ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

180402 THE POST(ワシントン・ポスト紙のこと)米 116分 製作・監督:スティーブン・スピルバーグ こういう作品を観ると、日本社会のアナクロニズムが大いに身につまされる。 堅忍不抜の精神で権力に立ち向かう勇気ある人々がいるアメリカは、やはり健全な…

二つのミサ曲を杉並公会堂で鑑賞

180401 地元合唱団の団員が出演することもあって、行くことになった。聴く機会も割りに少ないし、合唱で歌ったこともないので、興味、大ありの舞台。マエストロ砂川の米寿記念コンサートでもある。豪華なソリスト陣も知っている方々ばかりで、それも楽しみだ…

「レッド・スパロー」

180330 THE RED SPARROW 米 140分 監督:フランシス・ローレンス 怪我で夢破れたボリショイバレーのプリンシパル、ドミニカ・エゴロワ(ジェニファー・ローレンス)が、病気の母親との暮らしを続けるために選んだ道は、ワーニャ叔父(マティアス・スーナルツ…

本門寺も満開

180329 夜桜見物客用の屋台もスタンバイ

「去年の冬、きみと別れ」

180326 監督:瀧本智行 原作 久しぶりの邦画鑑賞。原作未読だが、映画としてなかなかよくできていて、展開もテンポよく、見せ場もうまく配分されていて、飽きる場面はなかった。 こういう作品なら、邦画もこれからもっと鑑賞したいと思う。出演者では、北村…

「ロッシーニとその時代」@東京文化会館小ホール

180325 ロッシーニのマラソンコンサート。午前11時から夜の8時半までだから、5部全部出演する合唱の歌手たちには、実にハードな一日だったはず! 愚亭が聞いたのは午後7時からの最後の5部のみ。ちなみに、5部にも出演予定だった天羽明恵は、2部まで…

リメイク版「椿姫」@きゅりあん小ホール

180324 スターファームの第2回公演。応援している青栁・江口夫妻がオペラ界での将来、逸材になる可能性を秘めた若手を育成しているプログラムなので、前回(「カルメン」)に続いて、観て来た。 リメイク版というのが正しい表現かどうか分からないが、要は…

結構楽しめた林 美智子の『フィガロ』!@第一生命ホール

180321 このチラシを見てすぐ予約したが、それほど魅力満載企画だ。だいたい、これだけのキャスティングはそもそも望めないし、いかにも楽しそうなチラシではないか。林 美智子が日本語台詞・台本・演出・出演とひとりで四役をこなすほどの才人とは、まさか…

この時期に「復活」を歌える喜び!

180320 開花はしたものの、一気に気温の下がったこの日、文京区関口町にあるカトリック関口教会(通称、東京カテドラル聖マリア大聖堂)で、マーラー交響曲2番「復活」、そしてアンコールとしてヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」を合唱団の一員として歌った…

「ロッシーニ<音楽の夜会>」@日本橋三井タワーアトリウム

180319 無料のミニコンサートへ。 たまたま出演者のツイッターで知った演奏会。伴奏者まで入れて、ほぼ全員知っている方々ばかり、しかもありがたいことに無料なので、夕方から雨の予報の中、日本橋まで出かけた。 この三井タワーのアトリウムでの演奏会は初…

「ハッピーエンド」

180319 HAPPY END 108分 仏・独・墺合作 脚本・監督:ミヒャエル・ハネケ 上はラストシーン付近の映像だが、画面がスマホ仕様になっている点に注意。つまり、誰かが、ここを撮影しているということだ。冒頭も、やはり縦長のスマホ動画でバスルームで寝支度の…

大成功!歌劇「ノルマ」(演奏会形式)@オーチャードホール

180317 今回も選択が悩ましい両組のキャスティングだが、日程の都合で大村組にした。大村博美のうまさは定評があり、今更のコメント不要。大柄だし見栄えもするから、このような役にはまさにぴったり。大村の歌唱の素晴らしさは、第1幕第1場での「清らかな…

「プラド美術館展」@国立西洋美術館

180315 韻松亭で開かれた大学のクラス会は3時頃にお開き。その後、数人と開花寸前の桜並木をぶらぶら。私は行こうか迷っていた国立西洋美術館のプラド美術館展へ。 プラド美術館は過去10数回は行っている。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコ、ムリリョなど、…

滑液包炎の処置

180313 昨秋、中の液体を注射針で抜いてもらったのだが、その際、担当医に予告された通り、しばらくしたら、元の木阿弥。痛くもかゆくもないし、日常生活にまったく支障はないのだが、気持ちが悪いので、今日は別の整形外科に行き、処置してもらった。 ここ…

「人類遺産」

180312 HOMO SAPIENS 独・澳・瑞合作。94分 製作・撮影・監督:ニコラス・ゲイハルター 冒頭、地中海沿岸のどこかの遺跡なのか、水に覆われたビザンチン風のモザイクの床絵が出てくるから、世界中あちこちの廃墟が登場するかと思ったのだが、日本がメインだ…

「息の跡」

180312 93分 撮影・編集・監督:小森はるか 小森はるか(29)は、同級生である、画家で作家の瀬尾夏美に誘われるまま、大震災の3週間後に被災地へ。何かの役に立てればいいぐらいの軽い気持ちで撮影を始め、次第に映画にしたいという創意を得たらしい。 主人…

被災地復興支援チャリティ・コンサートへ

180311 応募していたところ抽選の結果、運良く当選。もちろん、上にも書いてあるように、それなりの寄付を求められている。そうでないとチャリティにならない。 東日本大震災のみならず、その後の熊本地震被害者への支援も含まれているが、大地震発生時刻の1…

「シェイプ・オブ・ウォーター」

180308 THE SHAPE OF WATER 米 124分 原案・製作・脚本・監督:ギレルモ・デル・トロ そう、何から何までデル・トロが一人で作ったと言っていい作品。 あえて1962年という米ソ冷戦下で、なんかもやっとした空気感の漂う時代設定、こういう時代だからこそデル…

ヴェルディのレクイエムをコバケン指揮で聞く@サントリーホール

180307 なにやらおどろおどろしい色彩とデザインのチラシだが、当日配布プログラムの解説によれば、主催した武蔵野合唱団が、自分たちの目指すレクイエムを表そうとしたらしい。真っ赤に燃え盛る紅蓮の炎と、静謐さの中により高い熱を秘めた青い炎なんだそう…

「欲望の翼」

180306 香港 1990 DAYS OF BEING WILD 97分 脚本・監督:ウォン・カーウァイ 28年前の作品をデジタル・リマスター版で見た。香港映画ファンでもないので、知らなかったが、当時大評判になった作品らしい。出演者が、みなその後、大物になり(主役のレスリー…

ひさしぶりのアルテリーベ

180305 昨年、フォーレクをめぐろパーシモンで一緒に歌った仲間の一人が、ヴォイストレーニングを受けている先生が出演するからと以前から誘われていたコンサート。土砂降りの中、アルテリーベへ。 海野美栄(うみの みえ)先生は、偶然自分が地元合唱団で指…

「15時17分、パリ行き」

180305 THE 15:17 TO PARIS (時間の前にTHEが入っているが、これは15時17分発列車ということだからだろう)94分 米 製作・監督:クリント・イーストウッド 予告編であまりに面白そうで、封切ったらすぐ見に行こうと決めていた作品だったが・・・今回はちょ…

マーラー交響曲2番「復活」の合唱練習再開

180303 先月の25日にすみだトリフォニーホールで歌い終わったばかりの「復活」を、それが縁で、再び今月末に東京カテドラル聖マリア大聖堂として知られるカトリック関口教会(文京区関口町)で歌うことになった。 今日はそのオケ合わせ。合唱団は、いくつか…

リリカイタリアーナオペラの発表会@駒込地域活性化センター

180303 今日は午後、今月末、再び合唱団で歌うことになった「復活」のオケ合わせが江東区教育センターであるのだが、その前に、浅草線/三田線/南北線を乗り継いで本駒込へ。初めて利用する駅である。 そこで、リリカイタリアーナオペラという、素人のオペラ…

「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」@サントリー美術館

180301 海外在住でたまたま日本に一時帰国した旧友と一緒にこの展覧会へ。 当方としては、むしろ国立新美術館で開催中の「ビュールレ・コレクション」や、国立西洋美術館の「プラド美術館展〜ベラスケスと絵画の栄光」の方を勧めたのだが、洋画は普段見る機…

「ザ・シークレットマン」

180227 MARK FELT: THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITEHOUSE (マーク・フェルト、ホワイトハウスを倒した男)米 103分 製作:リドリー・スコット、ピーター・ランズマン、脚本・監督:ピーター・ランデスマン(「パークランド ケネディー暗殺の4日間」201…

「バーフバリ 伝説誕生」

180226 インド 138分、BAAHUBALI THE BEGINNING 2015年作品、脚本・監督:S.S.ラージャマウリ 伝説の戦士を扱った壮大なスケールで撮った記念碑的作品。インドで過去最大の観客動員を記録。撮影時間も投入したエキストラ人数など、あらゆる分野で記録を達成…

マーラー2番「復活」、初挑戦

180225 地元合唱団所属ソプラノから誘われ、時間不足や練習会場(大久保)などを理由にして、当初はその気はなかったのだが、名門合唱団の特別枠で歌える、しかも参加費の@¥5,000に惹かれて、参加することに。本番は暗譜というのが不安の種だったが、申し込…

「ハートストーン」

180224 HJARTASTEINN(アイスランド語でハートストーンのことらしい)アイスランド/デンマーク 129分 監督:グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン(いかにもアイスランドらしい名前!) アイスランド映画を見るのは「馬馬と人間たち」以来だから、5年ぶ…

「サーミの血」

180224 SAMEBLOD (英語ではSAMI BLOOD) スェーデン/ノールウェイ/デンマーク 108分、脚本・監督:アマンダ・シェーネル 昨年の第29回東京国際映画祭出品作。 こういうあからさまな人種差別が起きていたこと、日本はおろか世界でも多分ほとんど知られてない…