161105
横浜シティーフィルハーモニック第63回定期演奏会に行った。申し込み制で、無料となるから、これまでもよく聞きに行っている楽団。
ピアノ協奏曲の方はあまりにも有名。今日は1階前から5列目やや左寄りで、ピアニストから至近距離。なかなかお上手に弾いていた。この方、見た目には年齢不詳。小柄でかなり若く見える。海外でもこれまで随分演奏活動をしているようだから、ひょっとするとそれなりの年齢かも知れないが、向こうでは、せいぜい中学生ぐらいにしか見られないだろう。
交響曲の方は、とにかく長い!1時間はあろうかという長大な作品。部分的に美しいメロディーも出てくるが、全体的には割にフラットな印象で、かなり眠気を催した。
アンコールに、小口真奈さんはシューマンの「愛の歌 献呈」を演奏。これがまた実に美しいもので、いい曲を選んだもの。後半のアンコールは、おなじラフマニノフ作曲ヴォカリーズのオケ版。Vocaliseは、そもそもスキャットのごとく歌詞もなく歌声だけを響かせるものだが、それをオケ版にするとは、面白い。
#61
ランランの弾く「愛の歌 献呈」