューが…

「手紙は憶えている」

161101 原題:REMEMBER(単純明快!)ドイツ・カナダ合作 95分 監督:アトム・エゴヤン(エジプト出身のアルメニア系カナダ人、「白い沈黙」2014) ディメンシア(認知症)に冒された古い友人(?)を、緻密な計算の下、車椅子で動きが取れない自分に代わっ…

大田区の合唱祭に

161030 今年2度目の合唱祭に参加。5月はフォーレのレクイエムから2曲歌ったが、今回は日本の歌を2曲。出場した合唱団は全部で52団体と、改めて区内の合唱団の多さに驚く。下のプログラム抜粋にも見えているが、中には我々合唱団の2団体前に見えている…

マイスタージンガーを聞きにアプリコ大ホールへ

161029 マイスタージンガーと言っても、二期会所属歌手男女8人で結成しているユニットの名前。2000年発足というから、16年もこの名前で演奏活動をしていることになる。メンバーはなんども入れ替わっている。自分が聞いたのは、多分6,7回で、ミューザ川崎…

久しぶりのバローロ

161027 麻生十番在住の学友と、近所のイタリアンへ。二人とも酒量も落ちたし、食べる方もそれなりということで、それなら、少しはいいワインでも頼もうということで、オーダーしたのがこれ。 フォンターナフレッダ社のバローロ 2011年もの。市価約¥3,800。レ…

「奇蹟がくれた数式」

161026 原題:THE MAN WHO KNEW INFINITY(無限大を知っていた男)英国 108分 脚本・監督:マシュー・ブラウン(監督2作目) 実話をもとにした作品。時代は1914年だから、第1次大戦直前の話。 英国統治下にあったインド、それも貧しい南部のマドラスにいた…

「人間の値打ち」

161025 原題:IL CAPITALE UMANO(そのまま) 伊仏合作 2013年(!!!)作品。(今頃!?ま、見れないよりはいいけど) あまり期待していなかったが、意外に面白く見た。キャスト・スタッフ陣で知っているのは、ヴァレーリア・ブルーニ・テデスキだけ。パオロ・…

「超絶のカンパネラ」青柳晋ピアノ・リサイタル@ミューザ川崎

161023 会場はほぼ満員。演奏者の右45度上から見下ろす2階席から、若き天才ピアニストの輝かしい音を堪能。どれも凄まじいばかりに超絶技巧を駆使した演奏だが、中でもハンガリー狂詩曲2番には参りました。 以下のアンコール曲も、超絶技巧を要する難曲 …

「拝啓 ルノワール先生〜梅原龍三郎に息づく師の教え〜」展@三菱一号館美術館

161020 ブロガー特別内覧会に参加した。 まさに豪華絢爛と呼ぶにふさわしい作風で知られる梅原龍三郎(1888-1986)といえば、即座にルノワール(1841-1919)が想起されるほど、日本人画家の中では圧倒的に関係が深い。それもそのはず、ルノワールからじかに手ほ…

「淵に立つ」

161020 日仏合作 119分 映画祭出品を想定しているから、ちゃんとHARMONIUMというタイトルも付けている。間違いなく佳作だ。いかにもフランス人が好むタイプで、カンヌで「ある視点」部門審査員賞受賞も宜なるかなだ。愚亭にとっては「ほとりの朔子」以来、2…

「ゴッホとゴーギャン展」@東京都美術館(上野)

161019 高齢者無料日を利用して、日が傾き始めた頃、上野の森へ。 詳細は→ゴッホとゴーギャン展 日本人が好きな印象派画家の中でもとりわけ好きなのがこの二人というのが定説。従って、繰り返し彼らの展覧会が開かれている。 今回展示の66展のうち、50展…

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」

161019 原題:GENIUS (この邦題、感心しない。そもそも覚えにくいし・・・かと言って原題のままでも具合悪いし、やはりタイトルの付け方は実に悩ましい。モロに興行成績に関係してくるだけに。)104分、英国映画 監督のマイケル・グランデージは舞台人で、…

「椿姫」@The Station Studio Hatagaya

161016 最近、コンサートホール不足で、上演する側は、あちこち会場探しに大わらわだろう。そんな中、幡ヶ谷駅に接続する商業施設内の小さなホールで本格的なオペラの公演が行われた。収容客数は40前後だろうか。狭い上に天井は低く、しかもかなりの変形と…