140317
久しぶりにアジアの旅を満喫。やはり近いのは何と言っても楽だ。2時間の時差は、老躯には優しいこと、この上なし。
JTBの「旅物語」からたまたま見つけたこのコース、よく練れた企画。そしてこの値段!これを逃す手はない。ただ、高齢者にはやや堪える”強行軍”なのが気がかりだったが、蓋を開けてみれば、それほどではなく、全員、トラブルもなく8日間を楽しく過ごせてラッキーだった。
因に一行14名は、夫婦4組とおばちゃんトリオ2組、平均軽〜く60歳超え。世界中,アチコチ旅行されている人たちばかりで、毎回食卓は、旅の情報交換で大盛り上がり。
初日、ベトナム航空の成田出発時間が朝9時半ということで、早起きに自信のない家内のたっての希望で、初めて成田前泊となった。確かにこれは楽で、クセになりそう。ま、しかし、今後はなるべく我が家と同じ区内の羽田発着のツアーを選びたいね。
これがホーチミンまで利用したベトナム航空の飛行機。トリプル・セブンの機体はまだ新品。3:3:3というシート編成。まずまず快適な空の旅。着いてみたら、いきなり灼熱の太陽が。
テレビの旅番組で見慣れた光景だが、目の当たりにすると、やはり凄い!途切れることのないバイクの大群が、うるさいほどクラクションを鳴らすのが遣り切れない。余計に暑くなる。
韓国,中国の流れがこの国にも。本来はにかみの国民性なのに、ここまでやるからね。ま、やらされているんだけど。日本では、まず見られない光景だ。自分の国でやるぶんには構わないんだけど、パリ辺りまで来てこれをやられると、どうも白けるばかり。
中央郵便局内部のスペースはほとんど商業施設化していて、マーケットの中にちょこっと郵便機能があると考えた方が早い。
ベトナム中部高原のタングエン地方発祥の竹製打楽器「トルン」。木琴を縦にし、船の帆のようなフォルムで、音色は透明感のある柔らかなもの。かつては少数民族が暮らしの中で奏でていたらしい。南国らしい、のんびりとした響きだ。
蟹三昧の食事が終わる頃、郷土色たっぷりの音色が。ダーバオという一弦楽器が哀愁を奏でる。
そしてしばらくすると、前触れもなく、踊り手が目の前へ。タイ、カンボジア、インドネシアなどに共通するスタイルの踊りだ。
「ヴィエト・ヘリティッジ」という、蟹三昧の店。事前に案内がなかったのに、次々に踊りが繰り広げられ、何か得した気分に。