ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大野和士のレクチャー・コンサート@オーチャードホール

131229 来年夏、このホールでの公演が決定しているフランス国立リヨン歌劇場による「ホフマン物語」、その魅力について、マエストロ大野和士が暮れの昼下がり、8月二期会公演のキャスト陣を招いてのレクチャー・コンサート。これがたったの千円ポッキリ!暮…

「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」

131226 原題;ROMANZO DI UNA STRAGE(「ある虐殺の話」) 伊 129分 [監・脚]マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ(「輝ける青春」) 1969年末、ミラノのフォンターナ広場にあるイタリア農業銀行が爆破され、17人もの死者を出した実際の事件を、独自の視点で掘…

イブ礼拝に

131224 クリスチャンでもないのに、日本基督教団田園調布教会でのイブ礼拝に参列。先日アプリコホールで第九を一緒に歌ったリーダー格のNI氏が、ここの教会で長く聖歌隊を指導していて、是非、聞きに来て欲しいと言われ、他の第九仲間と寒空の下、出かけた。…

「永遠の0」

131224 百田尚樹原作のベストセラーの映画化。予告編を、多分10回以上は見ているので、なんとなく既に見たような気分になっていた作品。144分とかなりの長尺だが、それを感じさせないというのは、脚本の出来もよいのだろう。 原作を後から読んでみたが、戦友…

第九@NHKホール

131222 図らずも2日連続で第九を聞く機会があった。 あの大きなNHKホールが満席だから、第九の集客力、今更ながら恐るべし。今日は3階の左端から、ほぼ見下ろす位置で鑑賞。 このマエストロは聞いたことのない方。特にコメントなし。楽譜見ながら第九を振…

第九@ミューザ川崎by東響

131221 これがミューザでの第九の本年最後の演奏会なのか、アンコールとして、「蛍の光」が演奏されたのだが、合唱団とソリストは用意したLEDのペンライトを、そしてオケの楽団員は楽譜台にLEDを取り付けて、見事な雰囲気を醸し出した。これには、ほぼ満席の…

パネットーネとパンドーロを

131220 イタリア在住の長かった親友からの頂き物。 このミラノ産銘菓のパッケージが大好き。 横から出せるようになっている。 出てきました。さっそくガブリ!独特の風味が何とも言えず、クリスマス前の気分に。我が家では、ほとんど自分一人で食べてしまう…

「W 表参道 セラー・グリル」

131218 表参道の駅を出て5分のところにあるので、雨に濡れることもない。路地裏の地下だけど、ボトル型の看板が出ているから迷うことはない。 入口を入るといきなり両方の棚にワインがぎっしり。なかなかの壮観である。中は案外広く、カジュアルな雰囲気。…

「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」

131218 原題:20 FEET FROM STARDOM 本作の主人公たちは、自分も含めて一般的日本人にはほぼ無名の存在だ。そうした、いわゆる裏方に徹した歌手たちを見事な視点から取り上げた感動作。[出]ダーレン・ラブ、メリー・クレイトン、リサ・フィッシャー、タタ・…

「ゼロ・グラビティー」

131216 原題:GRAVITY この邦題は上出来だ。91分と短め。(因に90分は宇宙船が軌道を一周する長さとか)米 2013 監督・脚本・製作:アルフォンソ・クアロン(メキシコ人) 脚本には息子のホナス・クアロンも参加。出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クル…

「バーニー/みんなが愛した殺人者」

131215 原題:BERNIE 2011米 99分 脚本・監督:リチャート・リンクレイター(「ビフォー・サンセット」、「ビフォー・ミッドナイト」)出演:ジャック・ブラック、シャーリー・マクレーン(79歳にしては老け過ぎ。皺とシミが凄いことに) テキサス州の田舎町…

「ペーパーボーイ 真夏の引力」

131215 原題:THE PAPERBOY(新聞記者を表す俗語)2012 米 107分 監督・脚本:リー・ダニエルズ(「チョコレート」2001)、出演:ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザック(怪演に喝采!)、スコット・グレンと…

「モネ、風景をみる眼」@国立西洋美術館

131213 ろくに内容を調べもせずに出かけた美術展。見始めて気付いた。半分は何度も見た絵。それもそのはず、ポーラ美術館からもモネの作品を借り出して、共同で企画した展覧会とある。ま、入っちゃったから、仕方ないけど、@¥1400はチト高いのでは?! つま…

「鑑定士と顔のない依頼人」

131213 原題:LA MIGLIORE OFFERTA (イタリア語でベスト・オファーのこと)この邦題はひどい。もう一ひねりして欲しかった。余りにもそのまま。 2013のイタリア映画だが、英語が使用されている、というのも舞台(イギリスのどこかと想定される。ロケはイタ…

「古径と土牛展」@山種美術館

131211 展覧会の詳細は、同美術館のサイトによれば: 「古径が画家として出発した明治30年代から大正初期は、日本画家が東洋と西洋、写実と装飾、伝統と革新の狭間で揺れ動いた時代。そんな中、安田靫彦(ゆきひこ)、今村紫紅,速水御舟らとともに日本画の…

「フィツカラルド」

131210 原題もFITZCARRALDO 1982 西独 157分と長尺。「アギーレ/神の怒り」から10年目の作品。同じく[監][脚][製]はヴェルナー・ヘルツォーク、[出]クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナーレ 因に両作品を2本立てで鑑賞(キネカ大森) この作品も…

「アギーレ/神の怒り」

131210 原題:AGUIRRE, DER ZORN GOTTES 西独 93分 1972年 [監][脚][製]ヴェルナー・ヘルツォーク [出]クラウス・キンスキー マヤ文明はコルテスに、そしてインカ文明はピサロに滅ぼされた後の南米、アマゾン奥地が舞台。 伝説のエル・ドラード(黄金郷)を…

「クリスマス・リサイタル 冬の贈り物」by Emi Suzuki

131208 太平洋戦争開戦記念日のこの日、これまでの小春日和が打って変わって、寒くどんよりした東京地方。京浜東北線と山手線を乗り継いで、初めて西日暮里で下車した。目指すのは「やなか音楽ホール」。 ソプラノの鈴木江美さんがこのところ、毎年開いてい…

「第九」本番の日

131207 幸い、朝から好天に恵まれた。ついに、この日がやってきた。 10時半には控え室へ。⬇ 男性控室で出番までスタンバイ。まだ楽譜を見ている人の姿もチラホラ。15時開演で、直ちに、舞台裏へ。エグモントを聴きながら、待つことしばし。マエストロが舞台…

ゲネプロ

131207 いよいよ本番を明日に控えて、前夜、大ホールでのゲネプロを迎えた。 ⬆自分の位置からの客席の眺め。正面のライトがかなりまぶしい。 最初に軽く我々特別合唱団員だけで、声出し。メロディーをつけず発音・発声だが、今回初めて、「言葉を食べろ」と…

「ザ・コール」

131205 原題もTHE CALL 米 94分(意外に短い)[原・脚]リチャード・ドヴィディオ[監]ブラッド・アンダーソン(ほとんどテレビ映画しか撮ってない) [出]ハル・ベリー、アビゲイル・ブレスリン(「リトル・ミス・サンシャイン」の時はほんの子供だったが、だ…

「キャプテン・フィリップス」

131203 原題もCAPTAIN PHILLIPS 米 134分とちょっと長い![監]ポール・グリーングラス(「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」など)[出]トム・ハンクス 名の知れた俳優は彼だけ。他のメインキャストは無名のソマリア出身の俳優と素人。こ…

音大オケ・フェスティバル

131201 ミューザ川崎 ミューザで開催するこのシリーズには、毎年出かけている。入場料が安いこともあるが、アマオケとは言え、音大の現役奏者集団だから上手さには定評があるのが理由。 主演目の前に必ずファンファーレの演奏があり、これも現役学生の作品を…

「マッキー」

131130 またボリウッド映画を観てしまった。ボリウッドらしく、この作品にも歌と踊りが随所に。結構、これが楽しいのだ。因にマッキーとは、ヒンドゥ語で蠅のことらしい。 同じ女に惚れたばっかりに悪徳金満実業家スディープに殺されたジャニ、蠅に生まれ変…