161229
朝、予約しようと109シネマズ川崎のいつもの画面をチェックすると、なんと残席1!!当然、最前列の端っこ。TOHOシネマズとチネチッタも念のためチェックしたが、上映しているのはここだけ。選択肢がないなら、仕方ない。その最後の席、A3を予約。
先日「君の名は。」を見たばかりだから、アニメを立て続けに見ることに。確かにいい作品であることは認めるが、それほど大評判になるとは、自分の中では、いささか疑問符が。
広島在住の普通の女の子が成長し、縁談で、呉の家に嫁入り、やがて戦争があり、原爆が落ち、艱難辛苦の末、それでも力強く生きていく姿を淡々と、ほのぼのとした作画技術で描いていくという、老若男女、万人向き作品。
主人公の声を担当したのん(能年玲奈)が素晴らしい!!!彼女にこういう才能があるとは知らなかった。彼女を抜擢した片渕須直監督は、やはりタダモノではないな。
それと、「君の名は。」とは、まったく別の手法による作画が、こうした、ややもすれば暗く荒んだ世界に、なんとも言えない温もりをもたらしているのも成功の大きな要素かも知れない。
#96 画像はALLCINEMA on lineから
今年はこれで打ち止め。100本には届かなかったが、まあここ数年で見れば、普通のペース。そんな中、今年のベスト10は、
・さざなみ
・手紙は憶えている
・トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
・ブルックリン
・淵に立つ
・オマールの壁
・ニュースの真相
以前より減ったとは言え、アメリカ映画が優勢