140515 昨年とまったく同じ日程で、昼前に国立新美術館で開催中の三軌展を見てから、新宿三丁目の銀座アスター新宿賓館で会食。
名古屋に拠点を持つ三軌会の中心メンバー、重鎮の津田画伯が自作の解説を。このところ、ずーっとこうしたギリシャ・ローマ神話の世界を描いているが、これでこのシリーズは一旦打ち止めにするらしい。ある程度、神話に通じていないと、このシリーズを真に理解するのは難しい。それにしても、こうした神話に通暁している氏は御年73だが、実に若々しい。
左端の細部。傷つき落下するアドニス。舞い散る鮮血はアネモネに。左上にアドニスを愛したアフロディーテ(ヴィーナス)の顔。
冥界のザクロを食べたばっかりに、神々の取り決めで、1年の半々を地上と冥府で過ごすことになったペルセポネ(プロセルピナ)。左下
作品の前で記念撮影
⬆常連のベテラン、大槌 隆氏の作品。いつものように千葉の海岸。今年の作品は僅かに光りが洩れる、やや明るい色調。
同じく常連の横須賀幸正氏の作品。わだつみ・・・がテーマ。今年は変わったフォルムに挑戦。
⬆ベニアを張り合わせて厚みを出している。
⬇氏の他の作品。
⬆常に馬をテーマにしている春田光一氏の作品。相変わらず上手さは抜きん出ている。色合いも素晴らしいこの人の作品が一番好きだ。
これは自画像が入っているから、誰の作品かは一目瞭然。それにしても、大した腕前である。
約1時間、津田画伯の講評を伺って、乃木坂から神宮前経由新宿三丁目下車。銀座アスター新宿賓館で、他のメンバーと合流。今回は「梨花」というコースを頼み、麒麟ビール(中瓶3本)とハウスワイン(これが何とCôte de LuberonのAppelation Controréeで@¥3,630!) 1本を取って、締めて@¥2500と、いつになく安く上がって、皆大いに喜んだのは言うまでもない。
楽しいひと時は、その後、純喫茶らんぶるまで続いた。(ここは普通のコーヒー1杯を一気に600円に値上げ!しかも、会計を一人ずつやると、「まとめてやって下さい!」と不満顔。毎度不愉快なこと、この上なし)