130319 シアターX(両国)◎恒例 花田清輝シリーズ2013 みんなが発言する会
映画は愉しい-花田清輝的映画の見かた・考えかた…「記録を芸術にした人」花田さんは今こそ、生きている!参加者全員で話し合う会 19日(火) 19:00 『ロベレ将軍』お話:白石征(演出家)+田之倉稔(演劇評論)
千円ポッキリがこの劇場の「売り」。今回、たまたま中・高・大を通じて4年先輩の演劇評論家のT氏がトークショーに出演するというので、カミさんと友人を誘って参加。まず、1959年の「ロベレ将軍」(ロベルト・ロッセリーニ監督)を見た。2時間12分とかなりの長尺で、途中二度ほど居眠り。昔見たような気がしていたが、実は見ていなかった。
時は第二次大戦末期のジェノヴァ。詐欺師の、デ・シーカ演じるバルドーネが、占領軍の大佐とふとしたきっかけで懇意となる。当時、パルチザンに苦しめられていたナチは何とか首謀者を挙げようと必死になっていた。
一計を案じた大佐、彼を高名なロベレ将軍に仕立て上げる。勿論、破格の報酬を約束した上のこと。首謀者を挙げるために、彼をパルチザンたちが収監されている拘置所に潜入させ、探らせるが、一向に進展しない。そうこうするうちに、彼は次第に愛国心に目覚めて行き、「仲間」となったパルチサンたちと共に慫慂として、銃殺の列に加わるのだった。実話に基づいた戦争秘話。
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