ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三宅理恵独演コンサート@日暮里サニー・ホール

130530 チャーミングな姿と、透き通るような高音を持つディーヴァ三宅理恵さんのリサイタルへ。大きくもないホール、当然ぎっしり超満員。ちょっと勿体ない。もう少し大きめで、歌わせてあげたかったが。 なんでも、こうしたリサイタルをやるのは初めてとの…

高橋絵理@ランチタイムコンサート(トラストシティー丸の内)

130530 今や人気沸騰中の二期会期待の星、ソプラノ高橋絵理さんが登場。開演20分前に到着したが、大甘。既に満席で立ち見が出始めている。幸い、エスイロホ氏が先着して座確してくれていた。(毎度、すみません!) 通り一遍ではなく、よく練られた演目ばか…

「きっと、うまくいく」

130528 キネカ大森 原題:3 Idiots 初めて見たボリウッド作品。2009年製作が今頃?ま、それはともかく、期待以上の出来映え。笑いあり、涙ありの3時間、決して長く感じなかった。それに、インド映画につきものの歌とダンスの場面が3カ所ばかり、それも実に…

「小澤一雄展」@世界観ギャラリー(御茶の水)

130527 毎年この時期に開催される小澤一雄さんの個展の初日に出かけた。 ozart2013とあるのは、Mozartと一字違いが気に入っていつもこれをお使いになる。まぁ、小澤アートと言うことでしょう。作品はどれも実に楽しいのです。 ⬆これらのフィギュアものはいず…

「貴婦人と一角獣」展@国立新美術館

130527 The Lady and the Unicorn(La Dame à la licorne)@Musée de Cluny, Paris 数年前に、現地で見ているタペスリー(一般的には日本ではタペストリーと英語からの訳語を使うが本展では、仏語式)なので、迷ったが、行ってよかった。パリで見た時は大した…

「ユダヤ人」再読

イスラエル旅行のお供に連れて行ったこの本、学生時代に購入したもので、よくぞ残っていたくれた。久しぶりに読んでみたら、さすがに頭によく入るわい。逆に、読んだ当時はほとんど理解していなかったみたいだ。特に何故ユダヤ人が世界中で嫌われ、2千年も…

Aprico Symphony Orchestra 第22回定期演奏会@ミューザ川崎

130526 我が家近くのホールをフランチャイズにしている当オケが、珍しくお隣とは言え、川崎まで「遠征」してのコンサート。出自は、彼らのHPによれば、 アプリコシンフォニーオーケストラは、1999年,2000年と大田区民ホール「アプリコ」で開催された「大学…

「これがオペラだVIII」ガラ・コンサート@目黒パーシモンホール

130525 今年もコレオペの季節が巡ってきた。今年の1回目はガラ・コン形式。 それにしても、よくぞこれだけ!と思うほど楽しい演目満載で、ファンとしては嬉しい限り。歌う方は時間帯もあり、大変だったと思う。お疲れ様でした。(まだ明日もあるのだ!)出演…

「ベストセレクション美術2013@東京都美術館

20130524 出勤前に上野まで行って、この展覧会へ。日本の主立った美術団体からのベストセレクションだから、どの作品も見事な出来映え。撮影禁止だったのが残念至極。東京都美術館による本展の概要を、以下抜粋。 団体が相互に刺激し合い、公募展の奥行きを…

「暮らしと美術と高島屋」展@世田谷美術館

130522 ランチタイム・コンサートの後、電車とバスを乗り継いで、砧公園にある世田谷美術館へ。チラシにある概要⬇から抜粋すると、 「企業と文化」というテーマのもと、1831(天保2)年に京都で創業した髙島屋に焦点をあてる。髙島屋は1888(明治21)年に開…

ワンコイン・ジャズ@ミューザ川崎

130522 久しぶりにミューザでジャズを楽しんだ。ランチタイムは500円だから嬉しい!このトリオを聞くのは初めてだが、上手いこと。とりわけ、ピアノ演奏の見事なこと!知っている曲ばかりだったし、約1時間、ノリノリで過ごせた。本当はレジェンド的トラン…

「モネ・ゲーム」

130520 原題:GAMBIT (策略)邦題はよく出来ている。モネの絵が主役だからである。1966年の「泥棒貴族」(原題は同じGAMBIT)をベースにしてコーエン兄弟が脚本を担当。1/3ぐらいまでは、こりゃ失敗作と確信したのだが・・・終盤、にわかに面白く、ラストは見…

「天使の分け前」

130516 原題もANGEL'S SHARE 英仏伊合作 101分 [監]ケン・ローチ [出]ポール・ブラニガン、シヴォーン・ライリー スコットランドはグラスゴーを舞台にした心温まる社会派ヒューマン・ドラマ。 ⬆社会奉仕仲間の悪ガキの面々。彼らのたくらみとは・・・キルト…

「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」

130516 東京都美術館 高齢者無料鑑賞日、上野へ。閉館45分前の入館だから、さすがにゆったり見ることができた。貴重なアトランティコ手稿が初めて展示され、大変な触れ込みだが、凝りすぎた照明のせいで、ぼんやりとしか見えないのが誠に残念。脇に解説があ…

国立新美術館で三軌会展

130515 今年も三軌会展へ出かけた。 最早、同会の長老格である津田画伯が、自作「ヘレン」について解説しているところ。ヘレンがいやに小顔に描かれているのがまず目に入る。他に細々描かれているのは一つひつ意味があり、画伯得意のギリシャ神話についての…

「アイアンマン3」

130513 原題も IRON MAN 3 133分 米 [監][脚]シェーン・ブラックになり、代わって、前作まで監督を努めたジョン・ファヴローが製作総指揮及び出演。 人気アメコミ・シリーズ第3弾 ますますヴァージョンアップするCGを駆使し、3Dで、更に今回はIMAX方式で見…

a la carte シリーズ第5弾@アプリコ小ホール

130510 ありがたいことに我が家近くで開催されるので、第1回から連続で鑑賞している。毎回少しずつ顔ぶれが変わって行くのも新鮮で楽しい。今回はソプラノのお二人が初登場。今回は太田麻衣子さんが演出・台本を担当され、いつもとはひと味違った面白しさが…

「L.A.ギャングストーリー」

130509 原題:GANGSTER SQUAD 米 113分 [監]ルーベン・フライシャー [出]ショジュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ショーン・ペン、エマ・ストーン、ニック・ノルティ ますます縄張りを拡張する民衆の敵、ユダヤ系ギャング、ミッキー・コーエン(ペン)…

「アントオニ・ロペス展」

130507 渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム これまで全く知らない画家であったが、ポスターの絵柄見ただけで行きたくなった。1936年、ラ・マンチャのちっちゃな村出身で、現在77歳で活躍中。➡詳細 ⬆の絵はマドリッドのど真ん中、グラン・ヴィア(旧名ホセ・アン…

「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王室」

130507 R ROYAL AFFAIR 137分 デンマーク [監][脚]ニコライ・アーセル(「ドラゴン・タツーの女」の脚本)[出]マッツ・ミケルセン 18世紀半ば、実際に丁抹王室をゆるがした大スキャンダルがベースになった作品。丁度、モーツァルトやマリー・アントワネッ…

玉川高島屋でのコンサート

130506 連休最終日、一昨年も行ったこのコンサートへ。 玉川高島屋SC『リバーサイドクラシック』13:00~「椿姫」/15:00~「リゴレット」/17:00~ ガラコンサート30分×3ステージ 出演:ソプラノ 全詠玉テノール 高田正人バリトン 井上雅人エレクトーン 清…

旅の終わりに

8日間は瞬く間に過ぎて、もう二度と来ることはない聖地から心ばかりのお土産⬇。 歴史上、本物も偽物も大らかに包み込んで、ぎゅっと凝縮された空間に展示している町、宗教上、敵も味方も関係なく同居しちゃっている町、そのエルサレムとベツレヘムを終日歩…

「オディロン・ルドン 〜夢の起源〜」@損保ジャパン東郷青児美術館

130503 新宿御苑前の中華「礼華」(ライカ)で、昔の駐在時代の同僚・上司夫妻で楽しく昼食をした後、西口へ回り、久しぶりにカミさんと一緒にこの展覧会を覗いた。 ルドンと言えば、きれいな色彩の花の絵という印象が強い画家だと思っていたら、前半は木炭…

エルサレム 2

さて、神殿の丘から下りると、嘆きの壁に。ニュース映像などで繰り返し見た場面が目の前に展開される。折から、成人式を祝うグループがそこここに見られ、賑やかなこと。 熱心に祈りを捧げるのはツーリストだろうか。向こうの子供たちは、無料で貸し出されて…

エルサレムへ 1

最終目的地のエルサレムへ。8日間のツアーとは言え、現地泊はたったの5泊だから、あれよあれよという間に、終盤。ペトラに次ぐ見せ場は、何と言ってもエルサレムだ。 高速道路を出て、視界が開けるとそこがエルサレム!金色に輝く岩のドームがひときわ鮮や…

ヨルダン川を越えてイスラエルへ

死海は丁度ヨルダンとイスラエルの国境(湖の真ん中)に横たわっているが、第5日目はヨルダン側の死海からヨルダン川を渡って、イスラエル側へ。やはりイスラエル入国はかなり面倒だ。かれこれ1時間半を費やすことになった。早朝に起きてテルアビブから駆…

ペトラから死海へ

ツアー4日目、ペトラを後にしてマダバ、ネボ山を経由、一路死海へ。 さらばKING'S WAY HOTEL 二度と来ることはないだろうね。 ホテルの至近に、モーゼが杖を打ち付けるとこんこんと水が湧き出たという泉が。 隅の岩が杖を打ち付けたとされる岩らしい。今日…

「カルテット!人生のオペラハウス」

130430 QUARTET 邦題はカルテットだけでは不安だったらしくわざわざ副題をつけている。よくやる手だ。まぁ、内容をチラッと見せる意味ではいいのかも知れないが。 話の展開は凡庸で、先が読めてしまうが、出演者が贅沢なことで、十分堪能できる。それとダス…