190801 愚亭にとってのフェスサマ2019初日。
オケはぎりぎり奥まで引っ込んで、手前に広いスペースが用意されている。1階8列12番は、左セクションの右端最後列。バレエを見るのがメインだから、なぜもっと前を取らなかったのか後悔しきり。
開演となり、薄暗い中をマエストロ秋山が登場。愚亭と同い年で、いつもなんか親近感を覚えてしまう。心なし、背が縮んだように見える。それとよく見ると歩行にも、すこしだが違和感。まあ、やはりそれなりなんだろう。
バレエを連続して見る機会はあまりないし、昔はほとんど興味のない世界だったから、よく分からないのだが、誰がプロで誰が学生なのか素人目には見境がつかないほど、全員が熟達している。無論主要な、難しい技を強いられる役どころはプロのダンサーたちが演じているのは承知だが、準主役級となると、学生たちがよく頑張っているとしか映らなかった。それとコスチュームがすばらしく、これまた目を瞠った。
バレエの出来栄えは、それはそれは素晴らしいものだったが、オケも実は素晴らしい演奏をしていたのだ。しかし、ダンサー達にばかりが脚光を浴びる形になって、オケにももう少しスポットを当てて欲しかったと思った。
特に「ガイーヌ」の演奏の素晴らしさには大喝采を贈った次第。いやぁ、やりましたねぇ、洗足学園音大!
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