160630 都路ガーデン主催のプチコンサートへ行った。滅多に行くことのない永福町にある60人程度の収容力のホールだ。その前に、永福町はその昔、高校時代の音楽教師が住んでおり、頻繁に行ってたが、その教師も亡くなってしまい、以来、まったく行く機会がなくなった。びっくりしたのは、駅舎があまりにも立派になっていたこと。当然といえばそうなのだが・・・。
そこから徒歩10分、住宅街の間にひっそりとあるのがこのSONORIUM。えらい洒落た名前をつけたものだ。内部はシンプルそのものの作りで、天井が高く、音響も悪くないと思った。狭いながらも、一応というかほんのわずか2階席も設けられている。
毎回だが、このプロダクションのチラシは、実におしゃれで、かなりセンスの良い方が考えておられるんだろう。今日のコンサートは肩肘張らない、リラックスして歌って、聞けると言う狙いがよく表れている。
地元合唱団でお世話になっているピアノの吉田貴至さん、海の日チャリティー祝祭合唱団でご指導いただいているテノールの土崎譲さん、他のお三方も以前から存じ上げている歌手の方々なので、すぐ行くことを決めていて、楽しみにしていた。
のだが、行ってみて、オヤ?!と思ったのが、坂井田真美子さん、体調不良で、今回不参加と知って、正直、かなりがっかり。ということで、代わりに”海藻姉妹”というけったいな名前のキーボード&サックスユニットが加わって演奏した。
珍しいことにすべて国産の歌ばかり。日本歌曲や近年のヒット歌謡などが並んだ。
たまに、こういう趣向も面白いかも知れない。第2部では「秋桜」、「お祭マンボ」、「あずさ2号」、「また会う日まで」、「マイ・ウェイ」、「泳げ、たいやきくん」などなど。アンコールは「糸」。それにしても、オペラ歌手が歌うところに違和感があって、それが楽しい。
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