150624
六本木一丁目、スェーデン大使館のトイ面に位置する小粋な美術館は、メトロの駅から素晴らしいアクセスを設けていて、自然に入口まで運ばれてしまう。
⬆︎オシャレなエントランス付近
この美術館、余り知られていないので、HPの紹介欄から抜粋を拝借しよう。
明治時代に住友グループの礎を築いた住友家は、実業のかたわら芸術や文化事業にも関心を示し、時には事業所にも絵画を飾っていたほど。長年にわたってグループ各社が収集した様々な絵画作品は、一般には余り知られることなく今に伝えられている。 グループの文化的象徴でもある泉屋博古館分館では、一昨年よりグループ各社に収蔵されている絵画作品の数々をご紹介すべく、前回の「パリに留学した日本人画家たちの逸品」に続き、第3回目となる今展は、近代フランス絵画史上に名を残した画家たちをフィーチャー。バルビゾン派のミレー、印象派のモネやマネをはじめ、新印象派のシニャック、フォーヴィスムの巨匠ブラマンクやエコール・ド・パリのシャガールなどおなじみの画家たちの知られざる逸品約40点を特別公開。
というわけで、住友家の至宝を納めてあり、今回はその中から印象派を中心にフランス絵画の逸品を展示したというところ。入場料800円で、40点余りの油彩画が鑑賞できるのは、まことに嬉しい。代表作は、次のようなもの。同館HPから拝借。
左端の人物はジャン・フロワサールで、中世の年代記作家。
これはかなりの大作で、横2m, 縦1mはありそう。オーストリア軍を散々悩ませた若干27歳のマルソー将軍を悼む敵方の参謀たち。
アカデミズムの極地のような作品。
点描に至る前の制作か。
8月2日まで。