130819 軽快なテンポで進行するし、見所満載で、十分楽しめた。ただ、一月ほど前に見た「ジ・エンド・オブ・ホワイトハウス」と構成が酷似しているし、ダイハードのプロットもそっくりいただいちゃっている印象も。パクリと言われても仕方がない。
まぁでも、そこはさすがエメリッヒだ、こちらの方が更にスリリングに仕上がっているのは確か。ほぼ全編CGで作っちゃった作品。それにしても、立て続けにホワイトハウスの危機を描く作品が登場するのは??
難を言えば、終盤、かなりご都合主義的な、いささか安易とも思える展開があったり、リアリティに欠ける場面が出て来たり、ハリウッド作品らしく、メデタシメデタシで、万事うまく収まるっちゅーのがねぇ。
たれ目のマギー・ギレンホールさん、頑張ってらっしゃるが、老けた!パニック作品向きなのか、確か3.11を扱った「ワールド・トレードセンター」に出てた。
そもそも、人質になった主人公の娘が必死の思いで犯人一味をスマホで撮影し、外部へ送信したのを、テレビがそっくり報道しちゃうってアンタ、人質の生命を考えれば、そんな無茶は出来ない筈だよね。ま、つべこべ言わず、それこそがハリウッドと思えばいいのだけどね。
これ、ちょっと感動的な場面。必死に旗(星条旗じゃなくて、確かホワイトハウスの旗だったような)を降る主人公の娘。この子役が一番インパクトがあったよ。
エンドクレジット見てたら、撮影場所はカナダらしい。でっかいセットを組んだんだろうが、前述の通り、ほとんどがCGで出来ているから、撮影場所など、もう余り意味を持たなくなってんのか。
#64 画像はALLCINEMA on line