ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

これがオペラだ!「カルメン」初日

130629 ハイライト形式とは言え、⬇これだけ歌うのだから、昼から歌手さんたちにとっては、結構大変なのだ。 喜田カルメンは初めてお聞きしたが、低い声が豊かに響く、見事なカルメンだった。ドン・ホセの高田正人さん、これを演じる機会が最近とみに増えてい…

「和伊の介」日比谷店

130628 大学時代の親友と、お互いに帰りが便利という理由で内幸町日比谷国際ビル地下にあるこの店へ。「激得プリフィクス・メニュー」@¥1980也で、すっかり腹一杯に。 自家製のパン。店のサービスだから、コペルタはなし。先日の「ナポリ・スタカ」とは違う…

「アンコール!!」

130628 シャンテ・シネマ 94分、英国映画 原題:SONG FOR MARION [監]ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 冒頭、チャーリー・リッチのTHE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLDの軽快な歌が流れるのがいい。 なにせ、いつもこんな苦虫を噛み潰したような表情だ…

「嘆きのピエタ」

130627 109シネマズ川崎 原題はハングルでピエタ(と思うが)。久しぶりに観た韓国映画。104分 [監」キム・ギドク 本当に邦画タイトルの付け方は、結構研究工夫しているなと、最近感心することが多い。これも、単にピエタだけでは、「ん?」、尤もそこに「嘆…

「ピッツェリーア・ダ・ペッペ ナポリ・スタカ」@虎ノ門五丁目

130626 以前から一度行ってみたいと思っていた店。最寄り駅(神谷町)から結構遠く、必ずしもアクセスはよくないけど、内容的には、最近トライしたイタリアンでもベスト3に入るような店だった。もちろん、ピエッツェリーアだから、あくまでもピッツァの話。…

「浮世絵 FLOATING WORLD 珠玉の斎藤コレクション」@三菱一号館美術館

130625 ブロガー特別内覧会へ参加。浮世絵はさほど趣味ではないが、冒頭の解説を聞いて、案外興味が持てた。これまで海外も含めて数限りなく観ているものの、賞でるポイントがイマイチよく分からない。 いつものように、先ずは中村剛氏から挨拶と簡単な説明…

「母の身終い」フランス映画祭

130624 原題:QUELQUES HEURES DE PRINTEMPS (春の数時間)108分 [監]ステファーヌ・ブリゼ [出]エレーヌ・ヴァンサン、ヴァンサン・ランドン(尻取りみたいだが、通常ヴァンサンは姓より名)エレーヌさんは現在69歳、ヴァンサン・ランドンの方は1959年生ま…

「椿姫ができるまで」仏映画祭出品作品@朝日ホール

130624 原題:TRAVIATA ET NOUS(トラヴィアータと私たち)[監]フィリップ・ベジア いわゆるメーキング・フィルムだが、その辺のものとは似て非なるもの。実に興味深く見た。丁度2時間で、ほぼオペラの展開に合わせて稽古風景が余すところなく映されている…

川崎市民交響楽祭2013@ミューザ川崎

130623 川崎と言うと、JR駅周辺だけをイメージする人が多いが、内陸に向かって奥行きが深く、人口も間もなく150万に迫る勢い。従って、川崎市アマチュア・オーケストラ連盟も、一番古い川崎市民交響楽団を始め、麻生フィルハーモニー、宮前フィルハーモニー…

「川合玉堂展」@山種美術館(広尾)

130622 現在開催中の川合玉堂展のブロガー・ナイトに参加。 特別展の概要は、 当館創設者で初代館長の山崎種二が生前の玉堂と親交があったことで、当館で実に71点もの彼の作品を所蔵しており、これらを全点あますところなく公開、更に国立近代美術館、玉堂美…

「インポッシブル」

130622 TOHOシネマズシャンテ 114分 原題:THE IMPOSSIBLE(あり得ないこと)西・米合作だが、スタッフは監督J.A.バヨナを始めほとんどスペイン人、キャストはほとんどが英米という、面白い組み合わせだ。撮影は、一部は現地、タイのカオラック(プケットの…

スペイン料理に舌鼓@LA BODEGA(日比谷)

130619 2011年春、モロッコ旅行で一緒だった旅仲間が時折集まっては、いろんな料理を食べ、ワインを呑みながら旅談義に夢中になる。今回は、スペイン料理の番。 パエリャは最後に登場するが、その前に出て来たイベリコ豚のグリルもなかなか。 お店のサービス…

白井「オセロ」@世田谷パブリックシアター

130619 いやぁ〜、面白かった!こんなに芝居を面白く見たのは久しぶりだ。やはりこの白井晃という人物、ただ者ではなかった。 冒頭から意表を衝く演出が冴え渡っていた。稽古風景かと観客に思わせるような導入部で、いつの間にか、観衆も舞台の一部と化して…

ファインバーグ・コレクション展@江戸東京博物館

130619 アメリカはメリーランド州在住のファインバーグ夫妻(⬇)が一代で蒐集した江戸絵画中心の日本美術が江戸東京博物館で公開されている。昨日は高齢者無料の日なので、昼、夜とスケジュールが入っていたので珍しく午前中から出動、その甲斐あって、素晴…

「華麗なるギャツビー」

130617 109シネマズ川崎 原題:THE GREAT GATSBY 142分 [監][製][脚]バズ・ラーマン(カメオ出演も)(「ロミオ&ジュレイット」、「ムーラン・ルージュ」、「オーストラリア」オーストラリア出身らしい作品とキャスティング、顕著) 1974年の同名作品(ロバ…

東大フィル定期@アプリコ大ホール

130616 ⬇にあるように、東京大学と名前がついているが、実態は、東大生は丁度1/3で、多種多様な大学からのプレイヤーから構成されている楽団。 アマオケにありがちな「金管の破綻」は、まったくなく、極めて安定した力量を備えたオケである。例によって、最…

ミニコンサート@自由学園  

130615 二期会所属ソプラノ歌手、坂井田真美子さんの謝恩コンサートが、出身校である東久留米市の自由学園で開催された。ワン・ドリンク付きでワン・コインという大盤振る舞い、しかも10曲以上の大サービスに、歌唱指導までと盛り沢山。 冒頭、本日のキーワ…

某絵画教室の作品発表展へ@銀座

130613 兄が所属する絵画教室の展覧会へ。 一見すると、???だが、しばらく見ていて、人の影が描かれていると分かった。今回は、表面がアクリルで覆われているから、反射してよく撮れない。トルコのトロイ遺跡での風景とか。講師がちょうど講評していると…

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

130613 有楽町ヒューマン・トラスト 141分 原題はTHE PLACE BEYOND THE PINES 松林の向こうの土地という意味だろうけど、何とも散文的なタイトル。 一方の邦題、散々悩んで、長いけどそのままカタカナにしただけ。悩んだ挙げ句、どうもそれだけじゃ具合悪い…

「ローマでアモーレ」

130612 品川プリンス・シネマ 原題:TO ROME WITH LOVE (ローマへ愛を込めて、という割に古典的なタイトル)。ちょっとこの邦題はないなぁ。ローマでアモーレだなんて、余りに下品というか安っぽいし、迎合し過ぎ。それにしても、さすがウディ・アレンだ、見…

ニュー歌舞伎座へ

130611 新装なった歌舞伎座へ、遅まきながら行ってきた。 午後の第二部を見た。1階後列中央ブロック。ちょっと舞台から遠いが、それでも全体がよく見渡せる位置で、まずまず。こういう席でも15000円だからねぇ。それも売り出しと同時に予約したのに。 やはり…

「エンド・オブ・ホワイトハウス」

130610 109シネマズ川崎 130610 原題:OLYMPUS HAS FALLEN (オリンパスはホワイトハウスの隠語)120分 [監]アントワーン・フークァ(仏系米人、「トレーニング・デー」、「ザ・シューター」、「クロッシング」)など、警察ものが多い) 文句なしに面白い120…

オペレッタ「ジェロルスタンの女大公」@高輪区民ホール

130609 その昔、浅草オペラでは盛んに演じられたらしいが、私は初めて見たオペレッタ。東京オペレッタ劇場、鬼才角岳史氏の演出の冴えを存分に堪能。随所に笑いネタが仕込まれていて、今日は久しぶりに大笑いの連続だった。➡筋書きなど詳細 ⬆すみません、男…

東邦フィルハーモニー第37回定期演奏会@アプリコ大ホール

130608 この楽団の演奏会はこのところ、毎回聴きに行っている。今回の演目は、 ・東邦大校歌 ・シベリウス カレリア序曲 ・シベリウス 交響詩「エン・サガ」 ・ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」 「エン・サガ」は初めて聴く曲だが、かなり風変わ…

リハビリ見舞い

130508 骨折した姉がリハビリ中の、船橋市立リハビリテーション・センターに、姉を見舞った。 船橋駅からバスで20分ほど、やや草深いところにあるのだが、ホテル並みの立派なセンターだ。 外部にもリハビリ用のレインが 広々した個室。言うことなし。(逆…

KITTEへ

130606 丸の内の中央郵便局が商業ビル「KITTE」に生まれ変わってから初めて中へ。 この看板はなかなかお洒落、且つ控えめで大いに結構! なにやらドンチャカ、ドンチャカやっていると思ったらサンバ嬢が3人で盛んに盛り上げている。間もなくブラジルで開催…

「グランド・マスター」

130604 109シネマズ川崎 原題もThe GrandMaster 一代宗師 香港 123分 [監]ウォン・カーウァイが原案も。音楽は日本人、梅林茂。1997年に中国に返還された香港だが、映画の分類だけは香港のままだし、表示方式も繁体字を使用する。 主役の葉問(イップ・マン…

銀座表と裏通りを行く

130603 これは銀座のド真ん中にあるWAKOのショーウィンドウ。 シャネルのショーウィンドウ、いつもとかなり違う路線かな。 MIKIMOTOは120周年記念のショーウィンドウ。 野草の店「司」 屋上には野草園 野草を扱ったお店も経営 4丁目、三越裏の花屋さんにサ…

オペラ・ガラコン「銀色の一瞬(とき)」@銀座ヤマハホール

130603 既にヴェテランの域に達してらっしゃる二期会のソプラノ菊池美奈さんが企画・出演されたコンサートへ。 ⬇銀色の一瞬(とき)とはまた随分しゃれたネーミング!銀座の銀らしいけど、もし当日が雨天だったら、銀の雨が、と挨拶される予定だったらしい。…

「オブリビオン」

130603 TOHOシネマズ日劇 原題もOBLIVION(忘却)124分 [監督・原作]ジョセフ・コシンスキー(「トロン」) 嫌になるほど予告編を見せられた作品。満を持しての封切りだ。確かにそれだけ力が入るのも一応うなずける作品に仕上がっていると思った。映像が、こ…