131125 18回もの練習も、今回を含めて残すところ2回となり、ほぼ全員が暗譜で歌えるレベルまで達したようだ。今回も梅田俊明マエストロが直々に棒を振ってくださる。初回はかなり厳しい対応で、皆、一様に緊張の極致だったが、今日は打って変わって和やかな雰囲気で、些かまごつくほど。
練習前に、舞台上最前列に柵を設置するので、何事?と思ったところ、今回はマエストロとピアノを中央に円陣を組んだ、まことに意表を突く陣形での練習。内側に女性、外に男性陣、そして時折円陣の内外を回転させるというもの。声の響き方を互いに感じさせることが狙いだったようだ。
更に休憩後は、男声女声の位置を特定せず、自由に立つように指示された。それでも、やはり同じ声部同士は離れがたいようで、各パートは概ね固まっていたのは、まだそれぞれに不安があるからだろうか。かく言う自分もやはり女性に挟まれて歌うには、それなりに抵抗がある。
かくして、マエストロによる練習はこれが最後。あとは前日のゲネプロを残すのみ。練習機会が減るごとに、練習後の一杯を楽しむ機会が増えて、ここのところは毎回である。今回は、初めてソプラノ陣にも声をかけ、風雨の強くなった蒲田駅近くの無国籍料理屋で深夜近くまで第九談義で盛り上がった。
練習の模様は一部動画も含めて⬇