160715 ソプラノ歌手、坂井田真美子さんの初(?)プロデュース公演。開演すると、いつも坂井田真美子さんの伴奏をされるピアニスト石井里乃さんが登場、弾き始めたのが、なんと「すみれの花咲く頃」とは意表を突かれた。
今回の目玉は、坂井田真美子さんのウィーン留学中の恩師でもあるフォルクスオーパーのプリマ、クリスティアーネ・カイザーさん。かなり豪快、かつ繊細な歌いっぷりは印象に残る。声種はリリコ・スピントだろう。タッパもあるし、見栄えも上々。これで人気が出ないはずがない。モーツァルトやレハールがお得意なのは当然として、ヴェルディやプッチーニも結構聞かせるらしい。下はトラヴィアータの一場面。
ところで、肝心の坂井田真美子さん、プログラム上は2演目にエントリーしているが、体調不良らしく、今回の出演は見送りで残念だった。早く体調を整え復帰して欲しい。
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