ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「ショーシャンクの空に」@シアタークリエ

141215 久しぶりに舞台を楽しんだ。前から3列目右寄りに陣取る。若い女性客が多い。この公演は、ロンドン版によるそうだが、ロンドン版以外がどうなっているのか知らないから比較不能。いずれにしても、映画とはかなり違うのは確かだ。

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スティーブン・キングの短編「刑務所のリタ・ヘイワース」をすっかり気に入ったフランク・ダラボンが脚本・監督を担当して1994年に公開されたのが映画「ショーシャンクの空に」。もちろんリアルタイムで観て、原作も読んでいる。

これをオーウェン・オニールデイヴ・ジョーンズの脚本、白井晃の演出で今回の舞台になったもの。ほとんどが監獄のシーンだから、天井までの鉄格子の中での演技になる。したがって、それ以外の場面については、出演者、特にレッド役の國村隼に説明させるという手法を取っている。なるほど、見事に舞台芸術にするものと、感心しきりであった。

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↑ 主役のレッド(國村隼)とアンディ(佐々木蔵之介)。冒頭、新しく入所してきたアンディ他2名が、私服から囚人服に着替えるシーンが。舞台前方で、いきなり素っ裸になり(無論局所は素手で押さえていたけど)、最前列に陣取る女子はさすがに目のやり場に困ったことだろう。

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トミー役の三浦涼介(27)が結構な熱演ぶり。奥は所長役の板尾創路

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右手奥にリタ・ヘイワースのポスターが見える。この裏にアンディは穴を掘って逃げることになる。

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↑これが映画の衝撃的なポスター。脱獄に成功したアンディが雨に打たれ歓喜する場面。

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映画では、ティム・ロビンスがアンディ役、モーガン・フリーマンがレッドを演じた。

尚、舞台写真はシアタークリエのHPから、映画の画像はIMbdからお借りした。