ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

第12回二期会研究会駅伝コンサート@東京文化会館(小)

170723

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久々(多分、6年ぶり)に長丁場のコンサートへ。今回は、冒頭のオペレッタ研究会から英語の歌研究会までを聞いた。途中出入り自由で、特定の研究会だけにマトを絞って聞きに来ている聴衆、少なからず。

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余計なことだが、研究会が入れ替わる時に、何も場内を真っ暗闇にする必要はないと思うのだが。あれでは、途中入場者が手探りで、空席を探すのに手間取り、ろくなことはない。ついでながら、演奏中も、もう少し照度をあげてくれないと、せっかく立派なプログラムを読むことができない。そのあたり、以前も感じたが、なぜかホール側も頑なだ。何かそうできない理由があるかも知れない。

冒頭のオペレッタ研究会の演唱が素晴らしかったので、その後の各研究会の熱演もやや霞んだほど、というのはやや大げさだが、それほどインパクトが強かった。一糸乱れず歌ったり踊ったり、コスチュームも美しいし、よほど稽古を積んだと思われる。その中に、以前は度々聞いていたのだが、その後渡米されて、やや疎遠になっていたソプラノの宗田舞子を発見、休憩時間にオペレッタ研究会のブースを訪ねて、再会を果たした。

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オペレッタ研究会の皆さん。これは後半の衣装。前半は全員がオーストリアの民族衣装だった。

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素敵な民族衣装の宗田舞子。(いずれの写真も宗田さんから拝借しました)

スペイン歌曲研究会は、常連の塩田美奈子に期待したが、やはり杉並のパリアッチでやりくりがつかなかった様子で、登場されず、残念!

そのほか、存在感を示されたのは、ロシア・東欧オペラ研究会の橋爪ゆか、一押しコーナーの成田伊美、など。

イタリア歌曲研究会も、ベテランテノール行天祥晃を軸に、馴染み深いナポリ民謡などを次々に披露、見事なまとまりを見せ、聴衆を魅了していた。

#35  (文中敬称略)