150809
今日は早めに家を出て、14:20のプレトークから参加。
今年はフェスサマの11年目で、全部で19演目だった由。愚亭が聞いたのは、そのうちたったの5回。毎年、だいたいそんなものだ。
円熟の極み、秋山和慶マエストロ
15:06開演のマラ2「復活」を生で聴くのは実は初めて。こんな壮大な曲は、ホールで聴く以外にない。なんたって第九をはるかに超える90分弱。楽器編成がすごい。ホルン7本(場外も含めると11本)、トランペット6本という、いかにも金管を重点的に配していることが分かる。
舞台裏の演奏も上手、下手から別々に演奏していて、終演部で、舞台に全員が登場するが、ホルン4、トランペット4。打楽器は舞台裏演奏者は最後まで登場せず。
ソプラノ、天羽明恵さん
アルト、竹本節子さん
しかも合唱隊がP席に陣取り、4楽章からはソプラノとアルトが参戦、下手、ハープの脇に天羽明恵さん、上手、チェロの後ろに竹本節子さんが。お二人は終演時に指揮者の前に並んで歌うような段取り。合唱の出番は最後の10分少々。もう少し聞きたかったが。
最後のクライマックスでは、このホール自慢のパイプオルガンも演奏に加わり、かくして壮大なフィナーレ演奏会は終了。会場、あちこちからブラーヴオが飛び交ったのは言うまでもない。
外は依然暑いが、自分には夏の終わりを感じさせる演奏会だった。
#44 (画像はミューザ川崎hpからお借りしました)