ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

<フレッシュ名曲コンサート>@めぐろパーシモンホール

180203 公益財団法人である東京都歴史文化財団が毎年主催する生オケシリーズで、都内各地のホールを1年巡回するようにして開催される。しかも格安なのがミソ。毎年、うちの近くのアプリコか、品川のきゅりあん大井町)、今回はめぐろパーシモンと、ちょっとだけ遠いが大好きな演目の組み合わせゆえ、すぐに予約してあった。

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シリーズ名にぴったりの若手チェリスト、水野優也のハツラツとした弾きっぷりを堪能し、ドヴォ9に、久しぶりに聞く読響の名演奏、巨匠の風格がで始めた大友直人の指揮で陶酔した。ブラスの響きのなんと華麗なこと!パーカッショニストのバチ捌きにも圧倒された。

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今日はバルコニー席、LB1-11と悪くはないのだが、最前列はご覧のような手すりがどうにも鬱陶しい。が、構造上、これは仕方ないから、これを嫌うなら、この席はやめたほうがいい。

左側のおばちゃん、ずーっとアンケートになにやら熱心に書き込んでいる。右側の白髪のおばちゃまからは休憩時間に話しかけられた。ちょうど下に見える車椅子スペースにリトリバーの盲導犬が最初から最後まで微動だにせず大人しくしている姿によほど感銘を受けたようだった。

満場から響く喝采に、アンコールとしておなじドボルジャークの8番の終楽章をつけるというサービスぶり。ありがたいことです!

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