ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

第九合唱練習、フェイズ2へ

160909

所属する地元合唱団が主幹事となって開催が決定している、その名もフリューゲル・フロイデ合唱団による第九合唱練習は、7月末からとりあえず90人ほどで開始している。ところが練習会場の蓮沼近くにある小学校の集会室が、殊の外狭く、この度、田園調布警察近くの大田区役所文化センター嶺町へ変更。これまでのざっと倍のスペースで、これなら気持よく練習できそうだ。

同時に今回は、本番(来年1月@池袋芸劇 with ANA管弦楽団)で指揮をされる斎藤先生が初めて稽古をつけてくれることになり、団員にも緊張の面持ちが。でも、実におおらかな印象の先生で、一同ホッとするものの、指導法がこれまでの先生とはガラッと変わり、多少の戸惑いも。

先生は、まずはシラーの詩をベースにした歌詞に大いにこだわり、ベートーヴェンが言わんとするところを正確に汲み取ることが何より大事であると強調する。それをいちいち確認しながら指導はいいとして、どこから歌うのか、何ページの何小節目からとか、細かい指示をいちいち出されないのと、声が必ずしも後方の団員にまで届かないから、この辺の呼吸がたいそう難しい。

今回、初心者の割合が高いから、この指導法だと、経験者がよほど引っ張らないと練習にならないし、初心者の方々にはもう少し時間をかけてパートごとの練習が必要だろう。

それでも、その都度「見込み、あり」と励ましの一声をかけてくださり、一同、苦笑いしながらも、ちょっと嬉しい。あと4ヶ月だし、まあ何とか仕上がるだろう。