ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

初めて札響を聞く@サントリーホール

190130 昔のカルテット仲間から誘われて、初めて札響を聴きに。 こじんまりとして、なにか雰囲気がとてもよいオケという印象。コンマスが笑顔を忘れず、多分極めて厚い信頼を団員から得ている様子。 マティアス・バーメルトというマエストロ、初めて聞いた。…

「ルチア」@サニーホール コンサートサロン

190128 ピアノ伴奏者が所属合唱団のピアニストというご縁で、このシリーズ、前回の「イル・トロヴァトーレ」に続いて2度目の観劇となった。 普段は縦長に使い、80席ぐらいはあると思うのだが、オペラゆえ横長に舞台セッティングをする関係で、座席数はおよ…

「バハールの涙」

190128 原題:LES FILLES DU SOLEIL (太陽の娘たち)仏・ベルギー・ジョージア・スイス合作 111分 脚本・監督:エヴァ・ユッソン(ルアーブル生まれ、41歳) とりわけ濃い顔だが、それだけに目力による表現がすばらしいファラハニ。 無慈悲かつ過酷極まるIS…

LA TRAVIATA@東京文化会館

190126 「椿姫」を副題の扱いにして、「ラ・トラヴィアータ」としたところが嬉しいね。こうであるべき。(原作は「椿姫」、オペラはLA TRAVIATA)さすが藤原歌劇団! 3日公演の初日を見た。何より、舞台の豪華さには圧倒された。アレッサンドロ・チャンマル…

「喜望峰の風に乗せて」

190126 原題:THE MERCY (慈悲、救い)英 101分 監督:ジェームス・マーシュ(「博士と彼女のセオリー」2014) 邦題とこの絵柄に惹かれて観に行った人、結構いたはず。 実話に基づいた作品というが、この話はまったく知らなかった。当時(1968)、それなり…

東京コールフリーデの演奏会へ

190120 ソリストとして出演するメゾの佐藤 祥からFB上で案内があった演奏会。オペラ合唱曲の中に、自分の所属する合唱団が次の演奏会で歌うことが決まってる演目が並んでいるので、どんな舞台か大いに関心を抱き、チケット手配しようとしたら、既にその時点…

久しぶりのN響@サントリーホール

190116 友人に誘われてN響を聴きに行った。 そう言えばサントリーホールも久しぶりだが、なんかやはりここの雰囲気は落ち着くなぁ。今日は中央列のほぼど真ん中に。 ペレアスは、いかにもフォーレらしい作品。どこか宗教的な印象を与える箇所が出て来る。 ブ…

心震えたヴェルレク@ミューザ川崎

190113 滅多に聞けない名演奏!ヴェルレクを生で聴けて、大満足! こんな名演奏会が近くのホールで開催されたのに、気づくのが遅れて、やっと買えたチケットはなんと4階席。初めてこんな高い席に陣取った。でも最前列の中央寄りで、聴覚的には問題なし。視…

アプリコ・アフタヌーン・サロン2019

190110 これだけゴージャスな出演者が並んでいるのに、やはり正月明け、しかも平日の昼間という悪条件ゆえに、客の入りは6割程度。ま、これも主催者は覚悟の上のことだろうが、ちょっと出演者には気の毒だった。 出演者は馴染みの方々だが、メゾの小野美咲…

「恐怖の報酬」

190109 SORCERER (魔術師)1977 米 121分(ディレクターズ・カット)、92分短縮版(米国以外で上映時)今回は待望のノーカット版がやっと日本公開。4Kらしいが、たまたま自分が見た地元上映館では2K上映。 貴重な日本語ポスター 仏語版ポスター 言わずと知…

「オルケストル・デ・ベル第2回定期演奏会」

190105 今年の初コンサートは、杉並公会堂大ホールで聞くことに。 ちょうど1年前、ミューザ川崎で第1回定期演奏会を開催、その時は「第九」で、自分も合唱団員の一人で舞台に乗っている。その時の主宰者から、お呼びがかかり、荻窪まで出かけた。今日はポカ…

「家へ帰ろう」

190103 原題:EL ULTIMO TRAJE (最後のスーツ)アルゼンチン、スペイン合作 93分、脚本・監督:パブロ・ソラルス 第二次大戦末期、ナチスの絶滅収容所から奇跡の生還を果たし、今はアルゼンチンで暮らしているアブラハム、一緒に暮らす娘や孫たちから老人ホ…