150725 今年も恒例のフェスタが始まった。今回も初日と、最終日(8/9)を含め、5演目の切符を買った。
一時、辻井伸行も指導していた横山幸雄の演奏は、さすが師匠の風格とでも言おうか、難しいショパンのP協をいとも軽々と、しかも最高の音色で弾きこなしてしまう。改めてこの人の紡ぎ出す世界にしびれた。
マラ1は、冒頭からにぎやかに管楽器が咆哮する壮大なスケールの曲で、マーラーの中では一番お気に入りの曲。途中、作曲家指定なのか、オーボエ、クラリネットなどが一斉に楽器を上向きに演奏、続いて8本もあるホルンも横抱きのまま上に向けての演奏など、実に面白い演奏っぷりだ。
⬆︎バーンスタインがウィーンフィルを指揮する貴重な動画。コンバスは若き日のライナー・キュッヒル氏。髪がまだふさふさしている。
三楽章の冒頭、珍しくコンバスのソロから始まり、これまた珍しいチューバのソロも聞き逃せない。今日の楽器編成は、左右に第1、第2バイオリンを配置、向かって左奥に8本のコンバスと、いつもとは異なる方式を採用していた。
動画はYouTubeから。
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