ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「ザ・イースト」

140110 原題も:THE EAST 116分 []ザル・バトマングリッジ[]リドリー・スコット[]ザル・バトマングリッジ、ブリット・マーリング[]ブリット・マーリング(理知的美女)、アレキサンダー・スカルスガルド(いかにも北欧系)、エレン・ペイジ(好きになれないなァ)、パトリシア・クラークソン(いよいよ老けた!)

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世間を欺いて環境破壊を続ける巨大企業に、過激な天誅を加えんとする謎の環境テロ集団ザ・イースト(発音はジ・イーストなのだけど)。一方、こうした大企業を顧客とするセキュリティー会社に採用された元FBIエージェント、サラ(マーリング)は、自らの強い意思でザ・イーストに潜入する任務を任される。

 

ミイラ取りがミイラになる話かいな、と思うとさに非ず、そこはちゃんと意外な結末が用意されているから、ご安心。

 

このサラさん、そんじょそこらの体育会系女子とわけが違う男子そこのけのパワーと鋼の意思を持つ女だ。でないと、身元がばれれば即、殺されかねない役を引き受ける訳がない。それにしても、テロ集団に簡単に潜入できてしまう前半はいささか期待はずれ。

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謎の集団らしく、例によっていろんな奇妙な掟があって、カルト集団のようでもあるのだが、反面、意外に純粋な気持ちの連中であることが徐々に分かって来る。サラも次第にこの集団に対する警戒をゆるめ、シンパシーすら覚え始めるのだった。

 

自分を採用したセキュリティー会社への潜入リポートも完璧にこなし、そろそろ身分がばれる頃かと気がかりでもあるので、今回を最後にしようと心に決める。同時に、リーダーのベンジーに、FBI捜査が迫っている筈だから、チームを解散するよう懸命に口説くも、逆に仕上げの仕事に一緒についてくるよう指示される。ベンジーがサラを連れて行った先とは・・・。実は彼らの方が一枚上手だったのだ。

 

さぁて、その上で、サラの取った驚くべき行動とは・・・。

 

 

#11 画像はALLCINEMA on lineから