161015
だいぶ以前から応援しているソプラノ高橋絵理さん出演とあって、楽しみにしていた公演。
YNOとは、検索しても説明が見当たらないが、作曲家の山田 香さんの頭文字とNEW OPERAということだろうと想像する。気鋭の作曲家とお見受けするが、近年意欲的に新しいオペラの道筋をつけようとされている様子。今回の演目は、話としては、よく知られた題材に基づく作品がラインアップされている。
今回は演奏会形式で演奏された「人魚姫」、40人ほどの堂々たる編成の若いオケの伴奏もあり、聞きどころ、タップリだった。お目当の高橋さんはもちろんのこと、他の歌手の方々も、十分な稽古を重ねられたようで、情感たっぷりにこの幻想的な演目を披露された。
人魚姫の内容からすれば、次はどうしても装置もコスチュームも、演技も含めた総合版で鑑賞したいと願わずにはいられない。
向かって左から新津耕平さん(王子)、古橋郷平さん(海の魔法使い)、マエストロ小森、藤田美奈子さん(王女)、そして高橋絵理さん(人魚姫)
作曲家の山田 香さんも壇上へ。大喝采を浴びていた。
ちょっとお痩せになったような印象を受けた高橋絵理さん。成長の跡、著しい。
#57