130715
決して大げさでないタイトルであることが、よく分かった。これだけの名歌手が一人一曲という、まことに贅沢なコンサートである。
若手から大御所まで、ずらりと勢揃いで、まことに壮観。合唱には、プロのソリストも何人か参加される豪華版だ。
そんな中で、一番ブラーヴォが飛んだのはテノールの西村悟さん。選曲もよかったのだが、何しろ勢いを感じる旬な歌い手だ。ベテラン勢では、次に同じ「アンドレア・シェニエ」からの名曲を歌った直野 資さんにもすごい声援が。
緊張するトップに登場した小林沙羅さん、まったく動ぜず堂々たる演唱で、次に声援と喝采が大きかった。歌唱だけでなく、そのチャーミングな舞台姿が満場を魅了したことは間違いない。
あのホール、さすが芸大付設だけのことはある。音響が素晴らしいし、舞台も広々と大変見易い設計だ。ただ、椅子の番号表示が極めて見にくいところに、それも小さくあるだけだから、この点は極めて不親切だ。他に、トイレが広いから、女性の方も、必ず見かける幕間の長蛇の列はここではなし。
終演後、厚かましく楽屋裏へ入り、例によって写真を撮らせていただいた。当ブログへの掲載については、了解をいただいています。
新星小林沙羅さんと大御所伊原直子さん
小林沙羅さん、単独でもう一枚。
今日もしびれたメゾの山下牧子さん。着替えられた後だったが、舞台衣装がまた一段とすばらしかった!
こちらもベテランのメゾ、手嶋眞佐子さん。なにかお話したら、大笑いされてしまった。おつかれさまでしたー!!
みんさん、チャリティゆえ、恐らくノーギャラ出演だろうと思うが、出番を終えて一息つく間もなく、こうしてファンが楽屋裏まで詰めかけるのに、嫌な顔一つせず、撮影に気楽に応じていただけ、感謝、感謝である。
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