ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

第25回 ozart(小澤一雄)展+やぎりんバンド♪演奏会

150520 20回目辺りから毎年見に来ている、楽しい、楽しい展覧会。そして初日や中日にこうしたミニ・コンサートが開催されるのも嬉しい。今回は、スコットランド民謡「広い河の岸辺」の訳詞で、このところ全国区になったやぎりんこと、八木倫明さんと仲間たちのコンサート。今年から会場を千駄木にあるSTOODIO SENDAGIに移した。

f:id:grappatei:20150521133807j:plainこの絵、会場になったSTOODIO SENDAGIの上に顔を出したバッハを描いていて、今年の案内カードに使われている。そう、このレンタル・スペースは長屋なのだ。しかも、2階の一部にはまだ実際に住んでいる人がいるというから驚く。長屋と言えば、都美術館から徒歩移動中、谷中5丁目あたりに、⬇︎こんな長屋が。

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谷中界隈を歩くのは久しぶりだが、実に昭和の香り濃厚で、こんなところに住める人が羨ましい。

さて、小澤画伯の作品。今回はバッハがテーマで、壁面を大小さまざまな格好のバッハが埋め尽くしている。

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が、中には、こんなものも。

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バカにしていた宝塚にひょんなことから入れ込んでしまい、最近立て続けに4回も見に行ったとおっしゃる。これは、退団したばかりの柚希礼音(ゆずきれおん)を、ナポレオンに見立てた図柄。例によって、缶ビールを使用している。

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一隅には、小澤夫人の作品である、焼き物が並ぶのは毎年のこと。

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スタジオの中央部には音響設備とラックいっぱいのLPがレトロな雰囲気を醸し出す。さて、6時になったので、いよいよやぎりんバンドの登場。

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一気に9曲の演奏があり、最後に「広い河の岸辺」を、メゾソプラノ大前恵子さんの指導で、会場に居合わせた全員(30人ぐらいか)で大合唱。

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八木倫明さんとアルパの藤枝貴子さん。