ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

江東オペラ・ハイライト・シリーズ 第10弾

121110 東部フレンドホールは初めて。江戸川区にあり、最寄り駅は新宿線の瑞江。この駅を利用するのも初めて。駅から5分で、小振りながらこぎれいなホール。5時開演で「マノン」と「リゴレット」の二本立てという豪華版。それでチケット代は@¥4000ポッキリは嬉しい!

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 マノンの山口佳子さん、恐らく初めて生で聴かせてもらったと思うのだが、歌も姿も素晴らしい。デ・グリューの土師雅人さん、江東オペラの主宰者でもある。余り口を大きく開けずとも高音が楽に出せる唱法は相変わらずだ。

リゴレットは、翌日の出発が早いこともあり、最後まで見られずに途中で失礼してしまったが、要所はしっかり。公爵の青地英幸さんは今更のコメントなし。いつも見事。ジルダの中江早希さん、まだ経験はそれほど深くないようだが、CARO NOMEなど、情感タップリに歌われていて、演技も悪くなかったと思う。山口邦明さんの「悪魔め、鬼め」にはさすがにBravoが飛び交った。

限られた予算でよくぞと思う程、装置も衣装もハイ・レベルだったし、立派な公演だったと思う。今後も是非このシリーズ続けて欲しいものだ。

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