演劇・落語
240403 Untel père et fils (この父にして、この子あり)仏 1940 1h53m 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ、主演:レイミュ、ルイ・ジューヴェ、ミシェル・モルガン 1889~1939の50年に亘る家族の物語。モンマルトルに住む一家、背景に映るサクレ・クール大…
220223 近くのホールでこういう演目をやってくれるのは、ありがたいことです。主催は大田区文化振興協会です。TOKYO OTA OPERA PROJECTでお世話になった協会です。 一番下に体験ワークショップとありますが、小学生から50歳代と思しき区民(多分)10名が登場…
210130 能楽堂や野外で見たことのある能だが、配信では初体験! 字幕でも随所に説明が入り、まことに親切な配信である。 台詞回しが独特で、よく分からないが、舞台姿がまことにかわいい角当美織の牛若丸 牛若丸の凛々しい太刀姿が印象に残るシーン。 参りま…
191126 これまでとんと縁のなかった能を鑑賞することになった。親しい合唱フレンドの一人から偶然チケットが回ってきたのだ。 能・狂言を観るのは何十年ぶりか。記憶を辿ると中学生の折、学校の授業の一環で、水道橋にある能楽堂(宝生能楽堂 1913年)へ行っ…
190315 毎年、この時期に近くのホールで上演される人形浄瑠璃、愚亭は数度目だが、歌舞伎には詳しいカミさんが実は初めてとは、それこそ初めて知った。 この演目、実は以前から見たかったのだが、なかなかチャンスがなかった。そのわけは、自分の血筋に、こ…
180705 久しぶりに落語を聞いた。 日頃、「笑点」の大喜利でしか見ることのない三遊亭小遊三が近所のホールへ。東京都・警視庁・大田区による催し物、振込詐欺対策の集いがあり、小遊三聴きたさに会場へ。当然、高齢者で溢れかえっている。前半は主催者側が…
171014 このチラシからも雰囲気が伝わってくるが、それは楽しい、楽しい浅草ならではの舞台。ヴォードヴィルという、17世紀末にパリに登場した演劇のスタイルと言っていいのだろうか。歌あり、芝居あり、手品ありという趣向で、大正時代的雰囲気の横溢する…
170914 久しぶりに芝居を見に、新国立劇場小劇場へ。上階のオペラパレスや中劇場にはこれまで何度も足を運んでいるが、小劇場が初めて。地下にあるが、とてもよくできた造りだ。この規模の劇場としては、大変気に入った。 普段からロシア文学など無縁だが、…
170630 毎年この時期になると、大歌舞伎がアプリコ大ホールにやってくる。 しかもS席で@¥5,000は堪えられないから、ここ10年ほど、この公演は欠かさず観にきている。 いずれも、愚亭には初めての作品ばかり。カミさんは子供時代に妹背山だけは観ているという…
170216 54歳だから、もはや若手ではないだろうが、鬼才ケラリーノ・サンドロビッチの舞台で、設定が昔の東京オリンピック前というところと、出演俳優の多さにも興味を持って渋谷に出かけたのだが、シアターコクーンはほとんど若い、それも女性ばかりで、少し…
170117 久しぶりに演劇を楽しんだ。 あまりこの作品の情報は持ってなかったのだが、柚希礼音見たさに行ったようなもの。前から2列目のど真ん中と、これ以上ない位置で堪能。柚希礼音は、評判以上の素晴らしさで、どんな角度から見ても、完璧な姿だった。男…
161013 久しぶりに芝居を見た。おなじみアーサー・ミラーの戯曲。原作というより、出演者で選んだ。狙いは黒木 華。前から10列目の中央で、位置どりは問題なし。ただ、昨夜は眠りが浅く、睡魔に襲われたのには閉口。 ご覧の通りの布陣で、まあ豪華と言って…
160728 旅友(アイルランドツアーで知り合った)の一人、K夫人のご主人が出演されるお芝居、これまで何度見に行っているだろう。今回はかなり本格的な舞台で、本来俳優座にかかる予定だったらしいが、他の公演との調整で、5階の稽古場が使われることに。従…
160519 久しぶりに博品館へ。もう見慣れた光景だが、相変わらず中国からの観光客で周辺が溢れかえっている。 何年か前にカトリーヌ・ドヌーヴ主演、フランソワ・オゾン監督の映画を見ている。さて、これを舞台で、鵜山仁がどのように見せてくれるのか、興味…
160510 2年前にハリウッドが映画化、母メリル・ストリープと長女ジュリア・ロバーツの凄まじい取っ組み合いがひどく印象に残っている。もともと舞台劇だし、日本語なら、さらに家族のやり取りが伝わるだろうと思って、発売と同時にチケットを購入していた。…
160405 久しぶりに芝居を見に出かけた。 4年前に旅行したアイルランドのアラン諸島の印象が強烈で、イニシュマンはこの諸島のひとつ。このタイトルにまず興味が行き、原作、演出、それにキャスティングを見て、販売開始と同時に予約した。ちなみにアラン諸…
151209 ばかばかしいほどおかしい、おかしいけど、ばかばかしい。歌も踊りもたっぷり。芸達者たちが散々笑わしてくれる。 場内は若い女性ばかりで、少しばかり居心地悪し。彼女たちをターゲットにしているから、高齢者には通じないギャグが結構あった。 ま、…
151118 抱腹絶倒!久しぶりに涙が出るほと笑った。竹中の演技に負うところ、すこぶる大。今日は、前から2列目で申し分なし。 湖上のパレス風邸宅、1年に一度、それも夜に、音もなく湖面に浮かび上がる映像、グロッケン現象かと思えば、そうではなく、こち…
151005 日米開戦後、アメリカの太平洋側在住の日系人だけを標的にして、理不尽にも、米政府は、デスバレー近くの荒野ににわか仕立てで用意したバラックに押し込んだ事件を扱った芝居。時は1942年、舞台は寒風吹きすさぶマンザナ(スペイン語でりんご園を指す…
150813 藤原紀香と別所哲也主演のミュージカル「南太平洋」を見に行った。この作品が映画になって日本公開されたのが、1958年秋。リチャード・ロジャース/オスカー・ハマーシュタインII世によるミュージカル映画が大好きだった当時高校生だった愚亭は「回転…
150802 今年もまたこの時期になった。旅友のMIさんのご亭主が現役の舞台人なので、ここ数年は、年に二度ほど、俳優座へ出かけている。夏はこのシリーズである。 ⬆︎因みにこの写真の撮影者、Soichiro Koriyaとは、2004年、イラクのファルージャで人質になった…
150731 毎年、この時期になると、近くのアプリコで本格的な歌舞伎公演がある。しかも安価で。当然、満席になる。歌舞伎座で観れば2万円近く取られるが、1/4程度で見られるから、真にありがたい。 河内山は、橋之助のうまさが光った。顔の大きさといい、声音…
150707 久しぶりにお芝居を見た。 何年か前に映画(原田芳雄、宮沢りえ)では見たが、もともと井上ひさし原作の戯曲ゆえ、いちど舞台で見たいと思っていた。確かにこれはまぎれもなく舞台劇としての完成度が高い作品だ。映画では、原作を変更して、舞台には…
141220-21 オペラ「椿姫」を見るための京都一泊旅行。応援している江口二美さんが出る舞台で、京都春秋座に出かけたのは昨年夏の「マダム・バタフライ」に続いて二度目のこと。 土曜日、お昼の「のぞみ」で京都へ。駅近くのセンチュリー・ホテルへ投宿。駅に…
141215 久しぶりに舞台を楽しんだ。前から3列目右寄りに陣取る。若い女性客が多い。この公演は、ロンドン版によるそうだが、ロンドン版以外がどうなっているのか知らないから比較不能。いずれにしても、映画とはかなり違うのは確かだ。 スティーブン・キン…
140804 数年前のアイルランド旅行の旅仲間のお一人、MKさんのご主人が出演されるというので、うだる中、俳優座へ。全部で100人入るかどうかの5階にある稽古場が会場。⬇マーカーでピンクになっているところが、その神山 寛氏出演の演目。 朗読劇は滅多に行く…
140531 今年もアプリコへ歌舞伎がやってきた。毎年、この時期になると松竹歌舞伎がここで公演してくれる。それも5千円だから、こたえられない。 これは全国公立文化施設協会(公文協)主催の公演、これを皮切りに約一月全国縦断公演となる。 何と言っても話…
131012 旅仲間の一人、K夫人のご主人が客演されるというので、他の仲間も誘い合わせて久しぶりに池袋へ。昔は池袋の芸劇までよく足を伸ばしたものだが、最近はすっかり縁遠くなっていた。やはり城南にある我が家からは、心理的にチト遠いところなので、敬遠…
130719 こまつ座の旗揚げ公演として井上ひさしが書き下ろした戯曲ということで、同座の100回記念公演としてこの戯曲が取り上げられたのはうなづける。 今回はこの顔ぶれだから、アッという間に売り切れで、この日も超満員。出演者経由で入手したチケットゆえ…
130701 恒例の大歌舞伎が近くのアプリコへやって来た。毎年、一度、この時期に開催されるので、毎回必ずカミさんと観に来る。しかもS席でも5000円と、嬉しい値段! どの出し物も私には初めて。「番町」の方、怪談としてしか知らなかったが、それをベースにし…