ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「三軌展」とラオス会

190517 毎年恒例の美術展鑑賞と昼食会。55年前に欧州に渡った船上で知り合った仲間と、年に一度、この美術展に合わせて会合をもっているが、年々、出席者が減り、これまでで最小の6名になってしまい、寂しい限り。

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T画伯もすでに当美術団体のすべての役職から下りたが、出品だけは続けている。

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「飛翔 - 地中海」津田勝利

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T画伯の作品の前で撮影。いつになくサイズが小さくなっている。神話シリーズも最終章。

サイズは小さくなったが、内容は相変わらず雄大である。

他に、目立った作品は、

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「流動」小林俊彦

超細密画だが、それしても、水面の描き方には脱帽。T画伯によれば、細密に描くのは単なる技術だが、それを超えた奥行きや作家の主張がどこかに見えないと意味がないと云う。本作については、かなり好意的なコメントだった。

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「2019年4月1日・夜明け・」大槌 隆

毎回出品しているこの方、自分の住んでいる千葉の海がテーマ。好きな作品のひとつ。

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「わだつみの・・・・」横須賀幸正

こちらも常連さん。独特の世界観をお持ちだ。

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「高架下・宇治」植木善三郎

これも細密画だが、偶然右上から差してきた日の光をうまく処理している。

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「ツエレ(ドイツの街角)」晦日静枝

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「運河沿いのホテルより」晦日静枝

いやぁ、構図といい色調といい、実に楽しい!!

そろそろお腹も空いてきたので、昼食会の会場、銀座アスター新宿賓館へと移動。