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ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「ダーク・プレイス」

160628 原題も:DARK PLACES 英・仏・米合作 113分 脚本・監督:ジル・パケ=ブランネール(41歳のフランス人、「サラの鍵」2010)

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アメリカの田舎町で母親と妹たちを惨殺され、一人残された、当時8歳のリビー(成人役はシャーリーズ・セロン)は、自分が事件当時、犯人と証言したことで、服役中の兄、ベンを28年後に訪ねる。本当に自分の証言が正しかったのか。

謎の多い殺人事件を徹底的に再検証する民間の「殺人クラブ」の主要メンバーであるライルがある日リビーにコンタクトして、自分たちの調査経過を一度見に来て欲しいということがきっかけで、絡んだ糸をほぐすように徐々に新事実が明るみに。

かなり込み入ったストーリーだが、脚本が丁寧に作られていて、迷うことはない。ただ、事件当時と28年後の場面が激しく入れ替わるので、そこさえしっかり押さえていれば、十分ストーリーは追える。

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当初、エイミー・アダムスが演じることになっていた主役を、結局シャーリーズ・セロンが演じたわけだが、これは大正解だろう。こう言う暗い役をやらせると、彼女、一段とうまいねぇ〜。ラスト近く、28年後に事件現場である元の住まいを訪ねるところで、遊んでいた女の子に手を振られて、初めて笑顔を見せるが、終始厳しい顔のままで演技。

割と好きな女優なので、出演作は結構よく見ている。1999年の「ノイズ」、「サイダーハウス・ルール」などでの初々しい演技も悪くないが、何と言ってもアカデミー主演女優賞を取った「モンスター」(激太りさせて、殺人犯を演じた)の頃から、演技開眼で、鉱山労働者を扱った「スタンドアップ」(2005)など、シリアスな演技が彼女の得意領域となったようである。もちろん坊主頭で激しい演技を見せた「マッドマックス~怒りのデスロード」を忘れるわけには行かない。

本作でも、無口ながら、あいかわず小顔、長身がキマッテいる。尤も、原作では148cmの設定らしいが、彼女は177cm!

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ゴーンガール」の原作者としても知られるジリアン・フリンは、「殺人クラブ」の場面で、斧を持って座っている役で、カメオ出演している。

#54 画像はIMdbから