201119 MERU
まったく知識も情報もなかったが、この山はインド北部にある、結構難攻不落の高峰。これは初登頂に成功した3人が残したドキュメンタリーフィルム。登山家が自分たちで撮影しているところがすごい。しかも映像がものすごくシャープで驚く。それもそのはず、中心人物のジミー・チンはあのナショ・ジオの山岳写真家でもあるということだから、無理もない。
2008年、最初のトライでは悪天候でテントに4日間も閉じ込められ、食料が尽きたことで、登頂までほんのわずかなところで、撤収せざるを得ず。それぞれに再起を期していたが、ジミーが雪崩に遭って奇跡の生還を果たすと、次はレナン・オズタークがスキーで崖から転落、頭部、脊椎に大怪我で再起不能と医者から見放されていたのが、これまた奇跡的に復活し、ついに2011年に中央峰シャークス・フィン・ルートによる世界初登頂を果たすことに。
こうした山岳映画を見るたびに思うが、なんでこんなしんどい思いをして人は登山に夢中になるのか、やらないもにはサッパリ!
ヒマラヤの高峰はほとんどがネパール領にあるが、インドにもこんな凄い山があること、初めて知った次第。それにしてもMeruとは、素敵な名前だ!