171208 アガサ・クリスティ代表作の映画化。1974年にも映画化されているが、見ていない。スタッフ陣もキャストたちも豪華絢爛。
ケネス・ブラナーの才人ぶりばかりをこれでもかと散々見せつけられる作品。出演者はかつて彼と共演したことがある、ないしはよく知っている俳優ばかりらしい。⬇︎この二人は間違いなくそうだろうけど、デイジー・リドリー(「スター・ウォーズ フォースの覚醒)みたいな若い女優もそうなんだろうか、いささか疑問。
シェークスピア俳優、サー・デレクとデイム・ジュディ。実に豪華で贅沢な顔合わせだ。
ポアロのこのヒゲ、ちょっとやり過ぎじゃないのかね。
スター・ウォーズとは随分感じが変わるデイジー。
ペネロペさん、まだ43歳と若いのに、劣化が気になる。メイクのせいではないと思うが。最初のショットにはちょっとびっくり。
劣化と言えば、まだ60歳前のミシェル・ファイファーさんもかなりの痛み具合で、あまりのアップは気の毒。エンドロールで流れる"Never forget"は、彼女の歌声。
車内のセッティングも豪華にできていたし、雪崩で機関車が脱線するシーンなども、うまく撮っている。
劇中、ポアロがラチェット(ジョニー・デップ)に呼び出されて、身辺保護を依頼されるがきっぱり断るシーンで、「何度言われても同じこと。そもそもあんたの顔が嫌いでね」とまで言われてしまう。確かにジョニデの表情は険悪そのもの。メイクもあるが、最近どんどん人相が悪くなってない、この男?
その後、脱線した機関車を線路に戻し、動き出した車両はブロードへ。Brod(現クロアチア)駅で全員を展望車に残して一人下車し、待ち受ける駅員から緊急呼び出しを告げられるポアロ。「で、どこへ?」。そこで、エジプトでの殺人事件のことを知らされる。「ナイル殺人事件」へと。アロンズィ(行こか)と一言。
#83 画像はIMDbから。