ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「草間彌生 - わが永遠の魂」@国立新美術館

170420 当美術館開館10周年の企画展 初めて草間彌生の作品に出会ったのは、2005年に直島へ行き、フェリーの船着き場に設置された例の黄色いかぼちゃのオブジェを見た時である。現在88歳だが、依然意欲的に制作活動を行なっていることは、しばしばテレビ…

ブリューゲル「バベルの塔」展

170419 例によって、高齢者無料日の有効活用で、上野へ。前評判上々の展覧会だから、混雑を予想し、30分待ちを覚悟で、本まで持って行ったが、拍子抜けするほど、待ち時間ゼロで入館!!尤も、今回は超目玉のブリューゲルの「バベル」を除けば、あとはヒエ…

「午後8時の訪問者」

170418 原題:LA FILLE INCONNUE(見知らぬ少女)仏・ベルギー合作 106分 製作・脚本・監督:ダルデンヌ兄弟 サスペンスの趣もあるが、むしろ社会派ドラマ。診療所勤務のジェニー(アデル・エネル)は、若い研修生ジュリアンを指導中、ドアベルを聞く。診療…

浜離宮ホールで混声ハーモニーを楽しむ

170416 自分が所属する大田区内の合唱団のバリトンの一人が、LOCUSという混声合唱団の演奏会に出演するというので、自分たちの練習終了後、仲間を誘い合わせて築地へ。 #14 前回同様、ここが会場だとどうしても新鮮な魚介類ランチを楽しみにしてしまう。まず…

墓参

170414 両親と、満州で幼児期に命を落とした弟が眠る生田にある墓苑へ。 今日は気持ちの良い好天、さすがに桜はかなり散っていたけど、周辺の樹々が色とりどりに風にそよぎ、しばし時の経過を忘れていた。

「キングコング:髑髏島の巨神」

170412 原題:KONG: SKULL ISLAND 米 118分 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ これまでのキングコングの映画作品はそのほとんどを見ている(もちろん、オリジナルの1933年作品はテレビ映像でのみ)が、いよいよ超弩級作品の登場である。とにかく、これ…

谷中へ

170409 明け方は暖かかったのに、だんだん気温が下がり、雨まで降った一日、長い長い一日だった。 午前中は地元の合唱団の練習、夕方は日声協の「海の日のチャリティーコンサート」祝祭合唱団の練習が入っていた。面倒なので、どちらにも参加しているソプラ…

「ムーンライト」

170407 原題も:MOONLIGHT 米 111分 監督:バリー・ジェンキンス あるゲイの黒人を幼年期、少年期、青年期に分けて繊細かつ微妙な心の揺れ、葛藤などを独特の手法で描いた作品。ブロークバック・マウンテン(アン・リー監督)の時もそうだったが、どうもこの…

iPhoneでブログを書く

17.04.07なるべくパソコンを開かない日を増やそうと、最近、メールも出来るだけスマホ上で書くようにしている。理由の一つは、そうしないと、いつまでたってもスマホ上での打ち込みスピードが向上しないことだ。さいきん、年甲斐もなく、LINEでのやり取りの…

iPhoneでブログを書く

17.04.07 なるべくパソコンを開かない日を増やそうと、最近、メールも出来るだけスマホ上で書くようにしている。 理由の一つは、そうしないと、いつまでたってもスマホ上での打ち込みスピードが向上しないことだ。 最近、年甲斐もなく、LINEでのやり取りの機…

スミレを見に神代植物公園に

170406 嘗ての職場の先輩が20年前から関わっているスミレ祭を見に、初めて神代植物公園にへ出かけた。折からの好天で、開花が待たれた桜も一斉に咲きそろい、ありがたい一日に。 賑わうスミレ展示室 曙桜はソメイヨシノより数日早く開花し、色も少しだけピン…

日生劇場『ラ・ボエーム』関連企画 ドラマトゥルクレクチャー

170402 そもそもドラマトルゥク(独語、Dramaturg)なる、かなり専門的な言葉は、ドイツの劇場で古くから一般的に普及している専門職を指し、制作とは独立して存在する、文学、美術など、深く広範な専門知識が要求される知的エキスパートのことだそうだ。そ…

「未来よ こんにちは」

170328 原題:L'AVENIE (未来)この邦題は、多分に「悲しみよ こんにちは」を意識して決められたような気がする。仏・独合作 2016 監督はミア・ハンセン=ラブ、デンマーク系フランス人で、まだ36歳! 監督自身の出身地でもあるパリ5区、いわゆるカルティ…

「パッセンジャー」

170327 原題もPASSENGERS 米 2016 116分 監督:モーテン・ティルドゥム(ノールウェー人、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」2014) ⬆︎タイトルの下にあるは、モールス信号でS.O.Sのことらしい。 典型的なスペースSF。汚染され、過密状…

「ホップ・ステップ・ジャンプ!」

170326 兄の趣味の一つ、アマチュア絵画クラブの発表会が今年も銀座のギャラリーで開かれ、姉と一緒に見に行った。生涯のヒコーキ野郎だから、今回の作品も飛行機が主役である。 これまでのいかにもメカニック然としが絵柄から一転、洋上の水上機の翼から海…

創作オペラ「人道の桜」 (杉原千畝物語)

170325 すでにあまりにも知られるようになった杉原千畝の一生をオペラにした、意欲作。彼の、カウナスにおけるユダヤ人へのヴィザ発給の話が軸になっているのは当然だが、後半は、ユダヤ人たちが艱難辛苦の末、日本に身一つで到着し、地元民に思わぬ歓迎を受…

音楽レクチャー@日生劇場 (ラ・ボエーム関連企画)

170325 6月、日生劇場での公演を控え、「ラ・ボエーム」のレクチャーが行われた。今や、テレビ番組でもレギュラー出演をしている人気作曲家・ピアニストと人気上昇中の若手指揮者(40)の登場とあって、会議室はほぼ満席。 左側のボードには登場人物の相関…

「これぞ暁斎!」@Bunkamura ザ・ミュージアム

170323 ブロガー対象の内覧会に参加した。 ⬆️⬇️は配布されたチラシから抜粋 河鍋暁斎がどれほど凄い画人だったか、人並み以上の情報は持っていたつもりだったが、本展で展示されている173点にも及ぶ作品群を見て、しばしボーゼンという体たらく!いやはや、…

「ラ・ラ・ランド」

170322 アカデミー賞は、主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)ほか、4部門を獲得したのも十分うなずける作品。それにしても、この監督、32歳というから驚く。「セッション」を撮った時は20代だからね! いやぁ〜、久しぶりに…

古楽器の伴奏で、小編成モツレクを聞く@浜離宮ホール

170319 今年の海の日のチャリティーコンサートで、モーツァルトのレクイエムを歌うことにしているので、大いに参考になったこの演奏会だが、まずは古楽器の群れにびっくり!博物館から借りてきたのかと思うほど、不思議な格好の、超珍しい楽器も登場、もうこ…

勅使河原マジックの「魔笛」@神奈川県民ホール

170318 こうして改めてチラシを眺めると、ほんとうに凄い顔ぶれのキャスト陣なのだ。それ以上に凄かったのは、やはり勅使河原三郎が創り上げた世界だろう。演出、装置、衣装、照明、etc. 、どこを切り取っても、楽しくなければオペラじゃない、と言わんばか…

iPhone6の空き容量を一気に増やす

170316 2年前の購入時に、あまり深く考えないまま、16GBの機種を買ったのだが、次第に容量が足らなくなり、とうとう1GBを下回ることに。そのせいで最近では、写真を撮るのも一苦労。 そこで、この際、一旦初期化してみることに。あらかじめ、データをiCloud…

並河靖之七宝展@東京都庭園美術館

170315 千葉在住の姉がはるばる観に行って、絶賛していたので、高齢者無料日の今日、真冬の寒さの中、行く気になった。我が家から品川乗り換えで、往復バス利用で、交通費もタダ(というか、シルバーパス使用)というわけで、多少時間はかかるものの、いいル…

「ナイスガイズ!」

170313 原題:THE NICE GUYS 米 116分 脚本・監督:シェーン・ブラック 「ビヴァリーヒルズ・コップ」や「48時間」などと同じ流れを汲むいわゆるバディームーヴィーの典型。それにしても長いし、特に前半は見せ場もなく、伏線を張るのもいいが、長すぎて、…

初めてフォーレクを舞台で歌う 東日本大震災鎮魂コンサート@めぐろパーシモン小ホール

170311 昨年夏、公益財団法人「北野生涯教育振興会」が募集した合唱団に応募したところ、運よく当選、約半年の練習を経て、あれから6年目のこの日、目黒パーシモンホール(小)で歌うことができた。 練習開始から2ヶ月ほど経過しても、特に男性陣(テノー…

板波利加ソプラノリサイタル

170309 もっぱらミラノやウィーンで活躍している板波利加の、まあいわば凱旋リサイタルか。この人、日本人には珍しい、Soprano LiricoよりDinamicoというふうに言っちゃった方が正確も知れない。声質、音域ともに日本人離れした印象が濃い。楽曲に対する深い…

「湯を沸かすほどの熱い愛」

170308 今年初めて見る邦画は、これになった。作品の評価もさることながら、出演者、特に女優陣の質の高さが評価されているのも見たくなった理由の一つ。 亭主(オダギリ・ジョー)が蒸発したため休業に追い込まれた「幸の湯」、今や大黒柱になってしまった…

ミューザ川崎第4回友の会感謝のつどいは、ジャズ!

170306 4回目にして、初めてジャズを取り上げることに。佐山雅弘は、以前ミューザで聞いているが、今日は手の届くところで、たっぷり楽しませていただいた。 この企画、とってもオシャレだと思ったのは、正面のスクリーンにイラストレーター和田 誠の味わい…

フレッシュ名曲コンサート@アプリコ大ホール

170305 毎年この時期になるとアプリコで開催されるシリーズで、今年は、若手5人によるベートーベンのPコン全曲を演奏するという、大変興味深い試み。 いずれ劣らぬ力量をすでに備えた、将来を大いに嘱望される5人だが、やはり最後の5番を弾いた實川 風(…

「たかが世界の終わり」

170301 Juste la fin du monde (まさに世界の終わり)加仏合作 99分 監督・脚本・製作:グザヴィエ・ドラン ジャン=リュック・ラガルスの同名の戯曲の映画化 かなり風変わりな作品。見終わって、???となるが、じわっと後味の良さが伝わってくるような感…

佐藤美術館へ

170228 東京では随分いろんな美術館へ行ったと思うが、都心にこうして初めて行く美術館もあるんだ。 分かりにくい場所にあり、探訪大好き人間でも、今日は少々手こずった。 街角の美術館という風情だが、2階に受付とショップ、3〜5階が展示室。監視カメラ…

「マリアンヌ」

170227 原題:ALLIED (同士?)米 124分 監督:ロバート・ゼメキス(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「フォレスト・ガンプ」) 別の組織に属しながら、モロッコでドイツ軍の要人暗殺指令を受けた二人が、難度の高いミッションを見事に完遂、ロンドン…

音楽ビアプラザ ライオンへ

170224 我が合唱団の指導者のお一人、猪村浩之登場とあって、合唱団からは大挙16名が聞きに行った。愚亭が前回ここへきたのは、数年前、テノールの村上敏明とソプラノ菊池美奈がドゥオコンサートをやった時以来。 今日の演目は、 ヴェテラン歌手4人に加え…

オペラ界の新星☆期待のバリトン歌手 加耒 徹が贈る『春』『恋』『愛』@アプリコ小ホール

170223 午前11時と午後2時の2回に亘ってのリサイタル。演目が異なるので、2度とも切符を買っている人が多かったようだ。予想されたことだが、9割が女性客。今、最も旬なバリトン歌手で、小顔、長身、イケメン、おまけに歌が上手いとくれば、まあこうい…

「スノーデン」

170221 原題:SNOWDEN 米 135分 脚本・監督:オリヴァー・ストーン 愛国者か反逆者か、世界を震撼させた国家機密漏洩の引き金を引いたスノーデン。その並外れたIT技術を駆使してCIAに採用され、さらにNSAで頭角を現していくが、同時に世界中の一般市民までも…

星 由佳子を聴きに

170220 昨年末、とんだハプニングのあった杉並公会堂の第九で共演(?)したメゾソプラノの星 由佳子が新橋のアルテリーベでデビューするというので、本降りの中、出かけた。 何しろこの美貌と170cmを超える日本人離れした体型だから、人気が出ないはずがな…

「家族の肖像」

170220 原題:GRUPPO DI FAMIGLIA IN UN INTERNO 伊仏合作 121分 名匠ルキーノヴィスコンティの最晩年作。ヴィスコンティのきらびやかな作品群の中では、やや目立たない小品的な作品。1974年の作品だが、日本公開は1978年。なぜかリアルタイムでは見ていない…

第33回 5000人の第九コンサート@両国国技館

170219 愚亭にとって、多分最後となる国技館第九、今年で実に33回目となる。 図らずも連続3度参加したこの第九は、今回が歌い納めとなりそうだ。マエストロは31回、32回が松尾葉子、今回が下野竜也。二人の第九に対する考え方の違いが明確で、歌う側…

「陥没」@シアターコクーン(渋谷)

170216 54歳だから、もはや若手ではないだろうが、鬼才ケラリーノ・サンドロビッチの舞台で、設定が昔の東京オリンピック前というところと、出演俳優の多さにも興味を持って渋谷に出かけたのだが、シアターコクーンはほとんど若い、それも女性ばかりで、少し…

歌劇「オテッロ」@新国立劇場中劇場(初台)

170215 素晴らしい舞台だった!もちろん応援している青栁素晴のオテッロを聴きたくてチケットを購入していた。 さて、タイトルロールの青栁だが、出だしは必ずしも万全ではなかったかも知れない。この役、何しろ登場するやいなや、いきなり”Esultate! ・・・…

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」@東京都美術館

170215 午後はヴェネツィア派絵画を観、夜はヴェネツィアに因縁のあるオペラ「オテッロ」を観るという具合で、図らずも自分にとってはヴェネシアン・デーとなった。 例によって、高齢者無料日の特権をフル活用して、午後の遅い時間を狙って都美術館へ。 そう…

「海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~」

170214 2月は殊の外忙しく、2週間ぶりに見た作品。原題:FUOCOAMMARE (シチリア方言、標準語ならFUOCA AL MARE. 直訳では海の火。作中、サムエレ少年の祖母が語る戦時中の話で、爆撃で海が赤く染まったことから)伊仏合作 114分 監督・撮影・製作:ジャン…

「沈黙 - サイレンス」

170131 原題:SILENCE 米・伊・墨合作 162分はかなり長い!(原作が日本で、舞台も日本、出演者も多くの日本人が登場するが、日本はキャスト以外、ほぼ関与していないという、やや珍しい作品)原作:遠藤周作、名匠、イタリア系アメリカ人のMartin Scorsese…

黒い薔薇歌劇団による「魔笛」

170128 一昨年の公演がすこぶる好評で、今回再演となったのは、まことに喜ばしい。キャスト陣はほぼ前回と同じなのだが、パミーナが砂川涼子→嘉目真木子、パパゲーノが宮本益光→近藤 圭、ナレーションが長谷川初範→宮本益光、フルーティストが難波 薫→林 理…

「天使にショパンの歌声を」

170127 原題:LA PASSION D'AUGUSTINE (オギュスティーヌの情熱)カナダ 脚本・監督:レア・プール ケベック州のカトリック系寄宿学校のお話。経営難から、廃校の危機に瀕している名門女子高の売りは音楽(ピアノと合唱がメイン)。危機に立ち向かう校長は…

銀座2丁目のギャラリーへ

170124 銀座1丁目と2丁目に挟まれた狭い道にある細長いビル、そのてっぺん、9階にあるごく小さな画廊、その名も「うとうと」と何やら可愛らしい。L字型で、なかなかおしゃれな佇まいである。ちょっとしたミニコンサートの会場にも使われるらしい。 窓から…

「ヒトラーの忘れもの」

170124 原題:UNDER SANDET(デンマーク語と思うが、「砂の下」という意味だろう。ただ、上映館では、なぜかLAND OF MINE(「地雷の土地」、同時に「私の土地」とも)とタイトル表示。エンドロールも英語表示だったから、当初から国際映画祭出品を考えてのこ…

二期会公演「トスカ」の予告編「プレ・ソワレ」@アニェッリホール

170121 演出家、アレッサンドロ・タレーヴィが語り、高橋絵理さん、前川健生くんが歌うイベントへ。2月の本公演の予告編のようなイベントで、入場無料。本公演を聞く予定がないのに、予告編だけ見に行ったような格好になった。ちなみに、このお二人は、本公…

「ザ・コンサルタント」

170122 原題:THE ACCOUNTANT (会計士)、米 128分、監督:ギャビン・オコナー、 主人公のクリスチャン(ベン・アフレック)は、アスペルガー症候群(自閉症の一種)で、他人とのコミュニケーションは大の苦手だが、数字には異常に強い特性を生かして、会計…

「ラオス会」の新年会

170121 53年前に一緒に横浜から船出した”船友”たちとの集い「ラオス会」については、何度もここに登場しているので、詳細は省くが、毎年、この時期になると里帰りする、サクラメント在住の柔道家(昨年、女性としては最高位の9段に)を囲んで新年会を開催し…