ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

佳境に入った合唱練習

131108 全部で18回の第九の合唱練習も、終盤へ。今回初めてアプリコの大ホールでの練習。しかも、本番で棒を振るマエストロが登場。やはり緊張が走る。

8月一杯は男女それぞれ分かれての稽古、9月から2ヶ月は男女合同、そして仕上げの11月にはマエストロ登場である。

団員が手にする楽譜を一瞥するなり、後ろを振り向き、スタッフに「この版じゃないって、言っただろう!」と一喝!何事かと一同、強ばる。「いやいや、皆さんに落ち度はないんですから」とここで、やっとニッコリ。やれやれ、どうなることかと。のっけから波乱含み。

これまでみっちり仕込んでいただいたY先生、さすがにマエストロの考えがお分かりだったようで、ほぼ同じ路線で練習が進行、それでもY先生、心配そうに客席最前列で、終始立ったまま練習風景を見守っている。

練習中盤辺りで、Nで終わる単語の発音につき、かなり厳しい注意が繰り返され、2名ほど名指しで念押しされていた。音程についての注文がつくのはある程度みな覚悟していたのだが、ドイツ語の発音について、これほど繰り返し注文がつくとは予想外。

それと、タクトの振り方について教えていただいたのは、目から鱗で、極めて興味深い瞬間だった。いやぁ、やはり凄い経験をしている充実感は何とも言えない。

2時間たっぷりの練習の後、全パートの有志で懇親会。56名も参加の大盛況。9時からほぼ2時間、Y先生にもお越しいただき、”必勝”を期して、大盛り上がりとなったのは言うまでもない。

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最後にY先生から締めのお言葉をいただいた。