121017 東京都美術館でメトロポリタン美術館展を観た後、地下三階まで降りて、新潟にある雪梁舎美術館の展覧会へ。
大賞受賞者は、何と100日間、フィレンツェ留学の副賞がついてくるというから、凄い!
んで、その幸運な作品が、これ⬇。
たまたま新潟人が受賞したけど、何県人でも受賞対象者という全国区の美術展。
力作が並んでいるが、大賞作品同様、筆致が超細密画風のものが目に付く。
例えば、⬇この作品も。
思わず触りたくなるほどの質感。。
⬆これも木目がことさら迫真力を増しているが、飽くまでも筆で描いたものなのだ。カブトムシ、余りにリアルで気味悪いほど。佐藤俊貴さんの"SLICE COMPOSITION"という作品
ところで、この画廊でのお目当ては、⬇これ。
二期会所属バリトンの青山 貴さんがモデルになったもので、「CANZONE」というタイトル。青山さんはバリトンなので、マンマを歌うことは余りないと思うのだが・・・ひょっとすると作者の原田和香さんがお好きなのかも知れない。
青山さんの特徴をよく捉えた表情。
近づいてみると、左から右へMAMMAの文字が浮き出て見える。
そして、MAMMAの楽譜がコラージュされている。
随分凝った作品である。