181116 普段滅多に行くことのない所沢まで。正確には最寄駅は、航空公園。そこにあるのが所沢市民文化センター ミューズ アークホール。最大席数2,000以上で、日本でも最大級のオーストリア製のパイプオルガンが威容を誇る。(でもねぇ〜、我が家から片道ほぼ2時間!)
9割がた埋まった席には例によって高齢者と女性がほとんど。舞台の上も広々していて、すっきりした印象。19列19番はほぼど真ん中。
旧知の歌手ばかり。尤も鈴木愛美だけは、多分今回初めて。キュートで歌声も澄んだいい声だ。西村悟は体調不良だったのか、本調子ではなかったのが残念。
このガラコンは、7月のアプリコ椿姫でお世話になった美人ピアニスト、赤星裕子が自身の地元ということもあって、いち早く教えてくれた。彼女が主役のような今日の舞台だった。純白のドレスでまず登場、ピアノの音に合わせて、男女がカップルで1組ずつ登場するというおしゃれな演出。全員揃ったところで1曲目、タンホイザーから「大行進曲」。
進行はオッシーこと、押川浩士、茶目っ気たっぷりの進行ぶりはなかなか好評を博したようだ。
後半に登場した高橋絵理、一段と進化の跡が見られ、声の響きにはさらに磨きがかかった印象。すばらしいヴィオレッタだった。ちなみにSempre liberaのラストはEsに上げることなく原音でしっかり。ここは作曲家の意図通りでいい。無理してあげることはない。
これは長谷川 忍がヘン顔したのでなくて、たまたま。でも、珍しいから敢えてそのまま掲載。右側はジェルモンの成田博之。今回も安定した余裕の歌唱。
これはお借りした画像。
今回は、時間的に余裕があったので、楽屋にお邪魔して撮らせていただいた。
#69 文中敬称略