ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「クラウド アトラス」

130323  109シネマズ川崎 原題もCLOUD ATLAS 米 [監]トム・ティクヴァ、、ラナ・ウォシャウスキー、アンディー・ウォシャウスキー [出]トム・ハンクス、ハルベリー、ジム・ブロードベントスーザン・サランドンヒュー・グラントなど 

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怖いもの見たさで見に行った作品。時代は19世紀から近未来まで、6つの異なる設定だから、主役級の俳優は6回、顔を変えて出て来るから大変。エンディングで、「あぁ、彼は、なにこの役もやってたの?!」という具合。「人間とは何か」という、結構根源的なものを、いろんな角度から宗教的な色彩も帯びさせて見せようとした、かなり実験的な作品か。

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そこに奴隷売買やら、原発の話やら、作曲の話、同性愛、等々、様々な要素を絡ませ、人種も白人、黒人、アジア人が登場、舞台はネオ・ソウル(近未来のソウル)やらスコットランドやら、サンフランシスコ、船の中などごった煮の様相。

 

ま、壮大といや、壮大だけど、六つの話がかなり頻繁に入れ替わるので、特に前半はついていくのが大変。やっと後半になって、すこしずつ全体の「噛み合わせ」が分かって来るという次第。3時間近くもご苦労様。あー、疲れた。

 

#22 画像はALLCINEMA on line