130530 チャーミングな姿と、透き通るような高音を持つディーヴァ三宅理恵さんのリサイタルへ。大きくもないホール、当然ぎっしり超満員。ちょっと勿体ない。もう少し大きめで、歌わせてあげたかったが。
なんでも、こうしたリサイタルをやるのは初めてとのこと。とてもそう思えない見事な企画力と演唱力。トークもご自身では得意ではないと謙遜されるが、なかなかどうして、立派なもの。オペラのアリアが封印して、常日頃から歌いたいと願っていた作品から厳選してこうなったとおっしゃる。元々耳が相当よろしいのだろう、独語、英語、仏語、いずれも素晴らしい発音でお歌いになる。そこも感心してしまった。
後半のコスチュームが実に豪華なもので、見事に着こなしてらっしゃる。以前より心持ちふっくらされた印象だが、まだまだスレンダー。ついでに、前半は対照的にあでやかなブルーの衣装だった。
アンコールには、これまた珍しい黒人霊歌からHE'S GOT THE WHOLE WORLD IN HIS HANDS。いろんな人が世界中で歌っているが、私にはMahalia Jacksonが歌ったものとして印象に残っている。
中央は伴奏の岡本知也氏。理恵さんが嘗てニースで研鑽を積まれた時に知り合ったそうだ。応援に駆けつけた二期会の全詠玉さん(右)と三井清夏さん(左)
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