ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

読響Xアプリコ 大友直人 歓喜のブラームス+ショパンP協No.1by 牛牛

190629 この牛牛という若手がすごい演奏を聴かせてくれて、場内、興奮の渦。ブラーヴォが飛び交ったと言っても過言ではない。ガタイがまずでかいのに驚く。182cmぐらいの印象。手足が長く、それだけでも抜群の安定感と思わせる。果たせるかな、そのきらびや…

「僕たちは希望という名の列車に乗った」

190627 DAS SCHWEGENDE KLASSENZIMMER(沈黙の教室)独 111分 脚本・監督:ラース・クラウメ(「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」'16) 暗示的なデザインだ。彼らの未来は? 1956年秋、遊び盛りの高校生、クルトとテオ、住んでいる東独の町、ス…

嘉目真木子、独演コンサート(日声協シリーズ)@日暮里サニーホール・コンサートサロン

190626 このシリーズ、なんども聴きにきているが、最近は久しぶりだ。今、日本のオペラ界で実力・人気ともにトップクラスの一人、嘉目真木子が初登場。 実はこのシリーズ、日声協からはどんな構成にするかは完全に出演者に任されているそうで、出演者によっ…

「アマンダと僕」

190626 AMANDA 仏 107分 脚本・監督:ミヒャエル・アース(Mikhaël Hers、ヘンなスペリングの名前だが、1975年、パリ生まれのフランス人) 仲良しのシングルマザーである姉、サンドリーヌ(オフェリア・コルプ)が、2015年、パリ近郊、ヴァンセンヌの森でイ…

奇跡の”驚”演!!「フィガロの結婚」@サントリー・ブルーローズ

190623 まあ、この顔ぶれ見たら、超豪華とかなんとか言ってる場合じゃない、このタイトル、奇跡の”驚”演!!は大げさでもなく、それ以外に言いようがないほどの配役! 若い井坂 惠以外はほぼ全員が音大教授というなんともはや贅沢極まる布陣に。今更あれこれ…

大田フィル定期演奏会@アプリコ大ホール

190622 知り合いが団長をしている関係で、早くから予定していたコンサート。このオケは地元であるから、もちろん過去なんども聞いているのだが、ハーピストのKさんが実は団長と知ったのは最近のこと。彼女の勇姿(?)を見ようと、早めに会場入りしてハープ…

青島広志の「魔笛」@日本橋劇場

190619 青島広志のイラスト付きチラシもすっかりお馴染みに 出演者が多彩を極めるのもこのシリーズの特徴 「魔笛」は、他のオペラ同様長いこともあるが、物語が単調ゆえ、特に後半になると必ず一度は睡魔に襲われる。この青島魔笛は違った。最後まで舞台に惹…

「カルメル会修道女の対話」

190611 手前はメゾソプラノ、イザベル・レナード演じる主人公ブランシュ METライブビューイング、今シーズンの最後の演目はプーランクの「カルメル会修道女の対話」という、ややマイナーな作品。もちろん、愚亭も観るのはこれが初めて。時代設定はフランス革…

マーラー・交響曲2番「復活」@サンパール荒川

190609 MAXフィル演奏会で舞台に上がるのは昨年末の第九以来2度目。マエストロ古澤は、下の略歴にもあるように、元々はコントラバス奏者で、現在は指揮と二足のわらじ活動を継続している様子。人柄も大変さっぱりしていて、楽団員、合唱団員からもよく慕われ…

都心ビルの7階貸ホールでオペラ

190608 このホールでは、今年1月の「椿姫」以来、2度目の公演 このようなヴェルディの本格オペラを貸しビル7階のちっぽけなホールでやってしまうところに、発想豊かな安藤 敬の真骨頂を見る思い。ちっぽけと言っても、つめこんで100席は取れるというから、先…

「ちょっと気軽にこんさあと」@入間市

190608 首都圏にある会場で、自宅から片道2時間以上かけて聞きに行くのは、多分今回が初めて。 オペラ界では人気者同士のドゥオ・コンで、しかも一人は、うちの合唱団の指導者であれば、遠距離もなんのそのということに。 工藤は、昨年7月、大田区アプリコ大…

「誰もがそれを知っている」

190607 TODOS LO SABEN (邦題の通り)、2018年 133分、西仏伊合作 脚本・監督:アスガー・ファルハディ(46歳、イラン出身、過去の日本公開作品「彼女が消えた浜辺」'09、「別離」'11、「ある過去の行方」'13、「セールスマン」'16 、4本とも本作同様、す…

久しぶりに中野で一杯。

190604 昔の職場仲間と軽く飲んだ。奥さんの具合がよくないので、夕飯の支度をした後ならということで、彼の住まいの近くが会場となった。 第一、第三もあったらしいが、なぜか第二だけが健在という不思議。なんの変哲もない構えだが、界隈では聞こえた店ら…