ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

馬込文士村の散策

210106 久しぶりに朝からどんよりの曇り空の中、バスで山王2丁目へ。そこから至近にある尾崎士郎記念館とすぐ隣接する徳富蘇峰の山王草堂記念館を訪ねた。きっかけは、最近、大田区文化振興協会が発行を始めた情報誌ART BEE HIVEの最新号が朝刊に挟まれて我が家に届いたこと。詳細は➡︎https://www.ota-bunka.or.jp/Portals/0/images/information_paper/ART%20BEE%20HIVE/2021ABH0105.pdf

勝手に歩き回ったため、山王草堂のある公園の裏口から入園。徳富蘆花のことは多少の知識はあったが、蘇峰については蘆花の兄で、ジャーナリスト程度の知識しかなかったので、展示物を見て、その凄まじい業績には圧倒された。➡︎徳富蘇峰 - Wikipedia

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入口付近の胸像

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同じく

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2階部分を移築し、全体を鉄筋コンクリートで覆った構造。

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貴重な往復書簡集の中には勝海舟ら著名人がズラリ!

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山王草堂から尾崎士郎記念館をつなぐカタルパの小径。5月、満開のカタルパを見に来るか。

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満開時のカタルパ(北米原産の落葉樹)

 

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尾崎士郎記念館入口付近

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同じく

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内部はここまでしか入れない。長嶋茂雄訪問時の写真が。

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奥に、双葉山とのツーショットが。無類の相撲好きだったそうだ。

 

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せっかく高名な文人墨客が暮らしていた地区にいながら、まだ訪ねていない記念館・博物館・居宅跡、少なからず。もう少し気候がよくなったらぜひ実行したい。馬込という名前から受ける印象は、江戸時代にはこの界隈、とてつもないド田舎で、馬がここらあたりで引き返したとか、まあそんな感じだ。ところが、坂や谷など地形が入り組んでいることから、戦略的に有利とみなされ、かの太田道灌はこの辺りを江戸城の候補の一つとした説がある。探訪価値、すこぶる高い環境なのだ。