ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」三菱一号館美術館開館10周年記念

200226 ブロガー対象の内覧会へ。

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確か4,5年前に、森アーツセンターギャラリーで、「こども展」を見た記憶があるので、それ以来となる”こども展”。

その時とは画家がまったく異なるから、初めて見る作品ばかりで、その点でも、大いに興味をそそられた。一点撮りは認められないので、掲載する画像はかなり限られたものに。

さらに、コロナウィルス禍で、予定されていたトークショーが中止になり、これまでの内覧会とは少しばかり異質なものになったのは否めない。それでも、短時間ながら急遽高橋館長とTakさんのトークショーが設定されたのは不幸中の幸いであった。

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ブレのベルナールとロジェ(モーリス・ブテ・ドゥ・モンヴィル)の前で

本展の詳細については、→ 画家が見たこども展

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「室内の子どもと女性」(ポール・マティ)奥と「病める子ども」(ウジェーヌ・カリエrール)手前

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ジュヌヴィエーヴ・ベルネーム・ド・ヴィレール(ルノワール

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「少年のいる室内」奥と「猫と子どもたち」手前、いずれもボナール

他に当館所蔵のヴァロットンの作品にも子どもが登場するものが少なくなく、どれもチャーミングで、子どもに対する画家の目線が生き生きと感じられるものばかり。

今回も主催者の特別な許可を得て撮影。ただし、繰り返しになるが、一点撮りは不許可、さらに展示風景としても撮影禁止という作品もあり、ここに載せる画像があまりなく、いささか寂しい記事となった次第。

会期は6月7日までだが、新型コロナウィルス感染拡大防止策の一環で、3月16日まで、臨時休館となった。