ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

ハイドン室内管弦楽団第49回定演@アプリコ大ホール

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毎回ご招待いただくアマチュア楽団の定期演奏会。8割ぐらいの入り。1987年発足、大田区で育った社会教育関係団体。現在、団員も50数名としっかり成長している。

今回の指揮者、前澤 均氏は現在は当楽団の顧問。元々はN響のバイオリニスト.その後、指揮者に転向、当楽団ではお馴染みのマエストロ。

冒頭の曲は、ヨハン・セバスチャンの、何と18番目の子供であるヨハン・クリスチャン・バッハ作品。聞いているとバッハというより、モーツァルトハイドンかと勘違いしそうな、軽快で、馴染み易い曲。

ハイドンシンフォニー#103は、「太鼓連打」と呼ばれているが、それほどの連打が続く訳ではない。第2楽章のバイオリンのソロパート(コンミス大田区が誇る吉原葉子さん)が実に美しく、感銘を受ける。

メインのシューマンのシンフォニー#2は、残念ながら、愚亭の心にはさほど響かなかった。どうもこの人の作品はやや苦手だ。

アンコール、ピエトロ・マスカーニカヴァッレリーア・ルスティカーナ」の間奏曲で、きれいに締めくくった。終わりよければすべて良し!

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