ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「メッセージ」

170522 原題:ARRIVAL 米 116分 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 宇宙人登場のSFだが、おきまりの襲来で地球防衛軍と戦うのとは、少しばかり毛色が異なる。 地球上の12ヶ所にこんなものが現れ、地上スレスレのところに浮いている。彼らが何の目的で到着したか…

第27回 ozart MUSIC FESTIVAL 長屋で音楽祭展

170520 毎年恒例の長屋での展覧会。毎回、味わいのある絵と文字で招待カードが届く。小澤一雄画伯の楽しい、楽しい個展が千駄木の長屋ギャラリーで開催される。 ⬇︎シンプルなタッチで様々な作曲家や演奏家を描き分ける腕が素晴らしい。ちなみに、屋根の上に…

「バベルの塔」@東京都美術館再訪

170517 高齢者無料日、先月同様、東京都美術館へ。今回は、買ったばかりの単眼鏡持参で、4時半頃に入館。もちろん「バベルの塔」以外はゆっくり見られる。ロッテルダムにあるボイマンス美術館門外不出の作品3点だけ、じっくり見ることにした。 これがいかに…

渋谷で、歌仲間と飲み会

170517 前に合唱で一緒だった気の合う仲間と、時折交歓して、情報交換しているが、昨日は渋谷のセルリアンタワー裏の居酒屋で一杯。幹事がいつもリーゾナブルな店を探してくれるので、@¥3,500で上がった。その後、さらに別の店に行ってしまったから、久々の…

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

170516 原題:MANCHESTER BY THE SEA 米 137分 脚本・監督:ケネス・ロナーガン(もともと脚本家で、監督としては、これが3作目、本作では、通行人として出演もしている)製作にはマット・デイモンも名を連ねている。 それほど期待しないで見に行ったが、素…

お寺で、ミニコンサート

170513 日野にある安養寺という名刹でのコンサート、これまでも何度か出かけているが、今日は朝から生憎の雨。午後4時開演のコンサートなので、ちょうど2時間前に家を出た。開演10分前に、背中をずぶ濡れにして到着したら、50席の客席はすでに満員の盛況…

「イル・トロヴァトーレ」もいろいろ

170511 地元合唱団で伴奏してくれているピアニストが出演するというので、日暮里まで出かけた。 しかし、まあいろんな公演があるものと、今夜はつくづく思い知らされた。この空間は、普段は独唱やアンサンブルがせいぜいで、まさかここでグランドオペラが上…

ギンザ・シックスへ

170511 映画の後、次の予定まで時間があったので、ギンザ・シックスへと足が向いた。裏口側からアクセスすると、2階にこんなオシャレな空間が。一休みして、とりあえず、屋上へ。6階からエレベーターが直行する。7階から12階までは、オフィスフロアか。…

「私は、ダニエル・ブレイク」

170511 原題:I, DANIEL BLAKE(「私、ダニエル・ブレイク」で微妙にニュアンスが異なる) 英仏ベルギー合作。監督:ケン・ローチ(81歳、「麦の穂をゆらす風」2006、「天使の分け前」2012) いかにもケン・ローチらしい、骨太の、社会派ヒューマンドラマ。舞…

「わすれな草」

170510 原題:VERGISS MEIN NICHT 独 88分 脚本・監督:ダーヴィット・ジーヴェキンク 監督自身の母親、グレーテルが認知症を発症し、息子の目から見た母の最期の姿を、過去の記録も織り交ぜながら、淡々と、しかし克明に記録したドキュメンタリー。 この種…

「カフェ・ソサエティー」

170509 原題もCAFE SOCIETY 米 96分 脚本・監督:ウディ・アレン 1930年代後半という時代設定。ウディ・アレンがその時代、自ら体験したことを軸に設定された展開のようだ。舞台はニューヨークとL.A.だが、当時の時代感がよく画面に出ている。色調やバックの…

「ワイルドスピード ICE BREAK」

170505 原題:THE FATE OF THE FURIOUS (猛々しき者たちの運命)米 136分 監督:ゲイリー・グレー(「ミニミニ大作戦」2003)製作には、主演のヴィン・ディーゼルも名を連ねている。 テレビ放映分も含めると、このシリーズは全部見ている。特にカーチェイス…

立ち見で「こうもり」@丸の内オアゾ

170504 「告解」を見終わって、すぐ東京駅へ。丸の内オアゾのロビーに行くと、椅子席は整理券を持っている人だけで、そうでない人は立ち見となる。あーあ、これからオペレッタ「こうもり」が始まる5時まで、2時間もただ突っ立っているのもさぞ辛かろう。 と…

「告解」(イタリア映画祭出品作)@有楽町朝日ホール

170504 恒例のイタリア映画祭が開催されている。例年、数本は見るのだが、今年はこれ1本。原題は、LE CONFESSIONI 100分 監督:ロベルト・アンドー ドイツ北部、北海に面する保養地ロストクにあるデラックスホテルを会場にして先進8カ国蔵相会議が開かれて…

雪中貯蔵酒にありつく

170503 珍しいお酒が手に入ったからと知人宅にお呼ばれ。それがこの日本酒。 説明文を読むと・・・ 清酒「荒澤岳」は毎年、12月頃に奥只見にある荒澤岳で取水した水を洗米や仕込みの水として使用し、お酒を造ります。豪雪地として知られる奥只見は雪で行き…

「カルメン」日本語版@国立オリンピック記念青少年総合センター

170503 昨年末、杉並公会堂での第九に合唱団の一員として舞台に乗ったが、その際、アルトのソリストを勤めた星 由佳子がカルメンで出演というので、滅多に行く機会のない会場へ。 星 由佳子の出来栄えは一言、素晴らしかった!だが、それ以外は、かなりいろ…

リリカ・セレーナというオペラアリア・歌曲研究団体の発表会@アプリコ(小)

170501 知り合いのソプラノが出演することを偶然フェイスブックの記事で知り、とりあえず、彼女の出番、それも後半だけ聞きにアプリコへ。 田中由佳さんの第3部最初の出番は間に合わず、受付のモニターで聞くしかなかった。その代わり、彼女がトリを務める…

これでアマチュア合唱団とは!

170501 自分が所属する大田区内の合唱団に、時折応援に来られるMさんが正団員の合唱団の20周年記念公演を聞きに、浅草のミレニアムホールへ。途中、昼食のため寄り道して、開演10分前に着いたら、すでにほぼ満員。 そして、間もなく開演。するとチェリスト…

東京音大卒業演奏会へ

170428 西洋美術館でのトークショーとシャセリオー展の鑑賞を終えたのが、7時過ぎ。そう言えば、同じ合唱団のソプラノさんが出身校のこの演奏会に行くと言っていたのを思い出し、本人に連絡したらなんと自宅に!でも、せっかく目の前の東京文化会館小ホール…

シャセリオー展「山田五郎スペシャルトークショー」@国立西洋美術館

170428 気になりながら、まだ見に行く機会がなかった「シャセリオー展」、このほどタイムリーにも展覧会のPR会社からブロガー対象のトークショーの案内が。今回は即応募したので、招待されることになった。 山田五郎は、普段からラジオ番組やテレビのコメン…

二子玉川での昼食会、その後、国立西洋美術館へ

170428 元の職場の先輩方に誘われて、玉川高島屋SC南館10階にある「鎌倉山」へ。ここはローストビーフの店。そう言えば、ローストビーフを食べるのは随分久しぶりだ。 最近は、滅多に撮らないのに、あまり美味しそうなので、つい。 味も量も程よい加減でし…

a la carte!! Vol.9 「フィガロの結婚 あるいは狂おしき半日」

170427 たまたま会場が歩いて行けるところでもあり、第1回からずーっと見に行っているシリーズ。9回目は、出演者が人気歌手ばかり6人ズラリという豪華版!さすが吉田貴至(たかゆき)のプロデュースは堂に入っている。 チラシも年々立派になっているよう…

「トレインスポッティング2」

170426 原題:T2 TRAINSPOTTING (監督のダニー・ボイルは、T2のタイトルへの使用許可を、ターミネーター2のジェームス・キャメロンから取ろうとしたとか。結局、取らずに済んだ。) 21年前の前作を見ていないので、この作品、語る資格はないのだけど・・・…

「バーニング・オーシャン」

170424 原題:DEEPWATER HORIZON (深海の地平線?オイル・リグの名前)米 107分 監督:ピーター・バーグ 製作には主演のマーク・ウォルバーグも加わっている。 好きなジャンルの一つ、いわゆる災害もの。今からちょうど7年前の四月に実際にメキシコ湾で発…

「草間彌生 - わが永遠の魂」@国立新美術館

170420 当美術館開館10周年の企画展 初めて草間彌生の作品に出会ったのは、2005年に直島へ行き、フェリーの船着き場に設置された例の黄色いかぼちゃのオブジェを見た時である。現在88歳だが、依然意欲的に制作活動を行なっていることは、しばしばテレビ…

ブリューゲル「バベルの塔」展

170419 例によって、高齢者無料日の有効活用で、上野へ。前評判上々の展覧会だから、混雑を予想し、30分待ちを覚悟で、本まで持って行ったが、拍子抜けするほど、待ち時間ゼロで入館!!尤も、今回は超目玉のブリューゲルの「バベル」を除けば、あとはヒエ…

「午後8時の訪問者」

170418 原題:LA FILLE INCONNUE(見知らぬ少女)仏・ベルギー合作 106分 製作・脚本・監督:ダルデンヌ兄弟 サスペンスの趣もあるが、むしろ社会派ドラマ。診療所勤務のジェニー(アデル・エネル)は、若い研修生ジュリアンを指導中、ドアベルを聞く。診療…

浜離宮ホールで混声ハーモニーを楽しむ

170416 自分が所属する大田区内の合唱団のバリトンの一人が、LOCUSという混声合唱団の演奏会に出演するというので、自分たちの練習終了後、仲間を誘い合わせて築地へ。 #14 前回同様、ここが会場だとどうしても新鮮な魚介類ランチを楽しみにしてしまう。まず…

墓参

170414 両親と、満州で幼児期に命を落とした弟が眠る生田にある墓苑へ。 今日は気持ちの良い好天、さすがに桜はかなり散っていたけど、周辺の樹々が色とりどりに風にそよぎ、しばし時の経過を忘れていた。

「キングコング:髑髏島の巨神」

170412 原題:KONG: SKULL ISLAND 米 118分 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ これまでのキングコングの映画作品はそのほとんどを見ている(もちろん、オリジナルの1933年作品はテレビ映像でのみ)が、いよいよ超弩級作品の登場である。とにかく、これ…

谷中へ

170409 明け方は暖かかったのに、だんだん気温が下がり、雨まで降った一日、長い長い一日だった。 午前中は地元の合唱団の練習、夕方は日声協の「海の日のチャリティーコンサート」祝祭合唱団の練習が入っていた。面倒なので、どちらにも参加しているソプラ…

「ムーンライト」

170407 原題も:MOONLIGHT 米 111分 監督:バリー・ジェンキンス あるゲイの黒人を幼年期、少年期、青年期に分けて繊細かつ微妙な心の揺れ、葛藤などを独特の手法で描いた作品。ブロークバック・マウンテン(アン・リー監督)の時もそうだったが、どうもこの…

iPhoneでブログを書く

17.04.07なるべくパソコンを開かない日を増やそうと、最近、メールも出来るだけスマホ上で書くようにしている。理由の一つは、そうしないと、いつまでたってもスマホ上での打ち込みスピードが向上しないことだ。さいきん、年甲斐もなく、LINEでのやり取りの…

iPhoneでブログを書く

17.04.07 なるべくパソコンを開かない日を増やそうと、最近、メールも出来るだけスマホ上で書くようにしている。 理由の一つは、そうしないと、いつまでたってもスマホ上での打ち込みスピードが向上しないことだ。 最近、年甲斐もなく、LINEでのやり取りの機…

スミレを見に神代植物公園に

170406 嘗ての職場の先輩が20年前から関わっているスミレ祭を見に、初めて神代植物公園にへ出かけた。折からの好天で、開花が待たれた桜も一斉に咲きそろい、ありがたい一日に。 賑わうスミレ展示室 曙桜はソメイヨシノより数日早く開花し、色も少しだけピン…

日生劇場『ラ・ボエーム』関連企画 ドラマトゥルクレクチャー

170402 そもそもドラマトルゥク(独語、Dramaturg)なる、かなり専門的な言葉は、ドイツの劇場で古くから一般的に普及している専門職を指し、制作とは独立して存在する、文学、美術など、深く広範な専門知識が要求される知的エキスパートのことだそうだ。そ…

「未来よ こんにちは」

170328 原題:L'AVENIE (未来)この邦題は、多分に「悲しみよ こんにちは」を意識して決められたような気がする。仏・独合作 2016 監督はミア・ハンセン=ラブ、デンマーク系フランス人で、まだ36歳! 監督自身の出身地でもあるパリ5区、いわゆるカルティ…

「パッセンジャー」

170327 原題もPASSENGERS 米 2016 116分 監督:モーテン・ティルドゥム(ノールウェー人、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」2014) ⬆︎タイトルの下にあるは、モールス信号でS.O.Sのことらしい。 典型的なスペースSF。汚染され、過密状…

「ホップ・ステップ・ジャンプ!」

170326 兄の趣味の一つ、アマチュア絵画クラブの発表会が今年も銀座のギャラリーで開かれ、姉と一緒に見に行った。生涯のヒコーキ野郎だから、今回の作品も飛行機が主役である。 これまでのいかにもメカニック然としが絵柄から一転、洋上の水上機の翼から海…

創作オペラ「人道の桜」 (杉原千畝物語)

170325 すでにあまりにも知られるようになった杉原千畝の一生をオペラにした、意欲作。彼の、カウナスにおけるユダヤ人へのヴィザ発給の話が軸になっているのは当然だが、後半は、ユダヤ人たちが艱難辛苦の末、日本に身一つで到着し、地元民に思わぬ歓迎を受…

音楽レクチャー@日生劇場 (ラ・ボエーム関連企画)

170325 6月、日生劇場での公演を控え、「ラ・ボエーム」のレクチャーが行われた。今や、テレビ番組でもレギュラー出演をしている人気作曲家・ピアニストと人気上昇中の若手指揮者(40)の登場とあって、会議室はほぼ満席。 左側のボードには登場人物の相関…

「これぞ暁斎!」@Bunkamura ザ・ミュージアム

170323 ブロガー対象の内覧会に参加した。 ⬆️⬇️は配布されたチラシから抜粋 河鍋暁斎がどれほど凄い画人だったか、人並み以上の情報は持っていたつもりだったが、本展で展示されている173点にも及ぶ作品群を見て、しばしボーゼンという体たらく!いやはや、…

「ラ・ラ・ランド」

170322 アカデミー賞は、主演女優賞(エマ・ストーン)、監督賞(デイミアン・チャゼル)ほか、4部門を獲得したのも十分うなずける作品。それにしても、この監督、32歳というから驚く。「セッション」を撮った時は20代だからね! いやぁ〜、久しぶりに…

古楽器の伴奏で、小編成モツレクを聞く@浜離宮ホール

170319 今年の海の日のチャリティーコンサートで、モーツァルトのレクイエムを歌うことにしているので、大いに参考になったこの演奏会だが、まずは古楽器の群れにびっくり!博物館から借りてきたのかと思うほど、不思議な格好の、超珍しい楽器も登場、もうこ…

勅使河原マジックの「魔笛」@神奈川県民ホール

170318 こうして改めてチラシを眺めると、ほんとうに凄い顔ぶれのキャスト陣なのだ。それ以上に凄かったのは、やはり勅使河原三郎が創り上げた世界だろう。演出、装置、衣装、照明、etc. 、どこを切り取っても、楽しくなければオペラじゃない、と言わんばか…

iPhone6の空き容量を一気に増やす

170316 2年前の購入時に、あまり深く考えないまま、16GBの機種を買ったのだが、次第に容量が足らなくなり、とうとう1GBを下回ることに。そのせいで最近では、写真を撮るのも一苦労。 そこで、この際、一旦初期化してみることに。あらかじめ、データをiCloud…

並河靖之七宝展@東京都庭園美術館

170315 千葉在住の姉がはるばる観に行って、絶賛していたので、高齢者無料日の今日、真冬の寒さの中、行く気になった。我が家から品川乗り換えで、往復バス利用で、交通費もタダ(というか、シルバーパス使用)というわけで、多少時間はかかるものの、いいル…

「ナイスガイズ!」

170313 原題:THE NICE GUYS 米 116分 脚本・監督:シェーン・ブラック 「ビヴァリーヒルズ・コップ」や「48時間」などと同じ流れを汲むいわゆるバディームーヴィーの典型。それにしても長いし、特に前半は見せ場もなく、伏線を張るのもいいが、長すぎて、…

初めてフォーレクを舞台で歌う 東日本大震災鎮魂コンサート@めぐろパーシモン小ホール

170311 昨年夏、公益財団法人「北野生涯教育振興会」が募集した合唱団に応募したところ、運よく当選、約半年の練習を経て、あれから6年目のこの日、目黒パーシモンホール(小)で歌うことができた。 練習開始から2ヶ月ほど経過しても、特に男性陣(テノー…

板波利加ソプラノリサイタル

170309 もっぱらミラノやウィーンで活躍している板波利加の、まあいわば凱旋リサイタルか。この人、日本人には珍しい、Soprano LiricoよりDinamicoというふうに言っちゃった方が正確も知れない。声質、音域ともに日本人離れした印象が濃い。楽曲に対する深い…