170517 高齢者無料日、先月同様、東京都美術館へ。今回は、買ったばかりの単眼鏡持参で、4時半頃に入館。もちろん「バベルの塔」以外はゆっくり見られる。ロッテルダムにあるボイマンス美術館門外不出の作品3点だけ、じっくり見ることにした。
これがいかに細密に描かれているか、改めて感動。
ヒエロニムス・ボスの「放蕩息子」。聖書に登場する有名な話が題材。あちこちに暗喩が描かれていて、飽きることなく鑑賞。
同じヒエロニムス・ボスの傑作、「聖クリストフォロス」これも画面いっぱいにいかにもボスらしい面白い図柄満載の作品。どこに何が描かれているか、それを探しまわるのも実に楽しい。
「バベルの塔」のみ、間近に見るには行列に並び、わずか10秒足らずで追いやられる。並ばずにすぐ見たい人は、列の外でも、ちょっと遠くはなるが、楽しめる。