170723
久々(多分、6年ぶり)に長丁場のコンサートへ。今回は、冒頭のオペレッタ研究会から英語の歌研究会までを聞いた。途中出入り自由で、特定の研究会だけにマトを絞って聞きに来ている聴衆、少なからず。
余計なことだが、研究会が入れ替わる時に、何も場内を真っ暗闇にする必要はないと思うのだが。あれでは、途中入場者が手探りで、空席を探すのに手間取り、ろくなことはない。ついでながら、演奏中も、もう少し照度をあげてくれないと、せっかく立派なプログラムを読むことができない。そのあたり、以前も感じたが、なぜかホール側も頑なだ。何かそうできない理由があるかも知れない。
冒頭のオペレッタ研究会の演唱が素晴らしかったので、その後の各研究会の熱演もやや霞んだほど、というのはやや大げさだが、それほどインパクトが強かった。一糸乱れず歌ったり踊ったり、コスチュームも美しいし、よほど稽古を積んだと思われる。その中に、以前は度々聞いていたのだが、その後渡米されて、やや疎遠になっていたソプラノの宗田舞子を発見、休憩時間にオペレッタ研究会のブースを訪ねて、再会を果たした。
オペレッタ研究会の皆さん。これは後半の衣装。前半は全員がオーストリアの民族衣装だった。
素敵な民族衣装の宗田舞子。(いずれの写真も宗田さんから拝借しました)
スペイン歌曲研究会は、常連の塩田美奈子に期待したが、やはり杉並のパリアッチでやりくりがつかなかった様子で、登場されず、残念!
そのほか、存在感を示されたのは、ロシア・東欧オペラ研究会の橋爪ゆか、一押しコーナーの成田伊美、など。
イタリア歌曲研究会も、ベテランテノールの行天祥晃を軸に、馴染み深いナポリ民謡などを次々に披露、見事なまとまりを見せ、聴衆を魅了していた。
#35 (文中敬称略)