ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

アンコールワットとベトナム縦断の旅へ 3

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アンコールワットに別れを告げ、反対側から出て、ホテルへ。

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ホテルでの朝食を済ませた後、向かったのはバンテアイ・スレイ。女の砦という意味だとガイドから。赤い砂岩で出来たヒンドゥー教寺院遺跡。

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塔門をくぐると、左右にリンガの並んだ参道に出る。

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ご覧の通り、華麗で深い浮き彫りが施された破風がそこかしこに。

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ここは、フランスの文化大臣を務めた作家アンドレ・マルローが盗み出してつかまったデヴァター像があるので、よく知られた場所だ。彼はこの時の体験を基に「王道」を書いた。

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⬆これがデヴァター像。東洋のモナリザと言われるそうだが、ちょっとその比較はどうかと思う。

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塔門で遊ぶ現地の子供があどけない。

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突然、音楽を奏でるグループに遭遇。

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ということで、盛んにCDの購入を勧められたが、寄金で勘弁してもらうことに。

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昼食は何故かアマゾンというレストランで。クメール料理ということだったが、余り印象に残らない料理だった。隣のテーブルには日本の大学生たちが。

昼食後は、一番暑い時間を避ける意味もあり、一旦ホテルに戻って小休止。

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午後はアンコールトム遺跡へ。多くはラテライトという石で出来た建造物。⬆は南大門。てっぺんには観音菩薩像が四面に施されている。因に、アンコールは都市の意味。トムは大きいという意味だそうだ。(ワットはタイ語と同じで寺のこと)

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堀の上にかかる橋の欄干には乳海撹拌(ヒンドゥー教の天地創造)を模したナーガ(蛇神)が。反対側の欄干には阿修羅像が。

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中央部にあるバイヨンへと進む。

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ここの壁面にもびっしりと浮き彫りが施されていて、まことに壮観。

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ただ、破壊もかなり進んでいて、心が痛む。

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破壊を押さえようと、ところどころにこうした工夫がされている。

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ガイドが京唄子に似ていると説明した顔の彫刻。確かに!それにしても、ここバイヨンはそこら中、顔、顔、顔・・・。

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暑さに喘ぐ一行。暑さと疲労で、早く観光が終わって欲しいというのが実は皆、本心。

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「象のテラス」ジャヤーヴァルマン7世によって築かれた。ガイドの説明によると、延長300mを超える象のテラスは、公的儀式の巨大な閲兵席として使用され、また王の壮大な接見所の基壇としての役目を果した。中間部分は等身大のガルーダシンハで装飾され、両端近くには、クメールの象使いによるゾウの行進の2つの部分がある。それで「象のテラス」と呼ばれている。

 

(続く)