ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

3人展@代官山ヒルサイドテラス・エクシビションルーム

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三人の作家たちの作品は素材、技法は異なるのですが、同じ場所で展示する事で共鳴し合い、同じ気配と空気を感じて頂けると思います。そこには「気」、「光」、「風」の詞が見えてきます。

親しい友人がスポンサーになって、彼が懇意にしている3人のアーティストの展覧会を開催。オープニング・パーティーに出席した。

彫刻家の中村真木、ガラス工芸の大村俊二サンドブラスト岡村 徹で、年恰好も共通する3人。愚亭もその親友に紹介されて、以前から彼らの作品は目にしている。

中村真木は、父親が在ローマの日本大使館勤務だった関係で、ローマ留学を経て、その後、カラーラ(例の大理石の山がある街)に長く住み、豪快な大型作品を多数残して世界各地に彼女の作品が置かれている。

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中村真木の略歴

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会場の中央に置かれている中村真木の作品。

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どっしりとした大村作品

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これも

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繊細さが際立つ岡村の作品

下に小さく値段が見えるが、比較的手軽なので、結構売れたようだ。

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BLOCK PARTY  ¥160,000

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SIGN

サンドブラストについては、WIKIPEDIAに次のような記述がある。

主に、コンプレッサーによる圧縮空気に研磨材を混ぜて吹き付けるが、細かい部品を加工する際には、より大量の研磨材を効率よく吹き付けるためにサンドブラスターという作業箱の中で加工する。サンドブラストのサンドとは砂を意味するが、元々は砂(sand)が風(blast)で飛び、擦れて岩などが削れてゆく様を見て発明されたという説がある。

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文中敬称略