260629 このシリーズは、親しくしているソプラノが座長を務めたりしているので、結構、聞きにきています。今回はなんとご招待です!!このホールでのこうした小ぶりの演奏会とは別に毎年、オペラそのものを紀尾井ホールで開いていますが、今年はホールが改装工事中ということで、オペラの公演は諦めて、この公演になったと説明がありました。



というわけで、⬆︎ごらんのようにオペラのアリア、重唱がずらりです。それも超有名なものばかりで、聞き応え、たっぷりでした。
すーっと大人しくしていた愚亭でしたが、最後の二重唱、関定子さんと清水良一さんの歌うトロヴァトーレでは、思わずブラーヴィを絶叫しちゃいました。いやまあ、それはすごかったです。
上にも書かれていますが関さんて、八十路!!ですよ。その方が、これ、歌うかって。いや、びっくり仰天。相手役の清水さんもすばらしかったんですよ。何十年もまえに生でこの二重唱を聞いた時の名バリトン、エットレ・バスティアニーニ(故人)を思い出したほど。
終演後、ロビーでそのことを清水さんにお伝えしたら、大変よろこんでおられました。
さて、ゆみゆみこと、坂野由美子さん、冒頭で内田吉則さんのタミーノに絡む侍女役で登場、お色気たっぷり、あまりの熱演ぶりに関先生から頭をコツンとやられてましが、コミカルのセンス、抜群なのです。
後半では、ふたたび冒頭に登場、こんどはカルメンですよ。あとで聞いたらカルメン、やったことあるけど、ハバネラは初めてとか。本来メゾソプラノが演じる役ですが、かのカラスも歌っているように、ソプラノが演じることはめずらしくありません。
ただ、この方の声質からすると、中間音から低音への切り返しみたいなところに苦労の跡が伺われたようでした。ま、でもよくやりましたよ、ブラーヴァ!!
テノールのウッチーこと内田吉則さん、最多出場、タミーノ、サムソン、マントヴァ公爵、ドン・ホゼ、アルフレードと実に5つの違った役を歌っていましたからね、いや、ほんとに大変だったと思います。
かなり以前から存じ上げているソプラノの沼田真由子さん、相変わらずピュアな声を響かせていて、強く印象に残りました。

右端は指揮のMo.仲田純也、左端の横顔の方はフルートの宗方 律さん。舞台上、左から5人目、白髪長髪の男性は演出・解説の大島尚志さん。ピアノ伴奏は3人で担当、ここに写っている左から3人目は松本康子さん。