130804 4日公演の楽日に初台へ出かけた。11列目の12番は通路脇で、まずはベストポジション。しかも前の席が空いていて、ゆったり堪能。このオペラを見るの、実は初めて。
一言で、絢爛豪華な舞台!精緻極まる舞台装置と、照明、演出の調和に感動だった。そこに乗っている歌手達がいずれも、現在考えられる最高の陣容だし、マエストロ・プラッソンの棒で聴く東フィルの演奏にもゆさぶられた。
今更だが、この劇場の舞台の奥深さを最大限利用したセット移動にはため息。昨日の舞台も観た友人によると、やはり甲乙つけがたい内容だったらしい。このぐらいの公演なら、二組とも見るべきだ。それぐらいの力の入れようだしね、東京二期会も。
知っている出演者が多かったので、楽屋出口で出待ち。それも約1時間も。これも初めてのこと。その甲斐あって、主要出演者の撮影に成功。ただし、当然だが、全員私服で、無理なことは分かっているが、チト残念。
気さくな好々爺というマエストロ、ミシェル・プラッソン。80を越えているようには見えない。
ヘルマンの佐藤望さん。
ダッペルトゥットなどをやった大沼 徹さん。毎回、新しい役どころを次々に開拓している印象。逸材。
妖艶なジュリエッタは、菊池美奈さん。余裕の演唱で、楽しんでいる雰囲気。
ニクラウスの小林由佳さんがまた魅せてくれました。終始、すばらしい存在感。
このところ進境著しいアントニアの高橋絵理さん。二期会期待の星☆☆☆
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